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▼ 13 STELLA SW 5000HG 分解!
まずは、分解する前に、同じ条件にして重さ比較
やはり、新型 40gほど重い...
分解する最初の関門
19mmのローターナット(以前は 12mm)
このナットだけでローターは、ピニオンギヤに固定されているので、このデカサイズになると安定感が大幅に向上します。
偶然にも、外す工具をもってたのがラッキーでした。
注: このナットは、逆ネジなので、外す際にはネジを締める方向に回さないと、アルミナットなので簡単に舐めますよ
汎用のスパナもこのサイズ(19mm)は、デカイですしね!
後は、どうだ!!
一気に分解してしまいました。
ステラSWシリーズは、シマノのスピニングリールの集大成みたいなものなので、普通のステラの感覚で分解できます。
ただし、ボディを止めている、ネジが舐め防止のトルクスネジになってます。
サイズは、T8 です。
ベールアームも浅溝のヘキサゴンなので工具の相性が問われます。
いくつかの工具を買いなおすことになりました。
これが噂の、X-PROTECT
粘度の高いグリスが塗ってある...
前とそんなに違いは無いので、多大な効果を期待してはダメですよ。
(PVのように海底に沈めてはいけませんよ!!)
X-SHELD
もう、至る所に、ゴムのパッキンが入ってます。
分解、組立する場合に、落下や切断に注意です。
ココの防水は良い考えですが、ゴムなので経年劣化しますから、出来れば定期的(2年毎くらい)に交換した方が良いですよ。
ちなみにソルティガも同じね。
古いソルティガを分解してみると劣化して割れていて、海水が浸入してる固体を見かけますよ!
オイルインジェクションが廃止になったので、内部にオイルやグリスを入れられなくなりました。
要メーカーメンテだと思われます。
追記
2014 カタログに、IPX8相当(ボディ)の防水性能と記載されてます。
ちなみに、14ステラは IPX4相当とのこと...
X-RIGID GEAR
幅がデカくなったんで、ボディも厚みを増しています...
ステラSWなので、もちろん バリアコートしてます。
シマノのギヤは、いつ見ても綺麗
バリもなく、指に引っかかる事もありません。
ココ要注意ね!
ピニオンギヤが SUS(ステン)系から、高力真鍮?に替わってる
01SW 高力真鍮 → 08SW ステン → 13SW 高力真鍮?
意図的に材質を変更したのには、何らかの理由があっての事でしょうね。
でも、真鍮はSUSより重いのよね...
また昔みたいに、ネットで叩かれそうです...
真鍮もステンも、あまり強度に差はないのに...
あれっ いつもと違うぞ!!
今回一番の変更点は、ウォームシャフトギヤの前に中間ギヤLとギヤSで減速させてます。
昔の密巻構造のようですが、ハンドル2回転半でオシュレートするので密巻きではありませんが...
XG, HG, PG のギヤ比変更時のパーツを少なくする為に採用したと思われます。
ピニオンギア \3,000
中間ギア(L) \500
ドライブギア組 \4,000
上記の部品交換でギヤ比を変えられます。
追記
中間ギヤは、マイクロモジュール化されているので巻き心地が滑らかになっています。
この構造は14ステラにも採用されていますね。
ドライブギヤ用の左右のベアリングも落下止めのネジで固定されています。
X-RIGID ROTOR
左 08ステラSW 5000 右 13ステラSW 5000
見えにくいですが、88.7g と 88.9g
ローターは、リブ付で頑丈になりましたが、ベールがチタン製なのか重さは、ほぼ同じでした。
回転枠の重量アップは嫌ですものね。
ラインローラー
当たり前ですが、輪ゴムでスムーズに回ります。
D社の最上位機種のようなゴムパッキンは入ってないですからね。
X-RIGID HANDLE
アルミのハンドルノブは、重くて...
キャスティングの時にかってに動いて、ベールを閉じるので大嫌い!!
しかも冬は、冷たいし...
やはり 08のカーボンノブは、大きくても軽い(15gマイナス)
でも、互換がなくなったのは残念...
(4000, 5000, 6000シリーズ)
ハンドルノブは、従来どおり Bタイプの物が使用できますよ。
ちなみにスタジオオーシャンマーク製は、チタンを使っているので、さらに軽いし強い
互換がないのが辛い(泣)
ハンドル長が、08ステラSWと比べ 5mm長くなってます。
(60mmから 65mm)
パワーハンドルなので、おなじ HGでも、13ステラSWの方が、巻きが軽く感じるようになってます。
X-TOUGH DRAG
5000番シリーズは、スプールのドラグ機構は、08モデルと変わっていないと思われるのでバラしません。
バラしませんが、ドラグノブの中には、コイルドウェーブスプリングが入ってます。
このバネ、従来の半分の高さで、同じ加重が掛けられる優れもの
このバネのおかげで、安定した面圧が得られるので、ドラグ性能は向上すると思われます。
互換があるので、08ステラSWや、09ツインパSWにも使えます!!
しかも構造が変わっているので、防水性能も向上していると思われます。
但し、4000XG用は、08ステラSWや、09ツインパSWとの互換がなくなり、10ステラのみの互換となります。
分解してみると、さすがフラッグシップ
いたるところにコストが掛かってますね。
組み立て時にキッチリ収まるパーツ類、精度出しがしっかりしているので無駄なブレが一切ありません。
防水性能も、至る所を改善していて、コストを懸けた設計になっています。
これで、前と同じ値段とは思えない作りでした。
(カーボンハンドルは別売りになってしまいましたが...)
前の08ステラSWと比べても、しっかりした作りになっています。
分解の難易度も数段アップしています。
巻いた感じは?
08ステラSWと、13ステラSWを比べてみた限り...
正直言って、08ステラSWの方が、圧倒的に巻心地が軽いです。
たぶん、パッキンが回転の抵抗になっていると思われます。
巻いた時の、カッチリした剛性感は、13ステラの方が上です。
追記: メンテの仕方について
6000HGを買った人から、質問があったので記載します。
ぶっちゃけ、付属のオイルを差すだけで大丈夫な気がします。
オイルを塗るところは、メインシャフトやラインローラー、ローラーアームなどの回転する部位です。
(本年中にスプレーも発売されます。)
このクラスのリールになると、グリスの量が必要最小限しか塗ってません。
普及機のように海外組立品は、てんこ盛りにグリスが入っています。(精度の悪さをごまかす為に、グリスで消音しているのか?)
なので、高温になる夏場の車中は、グリスが流れる場合があるので、放置はやめましょう。
シャリシャリした場合は、メーカーにメンテですね。
今回の分解作業は、整備目的ではなく、改造がメインなので
昨年、08 STELLA SW 5000HG(Tuned Reel) に組み込んでいた。
ヘッジホッグスタジオさんの
プレミアムベアリング
71 SHG-1470HH(7×14×5) 1個
73 SHG-1060ZZ(6×10×3) 1個
80 SHG-630ZZ(3×6×2.5) 2個
HRCB防錆ベアリング
29 HRCB-950ZHi(5×9×3) 1個
上記BBを、13 STELLA SW 5000HGに装着します。
ベアリングサイズが変わっていないのがラッキーです。
シマノのAR-Bは昔、ネットで騒がれていたように、クリアランスが大きい気がするため
ベイトリールに組み込むとよく回転するけど、精度は悪い気がします。(シャラシャラ音がする...)
スピニングには、回転性能はあまり必要ないので、精度の高いベアリングの方が向いている気がします。
13 STELLA SWは防水性能も向上したので、防錆ベアリングも必要ないと思います。
購入初期状態で組込しても、ダイワリールのように黒い粉は出ないでしょうから...(爆)
ベアリングを交換して、組み立てて完成です。
なんということでしょう!!
シルキーなステラが、さらにシットリと...
マジでスゲー!!
ステラSWの剛性感に滑らかさが加わった感じ
このセッティングで暫く使ってみます。
ラインを巻いてみると、夢屋のリールスタンドを付けて 460gでした。
あ~ 沖磯行きて~~~
4月はこの子がお嫁に来たので超金欠なのと、多忙な為、遠征での釣りに行けません...(泣)
流石に、08ステラSW 5000HG と 2台も平行メンテすると、朝方になってしまいました。
次回は、近所でキャスティング練習してインプレして見ます。
- 2013年3月30日
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