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フローティングベストの話

今回は、ど真面目なログです。



最近、釣り場に行ってみるときちんと正装して釣りをしている人を良く見かけます。

でも、意外とフローティングベストを正しく着ている人はあまりいません。

タックルケースとして、フローティングベストを利用するなら、ヒップバックやショルダーバックの方が機動性もあるので、まだましです。

今年の夏に磯釣りに行ったときも、他のルアーマンはフローティングベストをちゃんと着てませんでした。


フローティングベストは正しく着用しましょう。
落水したら、簡単に死にますよ!!

僕も、今年のお正月に地磯から落水しましたが、フローティングベストを正しく着用していたので無事に帰還することが出来ました。
(バイク釣行だったんで、凍死しそうになりましたが...)

一番多いのが、股紐を外している。もしくは股を通していない人

二番目は、チャックが全開
(暑いのは、判りますが...)


自分は、フローティングベストを買うと、まず試着します。

 

股紐を体に合わせ、調整します。

 

この時、フローティングベストの肩の部分(浮力体)が、あごより高くならないよう入念に調整します。

さらにその状態から手を上にピシッと揚げ股間が窮屈でないか確認します。
(ウルトラマンの飛行姿勢で)

ウェーダーや防寒着を着る場合があるので若干のゆとりを持たせます。

調整した後、あまった紐が垂れ下がったりしないように...

 

PPテープを二枚重ねて、ボタンを付けるようにクロスで3~4か所、縫い付けます。
 

こうすることによって、磯場などでしゃがんだ時などに踏んだり、ロッドが引っかかったりする危険度がなくなります。

これで、完成です。

股紐のないフローティングベストは、ただのタックルケースです。
(股紐のない製品もありますが...)


夏に、フローティングベストを着て、堤防などから飛び込んでみると、股紐がないと落水の衝撃で簡単に脱げます。
昔、所属していた磯釣りクラブでは、実際に何度か飛び込みました。

フローティングベストは想像以上に浮力がありません。

股紐があっても、セッティングが出来てないフローティングジャケットは簡単に顔面が水に浸かってしまいます。
ましてや、少しの波でもあれば、呼吸が出来ず危険です。


長時間、水面を漂うことは絶対に困難になります。
正しい状態でフローティングベストを装着しましょう!




自分の近所で、春に水難事故がありましたが、流れの中、たった一人の水難者を救うのは非常に困難なことです。



サッカーやラグビーなどのスポーツでは、試合前に相手選手がウェアや装備のチェックを行います。
(小学生でもできることなので、大人の僕らもきちんとしよう!)

ダイビングでも、バディがプレダイブセーフティーチェックをします。


友人との釣行では、1分も掛からないので釣り場に入る前に、お互いにセーフティチェックを行いましょう。


釣りも立派なスポーツなのですから!






参考リンク: シマノ フローティングベストの基礎知識

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