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伝承。

  • ジャンル:日記/一般
私は先シーズンの釣りが終わってから、釣りに関することをほぼ何もしていない。

​すっかり、頭から釣りの事が離れていた。

そんな中、たまに見る雑誌や動画。

釣りから距離を取っていた私の眼には、何か物足りなさを感じた。


​やはり、どの内容も「メソッド」や「道具の紹介」等。


​確かにどれも大切な内容なのだが、何かが足りない気がした。



それは「未経験者への誘い」だと思う。
 


釣りと言うのは、楽しみ方は無限大なのだが、その楽しさを伝える何かなければ、未経験者は始めたいとも思わない筈だ。
 


メソッドや、道具の紹介は、すでに釣りをしている人たちに向けた物である。

​しかし、それではすでにいる釣り人の取り合いであって、釣り人口の拡大ではない。




私は数年前まで、スキー教師としてスキー場に居たことが有る。

​この世界も「スキー技術」の向上を目的とした、雑誌、DVD等で沢山出回っている。

​しかし、スキー場や山で遊ぶことの楽しさを伝える内容の物はほぼない。
 
 
 
​総会や、講習会では「スキー人口の増加を考え・・・・」等という話は出てくるが、本気で考えているとは思えない。
 
 
 
 
 
当時の私は、そこまで考えたことなどなく、組織の中の一人としての仕事を全うする事で繋がる物だと思っていた。
 
 
 
しかし、組織から抜け離れた位置から見てみると、おかしなことだらけである。
 

​ウィンタースポーツの楽しさ、スキー場の楽しさ。これを伝えて行かなくては、暖冬も重なりスキー人口は減ってゆくばかりである。
 
 
 
 
釣りも同じ。

スキー人口の減少のように、釣り人口も減ってゆくに違いない。
 
 
 
 
 
 
 
何せ、入り口が会員制のような物だと私は思っている。

​「経験者に誘われ、連れていかれて初めて知る物。」

​そう思っているから。
 
 
 
実際一人で行くような番組もやっているが、番組自体「釣りビジョン」でやっていると言う事は、視聴者は大半が経験者であろう。


​もっと未経験者に釣りの経験を手軽に出来るような、場所の提供。
​そして、その情報をいかに多くの人、それも未経験者に伝えて、「楽しそう」または、「自分でもできそう」ちょっと進んで、「やってみたら楽しかった」と思ってもらえるかにかかっていると思っている。

​釣り雑誌は、釣り人しか見ないなら、違うところで織り交ぜて取り上げてもらう等、工夫しなくては伝わる筈もない。


​私はそんな大層な事は出来ないが、私もこの役目を担っていると思っている。

それは「子供」だ。


​私も子供に「釣り」の体験をさせて、釣りの入り口までは連れて行っている。

​この子が例え釣りをしなくても、この子が親になった時、つまり孫に体験だけはさせてほしいと思っている。


​のめり込むかは別として、釣りと言う文化を伝承したいと思っている。


だから、お子さんの居るアングラーの方々も是非連れて行って欲しいと思う。

面倒だと感じる事も有ると思うし、子供が嫌がる事も有るかもしれない。


​しかし、工夫次第だと私は思う。

是非、釣りの入り口までは連れて行って欲しいと思う。


私も父と真剣に釣りをするが、成人になった子と一緒に釣りを真剣にしている親子を見ると、「素晴らしい」と感じる。

​こういった親子が増え、釣り全体が少しでも盛り上がって欲しいものだと思う。





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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