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矛盾。

  • ジャンル:日記/一般
私は矛盾だらけだ。


魚を釣りたいくせに、魚を大切にしたいと思 っている。

魚を釣りたいくせに、魚を釣らないようにし ている。

等々…

釣りをしない人から見ると、魚を大切にし たければ、魚釣りなんて止めてしまえば良 い。 そう思われても仕方ない。

「釣って食べなくても、生きていけるでし ょ? 釣りに何の意味があるの?」

と言われた事だってある。


でも、私は魚釣りが好きだ。 生涯の趣味だと思っている。

これを趣味としている以上、この矛盾から は逃れられない。

どう正当化しようとも、その考えを釣りを しない一般の人は分からないだろう。

だけと、釣りがしたい。 それも、長く。

そう考えたとき、自分が出来る事がなにか 無いかと考えた。

それが、最初に述べたような事だった。

私は散々魚釣りをしてきた。 鱸を年間で、相当な量を釣ってきた。

その殆どをリリースしてきたのだが、それ らは今も生きて子孫を繁栄させているだろ うか…

そう思った時、先ずは、リリース方法を自 分ができる限り丁寧に行おうと思った。

フィッシュグリップを貫通させないように 、なるべく口を素手で持ち、持ち上げる。 グリップの一点に力が掛かると、どんなク リップでも、穴が開く。

今年釣った魚で、グリップが貫通したこと はまだ1度もない。

口の持ち方も、口を広げないように注意し ている。 口が外れる可能性が有るからだ。

そして、触る手もしっかり水で濡らし、冷 してから触る。 私は最近、グローブを着けて濡らしてから 触るようにしている。

ベッタリではなく、指を添えるように… 腹を持たないように、肛門の下辺りを持ち 、内臓のダメージを極力抑える。

地面に置くのはやらないようにしている。 全て水のなかで、撮影、計測。

なので、全てがアバウト。 80センチ位なら、全て70後半になる。 それで良い。

私の場合サイズではないのだから。

従って、全てがウェーディングの釣りとな る。

水の中に浸けておくことは、魚のリリース の確率を飛躍的に高めてくれる。


リリース時は、唯一長い時間、魚と対面で きる時であり、至福の時でもある。 大切にしたいと思っている。

次に釣りの内容。

昔ならば、釣れるときに、つれる分だけ。 という、強欲的なスタンスだったと今では 思う。

今はそれとは違い、自分の満足感を指標に 釣りを楽しんでいる。

例えば、大型のサイズがボイルを繰り返し て連発するような状況。 それが、2、3本で分かれば、私の満足感 は満たされてしまうのである。

まだまだ、ボイルが続き、釣れるとしても だ。

私は、満足感を得られればそれは、1本で何 本もの価値があると感じている。 だからこそ、価値がある魚を追いかけたい と思っている。

そうすれば、今までの私が例えば年間150本 釣って満足していた所を、年間100本でもう 満足してしまう。

すると、50本は釣られずそのまま残る。 誰かがその中から釣ったとしても、全部は 釣られないだろう。

少ない魚で、満足度の高い釣り。 結果的に資源保護にも繋がっていると信じ たい。

もし、本当に私が考えることが合っている ならば、そう言うアングラーが増えれば増 えるほど、この魚釣りは長く続けられる釣 りへとなっていく筈だ。

一人20本減ったとしたら、10人で200本。

それらが、産卵し更に増える。 凄い数になりそうだ…

私は矛盾の中で釣りをしている、愚かな人 間。

魚達を釣る事が目的で、魚を守る。

矛盾だろうと、エゴだろうと、自然に釣り をさせて貰っているのだから、これからも できる限り大切にしていこうと思う。





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