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源流へ



私は基本的に平日休みが多いのですが、先日は仕事の都合で急遽土日が休みになりました。

ダメ元で休みになったことを報告すると、
だいちゃん・タッサンから
「◯◯川の源流にある、◯◯沢に行きます。一緒にどうですか?」
と、ご提案が。

「行きます!」
2つ返事で答えたのは言うまでもありません。
急な誘いにも関わらず、応じてくれた、だいちゃん・タッサンに感謝です。
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土日はライバルが多いので、前乗りして、明け方から行動を開始することにしました。

現地に着くと既にタッサンが居ました。

タッサン
「だいちゃんが来るまで時間があるので、先に練習しましょうか?」

この日もタッサンがハンドメイドミノーにかける熱い思いを吐露してくれました。
アイデアが浮かぶと、いてもたってもいられなくなり、膨大なプロトが出来てしまうんだとか。
分かります、その気持ち!
私の自宅にも膨大な数のプロトの残骸があります。

しばらくして、だいちゃん到着。

だいちゃん
「明日はゆるくやりましょう。◯◯沢に行くとは言いましたけど、無理してあそこまで行かなくても釣れますよ、きっと。」

それを聞いて少しホッとしました。
まさか翌日、ああなるとは思いもしませんでしたけどね 笑
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翌朝。
軽く朝食を食べて行動開始です。

だいちゃんはときどきゴミを拾っていますが、誰かのように天にかざしたりはしません 笑

それが
「人として当然のこと」
らしいです。


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最終の堰堤を越え、いよいよ入渓です。
良さそうなポイントがあれば竿を出しますが、あくまでも遡行が中心です。

「源流へ!」
気持ちは高まります。


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しかし、その思いとは裏腹に、魚の反応はイマイチな状況が続きました。


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(途中、だいちゃんが釣ったネイティブアマゴ。)


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(こっちは同じポイントでタッサンが釣ったイワナ。)

私は釣れず 笑
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しばらく行くと、
偵察に出ていたタッサンが戻って来ました。

タッサン
「道を見付けました。」

実はこの沢、古い作業道が沢伝いに残っているという噂は聞いていました。
ただ、道は荒れ果てて不明瞭です。
しかも夏は藪で覆われてしまうので、踏み跡を判別するのは難しそうです。

タッサン
「◯◯沢まで道が通じていれば、大幅な時間短縮になります。」

一同
「行きましょう」
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その道は…まさに壮絶でした 笑

「これって、インパールなんじゃ…?」


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その言葉が喉元まで出掛かっていましたが…
楽しそうに進むタッサンとだいちゃんに水を差すようなことは言いたくありません 笑

ヒイヒイ言いながら、2人の後を必死に追い掛けました。

だいちゃんとタッサンは単なる釣り人ではありませんでした。
「源流人」です。
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「落ちたら死にますに」ポイントを幾つか通過し、ようやく源流域にたどり着きました。

だいちゃん
「ここから降りて、◯◯沢の出会いまで釣り上がりましょう」

タッサンは道の開拓を兼ねて、先に進みます。
一度ここで別行動になりました。


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川に降りて最初のポイントで釣れたイワナ。
良い色してました。

さすがにここまで来ると魚もスレていないようです。面白いように反応が出るようになりました。


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沢の出会いまで遡行すると、タッサンが待っていました。
ここで一旦休憩です。

私はもうヘロヘロ。
お湯を沸かし、むさぼるようにカレーメシに食らいつきました。
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昼食後は、いよいよ核心部の沢に入ります。
入渓してスグにイワナが釣れました。


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イワナの外見も少しずつヤマトっぽくなってきたような?
まさに聖地ですね。

だいちゃんはスイッチが入ったのか、ドンドン遡行していきます 笑
後で聞いたのですが、反応がめちゃくちゃ良かったらしいです。


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タッサンが時計を気にするようになりました。
明るい時間帯に退渓するなら、そろそろ引き返さなければなりません。

後ろ髪を引かれる思いではありましたが、ここでロッドオフとなりました。
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退渓も気が抜けませんでした。
何しろ、あの道を引き返さなければなりませんからね 笑
昼食と水を空にしたぶん、バックパックは軽くなっていますが、体力は大幅に消耗しています。
足は既にガクガクでした。


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それでも、お二人が色々とフォローしてくれたおかげで、ケガなく無事に生還することができました。

クルマに戻ったときの安堵感は半端じゃなかったです。
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だいちゃん
「じゃあ温泉行きますか!」

実はこれが楽しみだったんです。
クタクタになるまで山を歩き、
沢を歩き、
その後に入る温泉はさぞかし良いだろうな~

クルマを運転しながらニヤニヤしてしまいます。

そしてついに目的の温泉に到着!

ルンルン気分でクルマから出ると…
だいちゃんの様子がちょっとヘンです。

だいちゃん
「やってないね。」

ウソでしょ~!

タッサン曰く、
山猿さんを招待したときに行った温泉も営業してなかったらしいです…。
(雨男には、こんな力もあるのか!笑)

その後は少し立ち話。
名残惜しかったですが、ここで解散となりました。

だいちゃん、タッサン、ありがとうございました!
次は本流サミットですね。


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