荒川から秋シーズン開幕(自分だけようやく)

  • ジャンル:釣行記

先週末で試験が一段落、昨日は自分の秋冬シーバスの本格スタートとなりました。
凄腕も折り返し地点を過ぎてはいますが、これからできる限り釣行して今週中にもリミットを揃えたいと思います。

今月の目標も5本で325cmと設定しました。(自分にとっては厳しめな難易度です)


とは云うものの、先々週のボートシーバスを除いて約2、3ヶ月ぶり?の釣行だったので、多少なりとも不安はありました。
今回持ち出した9ftのロッドでは1度しか釣りをしていませんし、まだ魚も掛けていません。
なんとしても魚を出したい!と意気込んで臨んだ昨夜の釣行でした。


ポイントはFimoの釣果報告で好調な荒川を選択。(こんなときFimoの情報は助かります)

夕食後急いでポイントに到着したがすでに21時。
ロッドを組み立てながら歩いていくと釣り人が等間隔に並んでいる。
流石都内屈指のメジャーポイント。この時期なら当然ですな(汗

明暗は諦めて人が少ない下流へ移動しながら誰か釣れないか観察。

---  誰の竿も曲がらない(滝汗
移動途中で声を掛けた一人の方だけが少し前に釣れたと言う。

不安になりながらも沖の潮目の寄り具合を観察しながら更に移動。
すると流れのヨレが見て取れる狙っていた場所にも先行者が。

仕方が無いので手前でキャストしながら様子見。
流れは比較的緩い様に感じるが、これが良いのか悪いのかが判らない。
久々の釣りではそれも仕方がないところ、と諦め…

痛!

ブユか薮蚊に手の甲を刺された。

慌ててグローブをする。

「そうであった、この時期はいつもこいつらに苦労していたのだ」などと反省していると先行者がこちらに近づいてきた。

挨拶して様子を伺うと、バラシが数回とミノーでアタリが何回かあったとのこと。もう帰るというので替わる様にポイントへ入る。

ここも流れは緩そうだが、30Mぐらい向こうは比較的流れていそう。

本来ならこの時期Boots90から入るのだが、なぜかルアーケースの中に入っていなかったのでアスリート9Sを投げる。
反応がないのでマリブからX80とチェンジするが反応なし。
レンジバイブでも投げようかと思ったが、少し冷静になって水面を観察することに。

ブレイクの位置はわからないが、太い流れがあるのは30~40Mほど沖。
ときどきベイトの群れも流されてくるのが確認できる。

そうなるとシーバスは上を見ているはず…
水面直下を探れるルアーは…ニーサンがあった!
震災チャリティの際に買ったやつだ。

アップクロスにキャストしてロッドは正面で構えて巻き始める。
暫くしてU字をかくようにルアーが泳ぎ始めた瞬間、

グンッ!

1投目から来ましたか。
ちょっと興奮しながらも初めて掛けた竿の曲がり具合をみながらファイト。
PE1号+フロロ20ポンドなので強引に寄せてくる。


60cmちょっと。

ニーサンは目玉から上しかみえない丸呑みに近い掛かり方。
いきなり深いバイトが出た。

丸呑みでエラから出血していたこともあり、速攻で凄腕用の写真を撮影してリリース。
(ゴメンよ、普段なら即リリースするんだけど)

深いバイトは全てが合っている証拠。
そのままキャストを続ける。(本当はカラーローテしたいけど、これ1個しか持ってないのよね…)

すると程なくして2匹目が来る。


40cm超えたぐらい、太い。

ラインをチェックして再度スナップも結び直す。

それから流れがさらに緩くなって一端落ち着くが、30分ぐらいして下げが強く利きだした。

ちょっと沖に強い流れがあるので、フルキャストを続けていく。
およそ60Mは飛んでいるだろうか。

立ち位置を若干上流側に移動してアップクロスに打ち続けて数分、
そろそろルアーが流れの緩い側に差し掛かるところで、

ゴンッ!

こんどはちょっと重量感がある良い引き…2度のエラ荒いをかわして無事にランディングの3匹目。


60cmないぐらい。これも太くて良いコンディションだ。

いずれの個体もしっかり餌を喰えているような魚体。
荒川シーバスの状態はかなり良いと確信。

その後、水面で一発派手に出るが乗らず、流れも落ち着いてきたので終了とした。

久しぶりでポイントも成り行きだったが、上々の結果で満足。

もちろん課題も見つかった。
凄腕用に写真撮影をするため、出血している魚を直にリリースできなかった点だ。
少し余裕があれば「この程度の魚はいずれ入れ替えるから」と即リリースできるのに、「このサイズがもう釣れないかもしれない」と欲に負けて余計に弱らせてしまう。

なるべく早いリリースをするべく、一連の作業を短時間で終わらせるような工夫を考慮しなければ。


それでは本日はここまで

※夏のセミナーで村岡氏がニーサンは此の秋に凄く期待しているルアーです!と熱く語っていた通りになりそうな予感がした釣行でした

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