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5年ぶりに折れたロッドの修理

  • ジャンル:日記/一般
今年は入って初めての投稿となります。
遅いご挨拶ですがよろしくお願い致します。

6年程前、定年退職祝いで息子からのプレゼントロッドを1年足らずでキャストミスで折ってしまいした。その当時は免責修理を選ばず新しくロッドを購入。結局息子からのロッドは捨てず今までトランクルームの奥で眠っていました。(息子にはないしょ)

初夏から始まる小型青物ゲーム(スーパーライトショアジギング)に折ったロッドを使おうと思い、この冬から少しずつ修理を進めて来ました。

先日修理ロッドの試投を実施したので修理から試投までの経緯をまとめて置こうと思います。

●忘れもしないロッドを折った瞬間。
それは今から5年程前、釣り仲間がフラット狙いばかりだったので自分もその影響を受けフラット狙いに。初心者のくせにライフジャケットにウエイダーと装備はいっちょ前。でも技量が伴ってません。たらしたルアーが振り抜こうとした瞬間ロッドのラインをルアーのフックが引っ掛かり 

”バッキ” と暗闇に響きわたる音

なにが起こったのか判らず、折れてぶら下がったロッドを見た瞬間なぜ? 肩を落として暗いうちにサーフを後にしました。サーフ・インして数投の出来事でした。         
(図1)
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折ったロッドはそのまま、トラックルームの奥へ。

●ロッドを修理しようと思ったきっかけ
毎年初夏からサーフでの小型青物の狙いで15g~28gのメタルジグを8ft6inの硬めのエギングロッド。15g以下のプラグ、メタルジグを7ftの硬めのメッキ用ロッドで対応してました。しかしナブラが遠いとそこまでルアーが届かない場面が多々あり、もっぱら近距離戦に絞られています。かと言って小型相手にライトショアジギングロッドではゲーム性に欠けてしまう。そうこう考えている内にトランクルームに眠っている折れたロッドを修理にて今季の小型青物狙いに使う事を考えました。

「修理ロッドの仕様」
・やや柔らかめのサーフロッド
・アクション:ファースト
・全長:10ft
・対応ライン:pe0.8~1.5
・対応ルアー重さ:15g~40g
1oz前後のルアーを遠投に最適と判断。

この下からは修理の記録を記してい行きます。

1)折れ残ったチューブラ印籠芯を丸ヤスリで削りだし。
この作業が一番大変と言うか一番時間がかかりました。偏った削りにならない様、少しずつ時間をかけ注意しながらの作業でした。
(図2)
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2)内径の測定。
NO1ティップ側印籠芯差し込み部の内径測定、N02バッド側印籠芯固定部の内径測定で印籠芯(カーボン棒)サイズの絞り込みです。
(図3)
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4)印籠芯(カーボンソリッド棒)の準備
カーボンソリッド棒の購入は静岡県にある釣り具のイシグロさんより購入。ネットで調べてたら釣り具のイシグロさんでロッドビルドをしているのを知りメールで問い合わせをした所、修理はやってないもののカーボンソリッド棒を代用した印籠芯のアドバイスを頂きイシグロさんでの購入となりました。

 カーボンソリッド棒が到着しました。

3)NO1ティップ側印籠芯差し込み部のはめ合い確認

NO1ティップ側に差し込んだ瞬間やらかしてしまったと思いました。

”ブカブカ” です。 測定ミスです。

やむを得ず0.5㎜太いものを再度購入

またしても ”ブカブカ” です。

さらに0.5mm太い物の購入を考えましたが、そもそもロッドはテーパ形状に対し、カーボンソリッド棒はストレート形状。無理が
あります。0.5mm太くした事で今度は逆に被り代が短くなる可能性が考えられます。
(図5)
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再三の購入はやめる事にしました。

4)バッド側へのカーボンソリッド棒の圧入
削ってはカーボソリッド棒のはめあいの確認の繰り返し手で力いっぱいで何と入るまでもっていきます。そして瞬間接着剤で固定。
(図6)
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5)NO1ティップ側のはめあい調整
はめあい調整は苦肉の策のガムテープ。貼り位置、厚さを確認しながら貼り直しを繰り返し、いい被り代にもっていきます。
(図7)
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(実際の写真)
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完成です。

●試投を兼ねてフラット狙いに湘南サーフへ
釣果は得られませんでしたが、30gのシンキングペンシルを問題なくキャストできました。はめあい調整で使ったガムテープでの緩みを懸念しましたが、緩みなく出来た事を確認し一安心です。  
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これか始まる小型青物狙いでの実釣が楽しみです。
 

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