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▼ サラトガ釣行1 -ドラゴン現るの巻
- ジャンル:釣行記
- (サラトガ (アロワナ))
終わらない仕事を強制終了して、
1泊2日の遠征準備が終わったのが午前1時・・・
今から朝マズメに間に合わせるには、睡眠時間は1時間ほどだ。
ふぅ~と息をついて目を閉じたらすぐに落ちた。
と思ったらもう目覚ましが鳴った、1時間なんてのはアッという間だった。
ここ数日間まともに寝ていなかったこともあり、
目覚ましを止めたはいいが、目まいが始まった。
グワングワン回る世界、とにかく体がいうことを聞かない。
ベッドがまるで底なし沼のように深く感じた。
・・・ダメだこりゃ、これで運転なんてしたらたぶんデスドライブになる。
朝マズメは諦めて、また目を閉じた。
パッ!と目覚めたのはそれから4時間後の午前6時。
目まいはない。体もいくぶん軽い。
よっし行っか。
空はスカッと晴れていた。
2時間半のドライブ。2か月前に「それいけ爆釣中!」で行った記憶が懐かしい。
釣りに行く前の妄想は果てしなく続き、
どう釣るか、どんな写真を撮るか、動画も撮っちゃうか・・・
いろんなことが頭をグルグルする。
宿にチェックINし釣り場についたのは、11時を回っていた。
ま、もうマズメ時は終わってるし、気負いは特になくゆっくりと準備を始めた。
風は弱く、耳をすませばいろんな鳥の鳴き声が澄んだ空気によく通る。
タックルやルアーの写真を撮ったり、景色を撮ったり、
そんなノホホンとした始まりも悪くない。
今回はロッドのテストも兼ねている。
iD(インディビジュアル・ディベロップメント)で作られたParadox665テスト。
6フィート6インチ5パワーだ。
そこにアルデバラン15を合わせた。(ぴ、ピントがあってねーぜ・・・汗)
日が真上にきてとにかく暑い、刺さるような陽射しは夏のそれだ。
ロッドリールともに初めてだからとりあえず肩慣らしのつもりでBポイントで始めた。
ロッドを握って少し振ってみる、うん、おそらくバラマンディをかけても大丈夫だ。
小型の魚は眼中にない・・・そんな竿だ。
でもファーストテーパーなのに、軽いルアーもシュパッと抜ける感じで飛んでいく。
投げるという感覚よりも、シュパッと切ると言った感じだろうか。。。
キャスト毎にフムフム、なるほどと感覚を掴み始めていた。
このロッドの特に気に行ったのは、感度が良いこと。
ファーストアクションならではのビンビン伝わる感じ、
しかもグリップまでカーボンなのだ、感度はビリビリだ(笑)
とにかくルアー操作がしやすく、ルアーの動きがよくわかる。
ウムウム・・・よしよし、軽くトゥイッチを入れた時だった。
コツン!
あ、何かが当たった。竿を少し煽ったがノラズ・・・
何かが追ってるな、そう感じつつゆっくりとリトリーブをする。
また軽くトゥイッチを入れた後・・・ガツン!!
サラトガの硬い口にフックアップさせるために強めに合わせる。
重量あるトルクを感じたと思ったら、いきなり豪快なジャンプ。
うわっ、デカトガだ!
やばい!!という感覚とキタコレ!!という感覚と、
えっ写真、エッ動画も撮っちゃう?
なんて余裕と・・・いやすぐにネットインしようよ~と・・・
とにかく頭がビジーな状態だった。
ガボガボッっと水面に出てエラ洗いをしたときに、
フックがしっかりとかかっているのが見えた。
そこで結局決めたのが、動画撮影だった。
一眼のスイッチを入れ、動画モードにする。
魚はまだ元気いっぱい、ボート回りをギュンギュン泳いでいる。
僕はというと片手でいなすだけw
これだけでもデカトガ相手に舐めたもんだけど、
せっかくだし・・・と思って頑張ってみた。
2度のスーパージャンプと大きなエラ洗い、美しい魚体とルアーと竿のアップ。
一通り撮ったし、最後でバレたら嫌だな・・・そう思いそそくさとランディングした。
ネットに横たわる魚体はとてつもなく大きかった。
良かったバレなくて、これはもしかしたら自己記録かもしれない。
急いでボートを湖岸に付け、サラトガが弱らないように水につける。
こういう時に大きなネットは便利だ。
ここまでの大きさになるには相当長い間生きている個体だ。
透き通るオパールのような大きな鱗に朱点が散りばめられた美しい魚体。
写真を撮り、リリースするとやれやれと泳いで行った。
さっきの動画、どうだろう?
ドキドキのワクワクで、動画を探す・・・ん!?
あれ?、アレ?
血の気が引き始めるのがわかる、まさか・・・
そう、焦っていた僕は録画ボタンを2度押していたのだった。
つまり・・・なにも録画されていなかったのだ(爆笑)
81㎝のドラゴンのような個体と出会えることなど、滅多になく、
バレるリスクを背負って激熱のファイトシーンを撮ったはずが・・・チーン。
自分の間抜けさに苦笑し、慰めるように写真を眺めたのだった。
それでも近年釣りプレッシャーが高くなり、大型魚は減ったと思っていた中で、
10年近く更新できなかった自己記録をキャッチしたのは嬉しかった。
それから夕マズメには2度もドラゴン級に近い大型の個体が
水面を割りサーフェスルアーに襲い掛かってきたが、硬い口に阻まれた。
日が暮れ、ピーン・ピーンとまるで金属音のような鳥の鳴き声が響き渡る。
どこか遠くでバシャ!!という捕食音がした。
ドキッ、ワクッとしたがそれっきりだった。
静まり返る湖面は納竿を促しているようだった。
また明日だ。ボートを走らせると汗ばんだ髪が揺れ、
抜ける風が最高に気持ちよかった。
サラトガ最高!!また会おう!!
タックルdata
ロッド: iD Paradox665 test
リール: アルデバラン
ライン: 細いPE(あまりお勧めできない細さです)
ルアー: ノースクラフト・・・秘密(♪)
- 2016年4月26日
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