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気付けば蒸し暑さを感じる梅雨前の6月に。



全国的に緊急事態宣言が解除され、
予防策を兼ね備え、釣りに行く人も多いのではないでしょうか。




自分もその1人。

連休は遠出してサーフ
それ以外の日は近隣河川でシーバス


確立しつつある釣行も
ここ1ヶ月はシーバスのみ。それも片手程の回数。





と、言うことで
4月初頭以来のサーフへ
いつも共にする友人も連れて行く事に。






3時前に現地エントリー。
時間の経過とともにうっすらと青くなる空

穏やかな波の音を感じつつ、
いつ来るかわからないその時を待ちわびていた。





辺りを確認できるくらい明るくなる。
平和すぎる水面。


そう、ベイトの気配はあまり感じられず。
ただ、まぁいつもこんな感じの海だよな、と

しかし時間はam5時。これからだろう。




同時に何かを感じ取り、
ある予想を立てて横を見る。




明らかにやる気を無くし、
こちらに向かっている友。



やはりな。
場所変えよう、って事だろう。と



予想は的中。



一番いい時間だから此処でやるべき
いつもこんな感じの海だろう、と自己主張。

中々頑固な友。
釣りに関しては特に自己主張を曲げない。

意見交換の後、2〜300mほど離れた
同じ海岸線は歩いて移動。

"そんな距離で何が変わるんだ、"とも言ったが。


場所移動し、30分の釣行
結果は根があり、お高いかっ飛び棒ロスト。
最悪の結末。




その後場所を2回変えるが状況は変わらず。
移動の最中に朝マズメに終了。

最後の場所に限っては
「眠いから寝てるわ。」
の始末。


こちらとしては久しぶりのサーフであり、
釣れなくとも、久々の海を感じたいので
車内に放置して1時間程、単独釣行。

新場所でもあったので現地調査を兼ねた1時間。
釣れなくても楽しい1時間であった。



結局、悶々と不完全燃焼なまま午前中に帰宅。
釣果も全場所0バイトNOフィッシュ

帰宅途中にSNSでエントリーした場所の釣果を確認。

自分が移動した後に出た思われる釣果投稿がちらほら。

「あの海の感じで出ると思わない。」
「結果見てみろ。」
「SNSは信憑性がない。」
「それをいつも一番参考にしてる奴はお前だろ。」
「場所が悪かったかも。」
「朝マズメに移動したおれらの判断ミス。」



ほれ見てみ！！！！

と、言う気力も無く。




翌日は朝4時に起き、最近ハマっている
いや、本格的に頑張ってみようと思っているバス釣りに。
のんびりと5時間近く、池を打ち滅ぼして来た。
結果、ミスバイト1本だが、やり切った感満載。
前日の鬱憤が晴らせた事もあり、
非常に満足して帰宅。







自分の満足行く釣果を求める彼の釣りスタイル
釣果よりその過程を楽しむ自分の釣りスタイル


釣れてもサイズが小さければ満足いかない
釣れる気配がないと感じればどんな時であろうと
やる気を失う


小さくても釣れれば嬉しい
何故、狙った物が釣れなかったか
サイズの小さいものしか獲れなかったか
何故、ホゲたか
それを考えながら、また次頑張ろう


根本のスタイルが違う分
意見がぶつかり合う事はしばしば。



釣果を喜び合ったり
行き帰りで釣りの色々な話をしたりと
誰かと釣りに行く楽しさ。これは十分に理解。


しかし、
行く場所、時間が制限される
どちらかが譲る場面が出てくる
やりたい事が全てできないかもしれない

という面もある。



後者の面を我慢できなければ
やはり釣りは"1人でやるもの"なのか




最近では単独で行く事も増えている。
出発時間も釣行場所も自由。
気遣いのない、気楽でとてもいいもの。

友人に対しては
"行きたきゃ連れてくわ"くらいで。




1人で行って、釣果を報告し合う事もあるが、
現地でリアルタイムにそれを共感出来ない
寂しさというか、つまらなさ、というか

ちょっとメンヘラな感情を感じたり、感じなかったり。



きっと似たような、同じような経験のアングラーさんがいるのではないかと
人によっては愚痴っぽくも聞こえる内容を投稿。




何かいい方法はないものかと、
時々ふと思う程度であるが、早2年経っている。



今、出つつある結論は、

"互いの性格の問題"





となれば、一生解決しない。


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