ショア青物 97cm 9.5kg

さて・・・次は・・・




何行こうかな・・・




冬から春までの間10年ぶりぐらいにシーバスをガッツリやったので他の魚が恋しくなってキビレ狙いに市内の川へ




キビレはシーバスと違って時期さえ合わせれば簡単にポンポン釣れてくれます(^^)






毎年このぐらいの時期には何度かキビレに遊んでもらってます


多い時は1時間あたり7匹〜釣れて40cmがアベレージに




ちょっと例年より渋いかなー?と思いながら人を誘ったりしながら遊んでるとドンドン数は減ってサイズは落ちて…代わりにクラゲが川を埋めるほど増えて…




簡単に釣れるけん一緒に行くで?

今度こそ釣らせてみせるけん行こう!

もう完全にガイドする!




潮のいい日を狙ってもクラゲが多すぎて…ついには
釣れる釣れる詐欺の被害者の会まで出来てしまって訴訟問題に(笑)





まぁ前半はボッコボコに釣れたんで今年は渋いっていうよりタイミングが合わなかったんだろうと次の魚種を考えてました




梅雨入りして川のキビレが渋くなり始めるタイミング…梅雨…初夏…


外洋ハイシーズン!!!





てことで太刀魚や根魚を狙いたくなって予定を組んで〜♪

前日にドタキャンされて〜♪

ふてくされて〜♪

立ち直って〜♪





ロベルトくんが青物を狙いに行くって言ってたのを思い出して連絡して、遅れる可能性があるけど多分行きますと伝えました






そして嫁には怪しまれないように疲れたを連呼しつついつもより早めに寝ます


もちろん目覚ましなんてかけるとバレてしまうので体内時計を信じてスマホを放置し子どもを寝かしつけながら自分も就寝






最近エクストリーム出社をしてなかったので体内時計に誤差があったようで0:30に起きてしまいました



用意もまだ出来てないし…今から準備を…それにしても…まだ早い…かな…zzz






次に起きた時には2:33




…oh!





急いで用意するものの最近はキビレとシーバスとフラットばかりだったので根魚やサーベルフィッシュや青物のタックルが色んな場所に散乱してます



モタモタと用意するんですが起きて歯磨きしただけではまだ脳みその回転は遅くて自分で自分にイライラ







一回落ち着こうと目を閉じて深呼吸して考える事にしました

(あかん、めっちゃめんどくさい もっかい寝よかな 腹減ったなぁ このまま急いでもマズメに間に合わんかも けどファミマのチョリソーのパン食べたいなぁ 早起きは3匹の得とか条件は悪いほど釣れるって言うしなぁ ほれにしても用意がめんどくさすぎる よし、青物だけ狙お)




サーベルと青物のダブルターゲットとかぬるい事は言わずに青物だけにターゲットを絞ってみました


まぁ時間なくて用意が心の底からめんどくさかっただけです




ロッドと替スプールとライジャケ持って、ルアーケースにダイペンとペンシルポッパー一個ずつとスケベ心のミノーとジグちょっと入れて絶対忘れ物あるんを確信しつつ家を出発




家を出た瞬間リーダー忘れたんに気付いて


バイパスに出る時にタモ忘れたんに気付いて


旨くて辛いチョリソーソーセージ買った頃にクーラー忘れたんに気付きました




けっこう凹みましたけど代わりにマズメには間に合いそうなのでテンションをどないか上げつつ駐車場に到着





駐車場では黒い車が一台が用意中

(1人は寂しいしあの人と一緒に歩いていこうかな)





そんなタイミングでもう一台車が到着

(第一歩を最初に踏み出したやつが勝ち、人生は先行逃げ切り)





基本的に車から釣り場までは早歩きかジャンプで元々速いんですけど後ろに人がいると普段よりソワソワなります

ここでグローブを忘れた事に気付きました





今日のタックルはブルースナイパー100MHにブラスト4000SHなのでグローブ無しは正直キツい…

今日の忘れ物の中で1番凹みました






そんなこんなでポイントに到着してロベルトさんと話しながら用意♪





ラインを通してスナップつけて何を投げるか考えながら横を見ると綺麗な放物線でケミホタルが飛んでいきます




足元を見るとほどよく香るキビナゴ





あかん、めっちゃ羨ましい…準備万端かよ




まだ暗いうちだったので早々にスケベルアーをセットして夜でも確認できるような流れの方向へフルキャスト




使ったルアーはサイレントアサシン129Sのフック強化したi字チューン




流れの中も外も通してみたんですけどパッとしないのでスケベついでに一本だけ入ってたジグをキャスト




なるべくいい時間にジグは使わないようにしたかったので最初からボトムを中心にショアスローな感じで探ってみました




多少ベイトが当たるような反応があるんですけどクラゲの可能性もあるので徐々にレンジを上げつつどの層で反応が消えるかチェック





クラゲの可能性も考えながら中層を過ぎてもレンジを上げ続けてると結構近めで浅めなレンジで明らかにベイトとわかる反応が



コツコツコツコツってベイトの群れを抜けるあの感じ



そのままベイトが当たったエリアを打ちながら観察してると一瞬だけ小雨が降ったような小さな波紋が起きました



『ベイト浮いてきたわー』

周りにそう報告した直後にボイル!






夜のうちに接岸したベイトが夜明けに合わせて浮くのは当然

ベイトが浮けばフィッシュイーターが襲うのも当然


今ついてるルアーが青物用のルアーだろうがボイルのあった場所に打ち込むのはルアーマンとしてこれも当然ですね





スカウター130HDがついてましたが関係なくきゃすと!




周りは一気にテンション上がって活気付きますが、僕はもう1つの当然を知ってます




『ボイルを見てから慌ててキャストしたって釣れない』




ダメなのはわかりつつ薄い期待を持ちながら次のボイルを確認する為に集中




その方向を向いてたおかげで水面を飛び出す魚体をしっかり確認することができたんですが…え、サゴシ?シーバス?




5〜60cmの小さな魚がイルカジャンプしたり太刀魚みたいに水面を切りながらバサバサーっと…そして沈黙







めっちゃ活性高いですやん!魚おりますやん!ベイト浮いてますやん!けどその魚違いますやん…




と一瞬テンション上がったものの冷静にルアーをミノーに変えて、最初にベイトが触った沖向きの流れの中にキャストしました




まだ薄暗くなりだした時間なので小さい魚が暴れた方を打つよりベイトの居そうな位置を優先






その1投目にクラゲが掛かったようにドスっと重くなってロッドを立てるとちょっとビチビチしたのでゴリ巻きすると水面を滑ってくるシーバス









50cmぐらい?
ターゲットでなくてもルアーで魚が釣れると嬉しいです(^^)




けどシーバスと青物ってあんまり混泳してるイメージないんでちょっとテンション下がってみたり





ここでフィッシュグリップとプライヤーを忘れた事に気付きました





ロッドのパワーは十分なのでとりあえずシーバスをぶら下げてロベルトパイセンの所に行ってグリップとプライヤーを借りてフックを外すんですが水面を滑らせたせいでフックがワケワカメな掛かり方してて最終的にはフックをルアーから外してアイの方から抜きました(T_T)






気をとりなおしてちょっとコースを変えつつフルキャスト



アクションはダイペンを使う時と同じ

ロッドを下に大きくさびいて、さびき終わる前にリールを巻きだして、またさびいて…ドスン!!!





よしキター(^^)







ってフッキングしたらイヤンバカンと首を振る




…出たなコノヤロウ








『これ魚種がちがう!』






必要最低限のセリフだけ周りに伝えてフルフッキング






『シーバス?』と聞かれたので改めてロッドにテンションを掛けたまま魚の反応を見てみると明らかに特大の首振り






『いや魚種変わった、見てこの首振りの幅!』


と余裕のファイト








ここで脳裏をよぎる嫌な思い出…


今月の頭にシーバス狙いでヒットさせた自己記録確実なブリ


バイトの瞬間もフッキング直後の首振りもファイト中も何回も魚体を確認


確実にメーターオーバーでめっちゃ時間かけて慎重にファイトした末にバラした苦い思い出…




今日は逃さんぞ!!









そもそも今日は






直線的に投げたルアーを直線で回収する簡単なお仕事






いきます。











まずはゴリ巻き

魚体が首振ってもんなもん無視

逆にテンション抜く方が不安です

魚が追い合わせキメてくれよると思ってゴリ巻き続行

魚が器用に反転してダッシュしたら膝を使って大きく屈伸





パルクールのハウツー本を参考に力を円の動きで逃すんです、わかりますね?





ポンピング一発で魚をこっちに向かせたらまたゴリ巻き



途中で魚が暴れたらパルクール






魚体を武器に横に走りだしたら歩いて進行方向にロッドを向けるとあら不思議勝手に逆を向いてくれます





ロッドを右に左に振ってほぼほぼ正面から寄せてきて段々と魚体が見えてくると…

『あかん、小さいわ。めっちゃ小さい。デカーなかった』




近づいてきた魚を確認した瞬間メーターはなさそうだったのでこんなセリフ言うてしまったんですが調子に乗ってますよね



けど2週間前に更にデカい魚に完敗したばかりなので自分の中ではターゲットはハマチではなく『メーターオーバーのブリ』なんです(>_<)




ヒザから崩れ落ちそうになりましたけど正面から膝つくのはパルクール的にはマズいみたいなんで必死に持ち堪えました(T_T)




とりあえずランディングしやすい場所まで魚を移動させるとカリスマランディングマンであるロベルトさんが入水したり落ちそうで落ちない身体能力の限界を披露しながらキャッチしてくれました




小さい連呼した後なんで声には出せませんでしたが水面から頭が出てくると

(頭デカッ!!!)





グリップを受け取ると今まで持った魚で一番の重さ



地面に魚を寝かせてみると思ったより長さがあって普段は使わないメジャーを急いで取り出しました




淡い期待を胸に…頼むぞ…こいっ!








くそぉ(T_T)









そこからはストリンガーに繋ぐ場所を探して歩いたんですけどブリが暴れる度に手首やられそうになって
『痛たたたたたたたたっ』






あんまり歩くと血が抜けにくくなるし手首やられそうなんで長期戦を覚悟して


『僕ゆっくり血抜きするんで良かったらここ投げてください、こっちももう1人入れますよ、遠慮なくどうぞ』


と自分のポイントを空けて離れた場所でエラを傷つけて血抜きしました







その後は追加するなら是非トップでとダイペンやペンシルポッパーを投げますがすでに気配は無さそうな穏やかな海






風も波もなくよく晴れた行楽日和



公園でバーベキューするにはぴったりな日ですね






けど釣りはというと
『日和良ければ釣果なし』


さすがヒロセマンいい事言いますねー
正にその通りだと思います








まだ時間は早かったんですが重たい魚もあるしクーラーないしフィッシュグリップないしって事で早めに撤収準備をして近くで釣りをされてたヤフーブログのウラケンさんていうアングラーの方と雑談(^^)




僕達のランディングツールがフィッシュグリップのみだと気付いて駆け付けてくれた優しい方で僕の無駄に長いブログを読んでくれてるとか




ブログにコメントくれたり見かけた時に声かけてもらえるとかなり嬉しいです(^^)





色々話してるといい時間になったので連絡先を交換して仕事前の短時間釣行終了





そこから車まではでっかいツバスを赤ちゃん抱っこして運びました









たっくるでーた

ヤマガ ブルースナイパー100MH
ダイワ ブラスト 4020PE-SH
スプール キャタリナ4000H
よつあみ ウルトラジグマンX8 35lb
よつあみ ガリス FCアブソーバー 30lb
カルティバ サイレントスナップ #1
ima 裂波120 ST56-#4×3



97cmぐらいで9.5kgぐらいでファイト時間は3分ぐらいでした


フックがもうちょい強かったら更にタイムは縮めれると思います(^^)







あ…今気付いたんですけど自己記録じゃ!

やったー\(^O^)/

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