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▼ 画竜点睛、隅田川周辺0810

 
シイラの引きにすっかり魅せられて
オフショアタックルやルアーをネットで眺めては
溜息を付いている灰色男です
 
仕事が忙し過ぎてシーバスにも行けていなかったのですが
たまたま早上がりできたので久しぶりの釣行
 
調子のよい荒川や旧江戸まで行ける時間はなく
終電でいつもの隅田川方面へ
 
着いたのはちょうど上げ止まり
ただ、夏特有の南風で東京湾は実測潮位が+20cmと高い
 
壁際をひと通り探ってから常夜灯の明暗の先にあるブレイク
いるならここだろうと思ったとおりギャンブラーにバイト
 
小さいので抜き上げようとしたら空中で外れてバイバイ
まだいるかな？もう一度丁寧に探ってさっきよりましなサイズ
エラ洗いを上手くいなしたが、こちらも抜きげポロリ

 
ついてない

 
浮きストラクチャの際をさらっていくと
アルカリにココンと反応があったがあわせると軽い
 
巻いてくると何か付いてる、ベイト？
 

 
これかい！

 
支流筋のポイントを軽く撃ちながらランガン
 
ノンビリやりすぎたか、そろそろ夜明け近く
少し水深のあるオープンエリアではベイトの気配
 
完全に明るくなるまでの勝負と、前回に唯一反応のあったTKLM
扇状に探っていくが支流筋は流れが緩くて絞り切れない

 
壁に着いているのかと早めのアクションでタイトに引いてくると
予想通りに際でフッコが激しくバイトしてきた
 
リアクション的に喰ってきたのか、寄せてくると口の外にフッキングしてる
嫌な予感はあたるものでネットをおろしたところでテンションが抜け、ガッカリ

ヒットしたところは直接潮が当るところではなく反転流の中
ポイントを休めて10分後にもう一度TKLMを通す
 
やっぱり同じ所、同じアクションで今度は50前後
今度こそ獲らないとな〜と慎重にファイト
 
タモを入れてシーバスの身体が半分程入ったところで
最後の抵抗を試みるフッコ
 
やべ！

と、そのまま強引にすくったが
哀しいかなシーバスは空中で身体を反転させ
ついでにルアーを吹き飛ばし水中へ帰って行った

 
ガックリと項垂れる背中に早くも真夏の暴力的な陽射しが降り注ぐ
 
魚を出す方法論は間違っていなかっただけに、詰めの甘い釣行となりました。


 
 

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