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▼ トリプルヒット!
- ジャンル:日記/一般
「魚の引き」って独特のものがありますよね。あの「ブルブルッ」というか、「ゴンッゴゴンッ!」っていう感触を一度味わったら、二度と釣りから抜け出せなくなってしまいます。
どんな小魚でもあの独特の手応えを楽しませてくれますが、やはり30cmを超える大きさになってくると、そこにはもう一段階上の衝撃が待っています。
今でも覚えているのは、ブラックバスを初めて釣った時の事。小学四年生でした。それまで餌釣り一辺倒だった俺は、そもそも「ルアー」なんていうプラスチックの玩具みたいなもので、本当に魚が釣れるのかどうか疑っていたのです。
ダラダラとルアーを巻くこと一時間。「ゴゴゴゴンッ!」。にわかに信じ難いほどの衝撃が竿を伝わって全身に駆け巡りました!それは今まで釣ってきた、鯉や鮒、ハゼやメゴチなんかとは全くの別物。何というか、ブラックバスの「怒り」のようなものを感じました。
どうしていいのか分からずに、ただガムシャラにリールを巻き続けました。その途中・・・。俺は興奮のあまり、池に落っこちてしまったのです!足元を全然見ていなかったんです。しかし池に落ちても、竿はしっかりと握り締めていました。そして無事、初めてのブラックバスを釣り上げる事に成功しました。今でも家のどこかに、下半身びしょ濡れ、でも最高の笑顔でブラックバスを掲げる俺の写真があるはずです。
それぐらい、「魚の引き」っていうものには人を興奮させる何かがあるんですよね。こういう話もあります。
小学校五年生頃だったかな?釣りになんか全く興味が無い、「トシ君」という友達を釣り堀に無理矢理連れて行ったのです。鯉狙いです。ブツクサ言いながら見よう見まねで糸を垂らすトシ君。あまりに彼がブツクサ言ってるので、俺はいい加減嫌になり少し離れたところで釣っていました。
すると突然・・・。遠くから「来たぞー!」というトシ君の悲鳴に近い絶叫が聞こえてきました!すぐにトシ君のもとへ駆け寄ると、竿が放物線を描き大きくしなっています!「これどうすればいいんだよ~?」、トシ君はもう半分泣きそうになっています。「とにかく落ち着いて引き寄せて来い!」。俺はそれぐらいのアドバイスしか出来ません。
トシ君は頑張って、何とか魚を足元まで引き寄せてきました。その時、チラッと掛かった魚が見えたのですが、何と二匹掛かっているではありませんか!知っている人は知っていると思いますが、鯉や鮒釣りの仕掛けには針を上下二本使うのです。その上下の針、両方共に鯉が掛かっているのです!「トシ君、やったぞ!ダブルヒットだ!」
俺のこの余計な一言がいけませんでした。人生で初めて魚を掛けたトシ君。唯でさえ興奮状態なのに、追い討ちを掛けるようにダブルヒット。もう完全にパニック状態になってしまいました。そして・・・。「ドッボーン!」。なんとトシ君が釣り堀に落っこちてしまいました!
俺は慌てました。しかし一度沈んだトシ君はすぐに浮かび上がってきたのです。「良かった」。俺はホッと胸をなでおろしました。すぐにトシ君の手を掴んで陸に引っ張りあげます。その時気付いたのですがトシ君も俺同様、落っこちてもなお、竿はしっかりと握り締めていました!
つまり俺は、魚が二匹掛かっている竿を握り締めているトシ君を引っ張り上げているわけで。魚二匹とトシ君、合わせて三匹を釣り上げたのです!これが世に名高い、「らくだ、伝説のトリプルヒット事件」の全貌です!
まあでも、パニックで水に落っこちる位のビッグワンを仕留めてみたいもんです・・・。
どんな小魚でもあの独特の手応えを楽しませてくれますが、やはり30cmを超える大きさになってくると、そこにはもう一段階上の衝撃が待っています。
今でも覚えているのは、ブラックバスを初めて釣った時の事。小学四年生でした。それまで餌釣り一辺倒だった俺は、そもそも「ルアー」なんていうプラスチックの玩具みたいなもので、本当に魚が釣れるのかどうか疑っていたのです。
ダラダラとルアーを巻くこと一時間。「ゴゴゴゴンッ!」。にわかに信じ難いほどの衝撃が竿を伝わって全身に駆け巡りました!それは今まで釣ってきた、鯉や鮒、ハゼやメゴチなんかとは全くの別物。何というか、ブラックバスの「怒り」のようなものを感じました。
どうしていいのか分からずに、ただガムシャラにリールを巻き続けました。その途中・・・。俺は興奮のあまり、池に落っこちてしまったのです!足元を全然見ていなかったんです。しかし池に落ちても、竿はしっかりと握り締めていました。そして無事、初めてのブラックバスを釣り上げる事に成功しました。今でも家のどこかに、下半身びしょ濡れ、でも最高の笑顔でブラックバスを掲げる俺の写真があるはずです。
それぐらい、「魚の引き」っていうものには人を興奮させる何かがあるんですよね。こういう話もあります。
小学校五年生頃だったかな?釣りになんか全く興味が無い、「トシ君」という友達を釣り堀に無理矢理連れて行ったのです。鯉狙いです。ブツクサ言いながら見よう見まねで糸を垂らすトシ君。あまりに彼がブツクサ言ってるので、俺はいい加減嫌になり少し離れたところで釣っていました。
すると突然・・・。遠くから「来たぞー!」というトシ君の悲鳴に近い絶叫が聞こえてきました!すぐにトシ君のもとへ駆け寄ると、竿が放物線を描き大きくしなっています!「これどうすればいいんだよ~?」、トシ君はもう半分泣きそうになっています。「とにかく落ち着いて引き寄せて来い!」。俺はそれぐらいのアドバイスしか出来ません。
トシ君は頑張って、何とか魚を足元まで引き寄せてきました。その時、チラッと掛かった魚が見えたのですが、何と二匹掛かっているではありませんか!知っている人は知っていると思いますが、鯉や鮒釣りの仕掛けには針を上下二本使うのです。その上下の針、両方共に鯉が掛かっているのです!「トシ君、やったぞ!ダブルヒットだ!」
俺のこの余計な一言がいけませんでした。人生で初めて魚を掛けたトシ君。唯でさえ興奮状態なのに、追い討ちを掛けるようにダブルヒット。もう完全にパニック状態になってしまいました。そして・・・。「ドッボーン!」。なんとトシ君が釣り堀に落っこちてしまいました!
俺は慌てました。しかし一度沈んだトシ君はすぐに浮かび上がってきたのです。「良かった」。俺はホッと胸をなでおろしました。すぐにトシ君の手を掴んで陸に引っ張りあげます。その時気付いたのですがトシ君も俺同様、落っこちてもなお、竿はしっかりと握り締めていました!
つまり俺は、魚が二匹掛かっている竿を握り締めているトシ君を引っ張り上げているわけで。魚二匹とトシ君、合わせて三匹を釣り上げたのです!これが世に名高い、「らくだ、伝説のトリプルヒット事件」の全貌です!
まあでも、パニックで水に落っこちる位のビッグワンを仕留めてみたいもんです・・・。
- 2010年9月4日
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