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釣りと漁、食うか食われるか

  • ジャンル:日記/一般

親戚が冬になると必ず送ってきてくれるものがある。“イカのワサビ漬け”だ。イカの胴体にイカの足を詰め込んでワサビ漬けにしたものだ。

ただのワサビ漬けも大好きだが、これはもっと好物。ちょっと噛むとイカとは思えないほど柔らかい胴体の食感。それを噛み切ると、中に詰まった足はプリッと心地良い歯応え。イカ自体は凄く甘いのだが、後味はワサビがピリッと刺激的。これだけで飯何倍でも食べられます。

だが、しかし。冷静にこの“イカのワサビ漬け”を見ると、いつも人間の残酷さを思ってしまう。

イカにしてみれば「捕られて・殺されて・食われる」だけでもこれ以上ないぐらいに最悪の事態だ。それなのに、さらに自分の足を自分の胴体に突っ込まれてワサビに漬けられてるんだもんな~。普通に殺されて食われる方がまだマシだよ。俺がイカだったら死んでからもずっと人間を呪うね。

でも、全てはイカが美味しく生まれてきてしまったのがいけないんだよ。だって、美味しいもん・・・。

キャッチ&リリースも、釣りをしない人達にいつも批判される。「食わないのに釣るのは残酷だ。何がリリースだ!」みたいに。

まあその意見も分かるけど、「釣りたい」という気持ちと「ちゃんと逃がしてあげたい」という気持ちは不思議と同居するもんなんだよな。

このアンビバレントな状態を釣り人意外に説明するのは至難の業だ。いや、釣り人相手でも全く理解してくれない人は多い。

こうやっていつも自己矛盾との闘いですよ…。

~今日の格言~
『神様が本当に牛や豚の事が好きだったら、あんなに美味しく作る筈がない』(ダーマ&グレッグのラリーの言葉より)

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