メバルのワーミングのアタリとロッドの話し

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  • (メバル)

去年の年末はタフスケジュールすぎて忙しかったです。
釣りですが。。汗
主にメバルで出船してました。
PE+試していないロッドの組み合わせ等の再検証を主にしてました。

数年ぶりに富津シーバスも強引に連れてかれてPM3時頃出船で夕暮れまでの実釣2時間ちょい。
富津で夕方とか初めてでしたが、82~70が二人で20匹ほど釣れました。
想像してたより数は出ましたが、やはり好きな釣りでは無いなと実感しました。

何も考えずひたすらルドラぶん投げとけばいんだよ!みたいな。
何か考えてあれこれ変えてた同行者は数が伸びなくて、船長からも考えず投げ続けるだけですよ~なんてアドバイス?も。


タイトルのメバルの話しに移ります。。


これはワームに限定した話しで
リアクションで食わせる釣りとは別の話しです。
 

ロッドに伝わる感覚の想像だと、メバルのバイト時の行動は
ルアーを咥えてそのままリトリーブ方向に泳ぎ続けている時と
咥えてその場で止まっている場合が多いと思っています。
 

警戒していない状態のメバルはニジマスやシーバスと違って反転して食っていないと思います。
そもそもメバルは警戒している状態で餌を食うのか疑問です。
 

それは鋭敏なバイトとして伝わる前の5ミリ角ほどのゴミが付いたような
モタリから気が付くバイトが体感8割以上を占める事からそう思っています。
 

当然噛み付いたという感触は感じていないので
その後のリトリーブ感(ロッド、リール含め)の変化で気づいているという事です。
 

モタリを感じてから合わせに入るまでは1~2秒ぐらいです。
乗らない場合は巻き合わせや、竿を上げて利くように合わせるか
ダメならリトリーブスピードやレンジ、重さやカラーを変えます。
 

フォールやストラクチャーに依存せず、リトリーブが鍵になる日は
この変化の話しが分からない人と同じボート上で釣ると釣果が倍以上違う事もあります。


どんなレンジや速さでも、どんなワームでもバクバクがっつり食う状況もありますし
誰でも簡単に釣れる食いが立ってる場所に移動してしまうというのもアリですが
同じ船の上で同じワームと重さで、ポツポツしか釣れない人とバクバクの人なんて事は当たり前のように起こります。


何が違うのか?という部分を詰める手法はいろいろありますが
まずバイトを鋭敏な物だと勘違いして待ち構えて巻いている人は
それよりもずっと前の変化(リトリーブの違和感)を感じるようになるだけでオトモダチを圧倒できるかもしれません。



現在のワーム用のタックルは
・07ステラ 1000PGSDH(C2000スプール)
・ツインパMg 1000PGSDH(ソアレスプールで完全ソアレ状態。。)
どっちかその時付いてるスプールやラインで都合良い方使ってます。

・リバージフロロリミテッド2.5ポンド
最近名前変わったぽい?買い溜めしてるのでよく知らない。
いろいろ使いましたがベストはいまだこれ。1~3釣行で巻き変えます。
最近話題のジョーカー、ブリーデンも検証済み。

・ロッド
ショップ物でGブランクスM6062S
プロトでチタンガイドのグリーンスレッドの物です。
柔らかいが管釣ロッドとは違う理想の柔らかさのチューブラーです。

似たコンセプトの兄弟ロッドはノリーズのスローリトリーブ67です。
現行モデルのSR67はKガイド仕様ですが、ロッドのパワーバランスを○○せずにKガイドにしたので
某方の話を丸く言えば、、(辞めときます。。)


感知、ノリ、弾き、飛距離、ラインブレイクなどいろいろな要素を検討して
現在のタックルに落ち着いていますが満足はしていません。
 

ワーム用の検証で様々なタイプのロッドを使いました。
他のラインはPEも使います。(月の響0.4号)
エリアや、やりたい釣りでタックルは使い分けます。
 

PE+感度重視のロッドは鋭敏バイトや歯にカリリと触るようなバイトで合わせても
乗らない事が多々あり、それが弾いているという事なのか
ソリッドやナイロンなら食い込んでいたのかと迷う要素になりました。
 

上記のセッティングでしか感じない鋭敏バイトを取れば
釣果が結果上がるのか?という事を基準にしようと思い
釣果は日によってムラもあるので
同船しているプロやテスターの方と何度か釣果を比べた結果、選定から切り捨てました。
 

タックルは釣るエリアや状況、また人によって理論も違うので
これは良い物だと万人に勧められる物では無いと思っています。
 

マイナーな大会ですが、勝つ為にやり込んだ末たどり着いた理論と現状のタックルです。
複数回優勝経験あり。
 


ただ釣れれば良いという話しなら
極端に言うと投げたいルアーが投げたい場所に投げれるタックルセッティングなら何でも良いと思います。
あとバイト=ヒットになるようなプラグやジグの釣りも投げやすければとりあえず何でも良いと思います。
 

鋭敏なバイトの感度を売りにした最近多く出ている張りの強いロッドは
個人的にはワーミングにはまったく合いません。
 

現在使っているGブランクスのロッドは、折れたら常に在庫切れなので不安です。
年1ぐらいで生産してるっぽいですが即完売。
タックルベリーやヤフオクで中古がたまに売ってますが
他に入手しやすい気に入るロッドを探さねばと思っています。
 

メバル用という枠にとらわれずベストな物は無いかなと模索しています。
 

テイルウォークのクラッガーというロッドのうんちくが似た思考もあると思ったので
探してみたらナチュラムで5000円ぐらいで売っていたのでS66ULを買ってみたのですが
どうやら生産終了した物だそうで。。
http://www.tailwalk.jp/tailwalk/cragger.html
まだ実釣していませんが、触った感じ食い込み重視のチューブラーとの事で張りは無く
チューブラーの感度がどれほど維持出来ているかが要チェックな感じです。
 

テトラ帯やゴロタに向かって投げた際に
高低差のランダム性がある水面下のストラクチャーに触った物が
「物体」だとギリギリ判定出来るぐらいの感度が個人的にベストな感度です。
 

ちなみに上記の話しは港湾部のボートがメインで
オカッパリだとPEを使う事が多いです。
まずターゲットがいるのか?という食わすより魚を探すという要素や
知らない場所の水深や底質や海草の察知というサーチする部分を重視するからです。
あと飛距離の優位性です。


オカッパリはいつでも沢山釣れるというような場所には個人的には行きたいと思いません。
メバルがいるか分からない場所や公園などの管釣状態ハイプレッシャーエリアは好きです。



むちゃくちゃ長文になりましたが、あまりに脱線しすぎてる部分はカットしました。。これでも。。
次回カットしたローテーションの話しをアップするかもしれません。
 

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