▼ 北風ウェーディング

北からの風が強く吹いた日。

この風は魚を寄せてくれる。そう信じて、フィールドに向かった。

まだ潮位は高い。
風により寄せられた、海藻や流されて来たものを掻き分け、爪先立ちで時折くる大きな波にビビりながら、ポイントに立った。

だが風は横から吹き、波はあり、流れをすこし見つけ辛い。

この潮位くらいなら、このあたりに流れがある気がする…とそこに向かってフルキャスト。

波にラインが取られる、ラインが緩み過ぎない程度に流れの中を通す。

ガッ。

と反応がでた。
せっかくの魚だから、楽しみながらやり取りしてキャッチ。

70はいってない魚。

すぐに同じゾーン近くに通すと40くらいの魚が一本でた。


あっと言う間に海は下げ切り。
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もっと出ると思っていたから、ちょっとショック。


上げも粘る事にした。

波も上げ潮と呼応するかの様に次第に大きくなり回数も増えた。

少しずつ陸に向かって下がりながら打つも反応がない、ルアーが届いてないか。

風も次第に向きが変わり、気持ち背負う風になった。自分もポジションを少し変えて、風に乗せてフルキャスト！

格段に飛距離が出て、探れていなかったゾーンを探るとグッ。っとバイト。

魚は遠く、海も荒れ気味。強引に寄せている間にフックアウト。
その後も同じ様に掛けて、寄せてフックアウト

完全にそのゾーンに狙いを定めて、バシバシキャストする。
そこに魚か溜まっている様で、その後４ヒットしたが、最後にフックを伸ばす失態をした。

久々に連発し、望むサイズからは遠いものの気持ち的に満足したので、この日は海から上がった。

８本掛けて、２本しか獲れなかった。
ちょっと雑過ぎるな…













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