▼ ヤツが動き出す時期がきた〜昨夏の恐怖体験〜

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釣り人も釣り人じゃない人もこんにちはNISEーLOW(ニセロウ)です

本当にあった恐怖体験の世界へようこそ


一気に暖かく(むしろ暑く)なってきてふと思い出した去年の夏頃の話

その日は休日で午後から車で１時間半ほど走るサーフに釣りに向かいました

現地に到着し、いつものように車のリアゲートを開け、ウェーダーを着たり道具の準備をします

そしていつも通り準備を終えて釣り開始

そしていつも通りこっぱみじんで車に戻ってきました

夕マヅメを過ぎても往生際悪く粘ったのでもうすっかり日は沈んで夜です

道具を片付けて帰ります
何の成果も上げられず帰る１時間半はとても辛く長い道のりです
音楽でもかけて歌いながら帰ろう


いい感じに気分も乗ってきて自宅も近づいてきた頃、赤信号で止まった暗い夜の車内でその恐ろしい出来事は起きてしまいました…


青に変わるのを待ちながらぼんやり前方を見ていたらハンドルの向こう、ダッシュボードの右端に私の視線が何かを捉えた

暗くてはっきり見えないが4センチほどの少し平たい物体、明らかに脚がありが左の方へ歩いている


そう、ヤツだ

しっかり大人になっているGだ

おそらく釣り場でリアゲートを開けて準備か片付けしてる時に入ってきたのだろう


頭でヤツだと認識した瞬間に全身に鳥肌が…

運転中なのでこちらからは打てる手がない！

そして逃げることもできない！

運転中という何もできない恐怖…


うわー！こっち来んなよ！でもどっか行くなよ！とか言ってるうちに信号は青に変わり、仕方なく発進する


ヤツはその間もダッシュボードの上を助手席側にトコトコ歩いて行く

そして助手席のエアコンの吹き出し口に向かっていく


おい、ちょっと待て！やめろ！行くな！


怒号を浴びせるが当然聞くはずもなくヤツはスルリと姿を消した

冷や汗をかきながら自宅に帰ってきた
駐車場に停めてからライトで照らしながら車内を一通りチェックしたが結局姿は見つけられず

その日から車に乗る度にヤツが出てくるんじゃないかという気持ち悪さが付きまといしばらくの間とても気分が悪かったです


そんな夏を過ごしましたが、暑さが少し和らいできたある日、助手席の下部のドアポケットを掃除したらカラカラになったアイツが出てきてようやくこの事件は完全解決しました

ヤツらは隙あらば入り込んで来るのでお気をつけください…

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