先週日曜日、お昼から嫁が用事があるとのことで

真昼間に自由な時間が出来てしまいました。

基本、ナイトゲームメインなので

ん～ん、久々ブラックでも行くかな、なんて思っていたのですが

地方の餌釣り情報雑誌では盛んにチヌが釣れていると報じられていたので

よし！デイチヌだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー！！！！

と思い、最近嶋田さん作ったチヌマウスリンＷが発売されたらしいので

早速釣具屋さんをハシゴして探してみました・・・・・・・が

ない！！何処にも売ってない！！そればかりかチヌマウスリンすらない！！！

どうした岡山！！！

ということで諦めてデイシーバスをすることに


最近のホームグランドである岡山市街地を流れる旭川河口域に

ウェーディングできる場所を少し前に発見していたので

そこへ久々のウェーディングを試みることにしました。

なぜウェーディングが出来ると知ったかと言うと

平日の真昼間に仕事でこの河沿いを社用車で走っていたら

河川のど真ん中に立ち込んでいる人がいたからです。

平日に釣りが出来るなんてウマヤラシイ・・・


お昼過ぎでちょうど下げいっぱいの大干潮

河口域にも係わらず真ん中まで砂地が露出しています。

シーバスをはじめた当初、幾度となくひとりウェーディングで

危険な目にあってきたので恐る恐る入水

どんだけビビってんだ状態で歩を進ませます。

思ったより底質は固く足を取られることなく河川の中ほどまでやってきました。

そこの水深は膝ちょい上ぐらい

そこからブレイクに向かってルアーをキャスト

上げの潮が効きはじめ、流れが発生しだしました。


しかし、流石日曜日の真昼間、それも良い天気

お陰で、ウェイクボードに水上バイクと

人の目の前を縦横無尽に駆け抜けて行きます。

特に水上バイクはもう無法地帯もいいところで

もう単なる水上暴走族です。

僕が立ち込んでいる場所から５ｍも離れていない場所を

とんでもないスピードでかすめていきます。

こっちがラインを巻かれてしまうんじゃないかと

水上バイクが向かって来る度、ルアーを高速で回収する状況です。

それじゃなくてもブレイクライン上を

ギャンギャンけたたましいエンジンを鳴り響かせて

走り回っているので釣れるわけがありません。


そんなこんなを繰り返していると

河を渡る橋の橋脚がフルキャストで届きそうな場所にあることに気付きました。

よし、橋脚狙いに変更だ！！

数回フルキャストを繰り返したところ、下流から上流に向かって

橋脚の横っ面ギリギリをルアーが泳ぎ抜けた瞬間

ゴツン！！っと結構な手応え！！！

こりゃえぇーサイズじゃと思いながらやり取りをすると

なんだかシーバスの暴れ方と違う・・・

特にまったくジャンプしない

なんだ！？イイサイズのマゴチ釣ってもうたか？？

全然寄ってきません。竿はグン、グン、グンと引き込まれます。

なんだ？なんだ？？っと思っているとギラっと見えた魚体は・・・・

御チヌ様ではありませんか！！

それも良い型だぁ～♪

使っていたルアーはサルディナのちっさい方

バレたら勿体無いので砂地が露出している箇所まで

そのまま引きずって行きました。

無事ランディングを済まし、改めて見ると美味そうなチヌ（４１ｃｍ）




よし、食おう！！と思って釣りをはじめて１時間も経っていないのですが

即行帰ることしました。

というのが、ストリンガーもなく絞める道具もなくクーラーもないから・・・


そのまま、じゃぶじゃぶ行きとはえらい違う速さで河から上がると

河川敷を散歩していたファミリーの子どもに見つかり

｢なんか、でっかい魚釣っとるぅ～！！｣

とデカい声で言ったばっかりに

散歩中のおっちゃんらが集まって来て

何処で釣ったのか？何で釣ったのか？

こんなところでチヌ釣ったのをはじめてみたとか

絶対持って帰って食うべきだと、いろいろ言われました。


車に戻り、何か魚を入れるものを探すと小さな水汲みバケツが１個あったので

横にある公園で水を汲み、それにチヌを頭から突っ込んで

急いで家に帰りました。

着の身着のままで、血抜きを行い、しばらくして３枚におろしました。

調理は嫁さんに任せて、晩飯のおかずになりました。

ホント、美味かったぁ～

キャッチ＆リリースもいいけどキャッチ＆イートも満足感に大いに浸れます。