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でっかい海

 
僕の遅い夏休みがもうすぐ始まる。

 
これから向かう沖縄の仕事もいよいよ佳境を迎え、この仕事を終えれば待ちに待った9連休となる。

 
今年の連休は、子供達と思いきり遊び、そして最終日はオレンジカップ参戦という夏休み満喫プランを計画している。

 
うちの子供達は、物を壊したり、走り回ったりが楽しい盛りの2歳と3歳。何でも遊び道具にしてしまう遊びの天才でもある。

 
お外の遊びは熱中症にでもなったら大変だし、たまに行くゲームコーナーではマンネリだし・・・などと、沖縄へ向かう飛行機の中で、連休中の子供達との過ごし方について思いを馳せていた。

 
自分の親バカな一面に気づいた瞬間でもある。

 
 
沖縄に着くと、 

 

 
レンタカーを借りて車を走らせた。

 
 
 
「めんそーれ」と書かれた見慣れた看板にアロハシャツの人達を目にすると沖縄に来たという実感が沸いてくる。


 
沖縄の虹も特別なものに見えた。

 
 
 
そして今回も無事に仕事が終わった。

 
予め頭で思い描いている仕事を遂行するのは簡単なことだが、大切なことは不測の事態が発生した場合に僕らはその時の被害をゼロに食い止めるために尽力しているということ。

 
こういった心構えが大切であることは経験を積んだ人ほど深く理解している。

 
そしてこの日も、頭の中のイメージを形にしただけだが、

 
ピンと張りつめた緊張感が、仕事が終わった途端に達成感に変わる瞬間が最高に気分がよい。

 
翌日は帰りのフライトの日。


 
僕は早起きして海に出た。

 
 
 
沖縄の海。

 
この場所は前々からチェックしてあった僕だけの海だ。

 
他に人は誰もいない。





 
 
小さな流れ込みに潜む夥しい数のベイト達。



 
このでっかい海を体で感じると大都会のちっぽけなストレスなど消し飛んでしまう。
 
 
僕は全国的に有名でもある漁業の街で生まれ育った。

 
普段からホームで釣った魚は持ち帰って食べたり、嫁の実家の店にあげたりしている。

 
大昔から漁業が盛んな日本では釣った魚を食すことはあたりまえのことだし、ペットとして飼う魚もいるが、一般的には魚は“食す”生き物として認識されている。

 
つまり食べる釣りが日本古来からあるべき“姿”であり、その目的は食料を確保するということに他ならない。

 
では食べない釣りは…


残念ながら釣るまでの過程を楽しむ極めて自己中心的な虐待ゲームでしかない。


 
自然の摂理に乗っ取った“食べる”ということと、単に“楽しむ”の重みは格段に違うのだ。

 
だから虐待ゲームを楽しむが故に僕らは葛藤する。
 
 
しかし、このでっかい海に来て一つのことをあらためて認識した。


それは海を愛するという共通項。

 
食べるから、楽しむから、海を愛するという気持ちは皆同じなんだなあ…





 

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