チョッとした夫婦みたい

むぅ~、暑い!

大雨の後で、雨雲が抜けた。
そろそろ、あの女囚川も良い頃合の筈だ。
よっしゃ、アフリカンクララを狙おう。

久しぶり、ポイント近くの駅に。

人の多さは相変わらずだけど、警察が目立つ。
なんでだろ?

コリャ、どう言う事だ?

何か事件でもあったんか。
アングラー探偵の出番かも。

ってな展開にはならず、密輸の取り締まりだった。

ソコから歩く事5分、ポイントに着いた。

ただし、ド干潮。

まぁ、良いサ。
ゆっくり準備してりゃ、そのうち潮も上がってくるよ。

1時間後にはソレっぽくなってきた。

ボイルもソコソコ。
コレなら捕れそうだ。

しかし、エエ感じって頃に水牛が登場。

バンバンに場が荒れちゃった。

そして、ロッドを振り続けること3時間。
まったく当りがない。
ボイルも少なくなってる。
負けを覚悟した。

ボクとクララはチョッとした夫婦みたいなモンで、
酸いも甘いも理解してるつもりなんだケド、
時々、予想外の態度に驚く事がある。

この日もそうだった。

諦めかけた時、流れ込みで大きな音が。
ソコは水深は30cm程で、且つ幅も3m位。

ソノ付近の水面には魚のヒレが異常な程に突き出してる。
ボクはソレがテラピアの物だと思っていた。
よくある光景だからね。

でも、大きな音が断片的に続くので、
ゆっくり近づいて覗き込んだ。

ギョェ~、全部クララだ!

マジかよ。
って、コイツらはルアーに反応しない群れちゃうの?

暗くなってから、ソノ群れのど真ん中には撃ち込んでないが、
大げさでなく、群れの1m付近は何度も通してるんだぜ。

群れを横断するようなコースに【シュガペン95F】を落とす。
ドッグウォークで群れのギリギリまで寄せた。

反応は無い。

このままドッグウォークを続けると、
確実にクララのヒレにフックが当たってしまう。
それほどの密集度。

なのでタダ巻きでゆっくり引いた・・・ドーン!

足元から3mの距離でヒット。
イキナリのインファイト。
そして、大物相手の接近戦に勝利。

お、重てぇ~

計ってみるとメーター有ったり、無かったり。
暗いし、暴れるし、草が邪魔で判んないや。

この程度なら、正確に測る必要なし。
明らかにスケール超えなら別だがな。

自画撮りも試みたが失敗。

夜の撮影は難しいな。

殆どがピンボケだった。
夜に強いカメラを買おうかな。

なにはともあれ、今シーズンの女囚川カップが開催した。
今年は色々なアングラーが参加してくれそうなので、
今後も期待してね!

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