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見透かす、90

新しい潮周りの始めに釣行に行ってきた。

タイドグラフを見ると潮はそんなに
動かなそうなのだけど
これが不思議で
時期によって同じくらいの形の潮位図、もしくはもっと
大きく変化する形の図なのに流れが
とろんとして全然良くない時期もある。
当日の偏差・・ということではなくて季節の流れの
効きかたのクセなのかなと
去年くらいから考えてるのだけど・・。
ポイントごとに違うのかそれとも季節の特徴なのか。
実際偏差ではほぼ予測値どおりだったので
他の要素が原因で良い流れとそうでない
流れになるのかなと思ってるのだけど
それが何なのかはまだわからない。
この日は、なので、大丈夫のような気がして出発した。


仕事が片付いた後夜遅めに出る。
でる直前に食事をしたので途中コンビニによって
出し切っておく。
私は食べるとすぐに出る。
寒いし途中でしたくなるのは避けたい。
ブリー!

この日は風が冷たい。
雪の日よりも風のせいで寒く感じる。

ポイントに着くまで要所をうって行くが風が強く
少し流芯に入れないと上げを感じられない。
大丈夫と思ったけど良くないだろうか。
バイトも無く移動。
水面をみると同じようだけどそんな中に
流れの圧が入ってる場所を発見して大喜びするが・・
結局無反応。
タイミングかもしれないからまだ何とも言えない。

開拓ポイントに着くも
こちらもいまいち流れがハッキリせず
けれどもこちらの場合はこのくらいの水の動きの方が
いい気がする。
この場所の不思議。
目あてのところを通すが反応無し。
ううん、今、ではないのか。
タイミングによっては流れの通り道に
なる感じの場所なのだけど
なぜかその時は出なかった。
一体ここのタイミングは何に由来するんだろう。
潮位も低いのでレンジに少し気を使う。
潮周り的に・・出来ればもう少し動く次の日に
入りたかったと内心で思ってたのもあり
釣れない疑惑がわき上がるが
無視しつつ少し広範囲に変化を探してみる。
あちこち移動してみた後
少し諦めつつ
けれども諦め悪くもう一度探ったところを通し直してみると・・
その後の展開のせいでいまいち記憶が定かでないが
たしか同じ場所を通したはずだが
モソっという反応の後グっと入るアタリで
もたつきながら思わず二度見するみたいな
変な合わせ方をしてヒット。

巻いてみると、糸の先でテンポの遅いゴバゴバしたエラ洗い。
・・
これは、でかいような。
走る時の重さからランカーかもと予測。
今までワームで大きいのを何度かばらしてるのが思い起こされ
またワームでかけてもうたと少し後悔しながら
けれども諦めて巻く。
滅多にしないがライトで確認。
滅多にしないものだから夜水中の魚を見ても比較出来なく
サイズがわからない。
夜にばかり釣りをする弊害だな・・。
時間をかけるのは良くないと思ったので
一度寄った時に一気にランディングするつもりでタモを出すが
入れたと思ったのに何故か入らなくてこぼれ落ちる。
まっすぐ入れたはずなのになんで入らんの・・
頭がつっかえたのか・・
また走るのを追いかけて、少しテンションが下がって来た魚を
再度すくうと今度はタモが重くなったので入った模様。
喜びというより、ほっとする。
持ち上げようとすると重い。
なんじゃこりゃ。
いつだったかに上げたでかいメナダみたいな重さだ。

8tcceai49g8f967urpon_480_480-4e8a81d3.jpg

・・・・・
上からの写真だと自分で間近に見た時の印象と違うけど・・
初見で、なんだか異質な生き物に見えた。
写真だと大きさがわかりにくいな・・
えらいものを水から陸上げしてしまった、というのが
最初の印象だろうか。

フックはかなり奥。エラのギリギリ傷つかないところに
刺さっていてほっとする。
口からペンチが届かないのでエラの方から
ペンチを入れるとわりあい簡単にとれる。
いつものように写真を撮ったりしてみるが
この時期寒さで魚は地べたに置くのをめちゃくちゃ
嫌がるのに
大きくて暴れられないからか身動きもせず。
なにかをし忘れてるような気がしてモタモタ。
けれども抱き枕として持って帰ることも出来ないので
思いのほかあっさりと水の中に戻す。
蘇生をしようとするがタモの中で魚体が曲がってしまうのと
重くて動かせないので、タモに入れたまま水がエラに入るように
テクトロしていると
魚のちからが入ったような気配があり、
そのままゆっくり帰って行った。


実を言うと、釣って、帰ってきてしばらくしても
この魚にどうリアクションしていいのかわからず
もちろん嬉しいのだが、実はそれを感じながらその他に
怖さ、のようなものを感じたりしていた。
怖さというか戸惑いというものかもしれないが
・・・・
まあ、それについては後半に書こうと思うから
とりあえずその後の釣行記をつづけようと思う。


予想外のものが釣れたことでその後魚が釣れようが
どうでも良い気持ちになってしまって
いっそのこともうちょっと開拓をやってしまおう、と
さらに移動する。

釣りしたことの無い場所なので
少し細かい単位でうっていたけれども
流れの具合があまり変化せず
らちがあかない感じがしたので
地形的に大きめに変化が出そうなところまで移動。
流れが変わるとしたらこの辺かと思ったけど・・反応無し。
時間的にもう戻ろうと思い、今度は逆からうってみると
ヒット。
通すタイミングの問題か、方向だったのか・・

4vznpzs9fahu67upm8pp_480_480-f644043c.jpg

コレも嬉しい魚。
反応があっただけで嬉しい。
ちょうどバイトと引き味などが好きな50サイズ。
地形もまだわからないポイントだが
魚がここに居るということと、普段と同じやり方で出ることが
確認できたのは収穫だ。
魚がどういう動きでここに差しているのか
確認していけるといいな。

そこから帰りつつ要所を撃つが
だらだらのタイドグラフのわりに思いのほか
水の中の感じは悪くなく
前の潮周りより反応は良い感じ。

cs2cvi58mhfa7mv2todt_480_480-9da2009e.jpg

というか、バイトの感じが最近では珍しく
かなり堅めで強いコンと入る感じ。
バイト感が変わる理由がなかなかわからないので
違いの差の原因を見つけられるといいのだけど。

最後に沖の瀬まわりを鉄板運動第一で攻めて根掛かり。
納竿にした。


90というのは80が10cm長くなったものなのか
と思っていたけれどそういうわけではなかった。
10cm大きくなると存在感が異様な感じに変貌するんだと
感じさせられた。
私にとってはとんでもない魚だったので
正直まだ、釣れたことに実感がない。
もしかしたらこのまま実感なく記憶の中に整理されて
しまうのかもしれない。

喜びと同時に感じた、怖さ、ということだけど
これは、微かに感じたものの理由を
どうにか言葉にする感じだが・・
自分の人間性を試されるような感じがした、
ということかもしれない。
自分には沢山釣ったり、人よりたくさんの経験をしたり
技術を身につけたり、大きい魚を釣ったり、
そういうことで得意になりたいという気持ちが
少なからず、ちっぽけな心のなかの
どこかに根深く存在しているのを知っているので
だから、ここのところの開拓の自分でも出来過ぎと思える
発見と、そして追い討ちをかけるようなランカーの登場で
自分の度量を越え過ぎてしまって
平常心が揺さぶられているのを強く感じるのだと思う。

望んでセコセコと開拓して、
望んで釣り方やタイミングをみつけたのに
得たかった結果を手に入れたら
今度は何故かびくびくしだすというのは
滑稽な気がする。

謙虚でいたい、と思うのは
すばらしい人間性だからそこを目指したいとか
そういうことではなく
自分が得てしてそれと正反対であることを知っているからで
そういう見たくない自分の弱い部分を
デカイ魚が見透かして帰って行った、という
そんな感じがして
怖かったように思う。

不思議なことだけど、今は
逆に壁にブチあたったり、難しい状況になったり
わからなくなったりしたい、今はまるで
無防備にハダカにされてしまって
嫌な自分がにじみ出てしまうのではないかという
不安で穴に隠れたい、
そういう気分になっている。

多分そんな心配しなくても
すぐに自分を打ち砕いてくれる現実だったり
他のアングラーの凄さを知ったりすることが出来ると
思うのだけど・・。

長くなってしまったけど、
言葉が多くなっちゃうな。
どうしても。

それでは、
また
釣りに行こう。


Daiwa LABRAX AGS 96MLМ
SHIMANO TWINPOWER XD  C3000HG
G-soul X8 UPGRADE PE 1号
ヤマトヨテグス フロロハリス船 5号

DAIWA morethan middle upper

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でも、実際魚は私のことなんて見ていないのだろうけど。

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