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夏らしい一枚がとりたくて

もう夏も終わりに近づき、ひぐらしの鳴く季節。
一時期と比べ少しマシになったとはいえ、まだまだ暑い日が多く、日中に長時間釣りをするのはキツイので最近釣りをするのは朝夕の短時間だけ…。

ただ、夏のカンカン照りの日中に、どうしても釣りたい魚がいる。

僕の中の夏の風物詩、トップチヌ。

ぬるい位に茹だった水の中から、静かな水面に飛び出す瞬間が見たくて、真昼の川へ向かう。

上げ潮の時は水が止まったように動かないこともある小規模河川。
今は大潮の下げ、更に前日の雨により少し増水したこともあり、流れが効いている。
雨による濁りは全くなく、偏光をかければ底まで見える。水深は1mほど。

一つだけポケットに突っ込んで来たタックルボックスから選んだのはポッパー。
マリアのポップクイーン50、カラーは自分で塗装を剥いだクリアカラー。
トップチヌにはクリアカラーが圧倒的に反応がいい気がするので、タックルボックスは大体クリアカラー。

まずは岸際。
キャストして、軽くドッグウォーク。
反応はない。

次に橋の下。
メッキがチェイスしてくるのが見える。
大きなシーバスが橋脚際にいるのが見えるけれど、反応はしない。

対岸近くまで飛ばして広範囲を探るも無反応。
ダツやメッキのバイトすらない。

…もう帰ろうか。

そう思いながら、橋の下、影のできている部分にキャスト。
さっき散々投げた場所だけど、もう一度だけ。

岸際を引いてきたルアーが影から出る。

真昼の太陽の下、ルアーを回収しようかと思ったとき、ルアーの数十㎝下に黒い影が見えた。

影はゆっくり近づいてくる。

立派なクロダイ。
ヒレのトゲまで見える距離までルアーを追って近づく。

突然、水面を盛り上げるようにバイトする。

ルアーは空中を舞う。

けれどまだ水中のチヌは逃げていない。

チョンチョン、チョンチョン。

ゆっくり動かしたルアーの後ろを見つめ、
目の前5m程の距離で、先ほどよりも少し控え目に水面を揺らしてルアーは水中に。

泳ぐチヌの口に咥えられているルアーを見ながらロッドを立てる。
ゆっくり数回下に走り、鯛特有の叩くような引きを見せる。

そして、ネットイン。
20190816105811

ヒレが綺麗で、頭の盛り上がった立派なチヌ。
メジャーで計ると40㎝。 

IMG_20190823_231104

迫力のある素晴らしい個体。

写真の撮れ具合も確認せずにリリース。
ゆっくり尾を振って泳いで行くのを見送ってから、帰宅。

綺麗に撮れたとは言い難いけれど、夏らしい一枚がとれたことに満足して。

IMG_20190823_231014




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