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16'純淡水域川鱸 ”増水チャンスを逃す…”

  • ジャンル:釣行記
一昨日から不安定な天候が続く関東地方。

六月最初から超渇水の続く我がフィールドもこの天候の影響で若干の増水。

一昨日は超渇水後だけにあまり期待は出来ないが平水なら可能性がある早暁のボイルポイントに向かった。

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東の空は一瞬だけ赤く染まるがその後は強い雨が降り出した。

このポイントは過去の経験上、雨が降ったらほぼボイルが起きない為に水面遊戯は期待もせずシャローランナーで攻めて行く。

降雨と多少の増水の影響か前日はそれなりにあった虎柄のボイルも起きる事無く夜が明けて来た。

比較的ボイルが多い地形変化によるヨレ付近にシャローランナーを撃ち込むと”カッ”と超ショートバイト。

”本命か…?”

その後も同様の位置へ撃ち込むが何も起きない為に釣り上がって虎柄ポイントへ行こうと考えていると先程まで撃ち込んでいたヨレの脇で”スッパーン”と全身曝け出しの激しいボイル。
見えた魚体は紛れも無く本命良型フッコサイズ。
急いで其処へ撃ち込むが反応は無い…
水面遊戯へシフトしたりと手を変え品を変え攻めるものの仕留める事は出来ず…

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その後は虎柄ポイントを攻めるが、強まる雨に前日あれだけ高反応だったポイントも何も無いままこの日は終了。


そして昨日の関東地方は更なる不安定な天候に所々で激しい雨が降り続いた。

自宅周辺も久しぶりに纏まった降雨。
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この降り続く強雨にアブラゼミも軒先の網戸に止まり雨宿り…

休日だが家の用事を済ませ時折覗く水位テレメータを見ながら”何処まで上がるのか…”そんな事だけを考えながら夜を迎えた。
超渇水の状況からは約+1m強の増水で上げ止まりといった状況に早暁までには再び下がってしまうだろうと思い、明日の早暁は平水&増水の実績荒瀬に入ろうと決めベッドで横になる。

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そして夜明け前に目を覚ましテレメーターを見て狙いの水位という事だけを確認し大河へ向かう。

冠水ブッシュ周りには小型のベイトもちらほら見られる。
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それなりの濁りに図太い流れと好きなシチュエーションに心は踊る。
居れば勝負は早いだろうとフローティングミノーを撃ち込んで行くが何も起きない…
それどころか急な増水の影響かゴミや草などの浮遊物が多くストレスの溜まる釣り。

”やはり超渇水からの増水直後は厳しいか…”

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そして弱気になりながら夜が明けて来た。

最高の良い流れを見極めながら流れの変化をクロスキャストで引き続きフローティングミノーを撃ち込んで行くこと数投目。
着水立ち上げ直後に”ドスッ”と明確な鋭いバイト。

”居たっ!”

重みが乗った直後に荒瀬の砕けた流れの中で”ガバババーッ”と激しいテールウォーク。
見えた魚体は輝く銀鱗の本命”純淡水域川鱸”…
強い流れに乗った相手はドラグを出しながら下流に走って行った為に焦らずその場で耐える。
そして自分も荒瀬を下って行きランディングポイントまで相手との距離を詰めて行く。
サイズ的には自分達的スズキサイズに届かない位の暴れん坊良型フッコサイズだが、渇水によって苦戦してきた中でようやく掛けた今季一本目の本命だけにランディングまで途轍もない緊張が走る…
そして強い流れの中で抵抗しながら平打つ輝く銀鱗が後少しという所で再びの鋭い突っ込み。
そして一瞬ドラグが”ジーッ”と唸った直後に抜けるテンション…

”あぁ〜っ…”

そして天を仰ぐ…

まだ可能性は有る筈と直ぐに心を入れ替え攻めて行くとダウンクロスで流したフローティングミノーが”ゴンッ”と引ったくられるが乗った直後に直ぐフックアウト。
バイトと引き味からして本命では無い様な感じだった。

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そして完全なる夜明けにその後は何も起きる事無く終了。
気付けば折角の増水チャンスを逃してしまった…

ギア類を脱ぎ車内に乗り込みエンジンを掛けた途端に込み上げて来る悔しさ…

そして相変わらずタイミング悪く今夜から夜勤。
夜勤が終わる頃には再び安定した天候にあっという間の減水モードは間違い無い。

次のチャンスは何時だろう…
本命のコンタクトを得たが引き続き苦行は続きそうだ。

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