【広島シーバス釣行記 by fimo】スズキも着々と夏の方へ

河川や港湾、海にもそれぞれいろいろなベイトが入ってきてるみたいですね。
河川は上から鮎、イナッコ、ハク、コノシロ、アミetc…。河口から港湾、外海にかけてはやはりイナッコ、コノシロ、イワシ、サヨリやヒイラギやら。

一見ベイトも豊富で、簡単に釣れるのかなぁと思いきやこれまた難しや。
そもそも近年河川に入るスズキの数が少ないというのもありますし、今年も梅雨入りが遅れてる通り上流（スズキ的）の水位も低く上流域では釣りをできるポイントとタイミングがかなり限られます。

中流域では比較的大きめなイナッコとコノシロの小さな群れが確認できるのが今年の傾向でしょうか、ハクはまだ少ないように感じます。

下流から河口の方にもコノシロ、イワシ。イナッコ、ハク。
こちらはコノシロの魚影が比較的濃いくらいで例年通りでしょうか。
ただ、地形が大きく変わった影響か簡単では無さそう。

まとめると、普段の釣りはイナッコ、ハクがメインベイト。雨で増水、濁りが入れば鮎、コノシロPに切り替えて、あわよくばサイズ狙い。
ちなみに中流域にコノシロが濃いので、貴重な雨後に狙いを定めましたが、見事に見誤りホゲ散らかしました。
今後の雨に期待です…。

下げでも釣れる事は釣れるのですが、ハクの量が少なく群れが移動してしまうと潮によってはハクがお留守になる場合もあり、ベイトチェックが必須となっております。

それでまたハクPのバラしの多い事。
5本当たったら1本取れればいいくらいの感覚だと思います。しかも掛かりが悪い。
ベイトが小さいP特有の現象かと思いますが、スズキがベイトを捕食する際に適当に群れにアタックをしているせいで体のおかしなところにフックが刺さってしまうんだと思われます。

そしてハクは水面近くにいるように見えるし、ライズも出るからルアーに上で反応してくると思いきや、バイトは決まってボトム付近。
今年はオグルの70SLMの使い方がなんとなくわかってきました。

ハクPでゆっくり誘わないと食わない時は85よりも70のフォールでドンと出ます。
夏場は70SLMの方がいいかも？

シンペンに反応が無くなったらバイブでこれまたボトム付近のリフトアンドフォール。

なんとかこんな感じで魚を拾っていけますが、数釣りはおろか、サイズも中々厳しい感じ。

という事で、前置きが長くなりましたが、もうバラしはこりごりなので、下げの魚よりも少ないバイト数でも確実に口を使ってくれる込みの魚を狙いにいきます。

本当はもう少し早く釣り始めたったのですが、ポイントに到着するなり潮も効いて良さげな感じ。
岸際にハクが溜まっていますが、狙いは流心近くにいるイナッコかコノシロに付いているシーバスさん。

初めはノーマルヨイチを遠投して広く探りますが、無反応。
流れはしっかり効いているので、橋の明暗付近をドリフト&橋の下に送り込むことはできそう。

今度は動きを変えるためにオグル70SLMにチェンジ。流心付近でおそらく水深は2m無いくらいだと思いますが、流れのおかげでボトムをとるのに少し時間がかかり過ぎている感。

一度シュナイダー13に変えてボトム付近を攻めますがこちらもノーバイト〜。

こうなるともう少し下をスローに攻めれるシンペン。
オグル85SLMにルアーチェンジ。

キャストして着水。
ラインスラックをとったら流れに任せてボトムをとるまで巻かずに待ちます。
ボトムを取ったら一度巻いてまたフォールで流し込んでいくと…

ゴンッとやっとこさ魚からの反応。
ですが乗らずにスルー。

だけど、少しずつ魚に近づいてきました。
同じ攻め方で攻めること数投目、橋の影の明暗付近で再びバイト。

今回はしっかりとフッキングが決まって難なくキャッチできました。

下げの魚よりは込みで捕食している魚は少ないかもですが、ベイトを意識している魚はやる気のあるやつが多いので、ルアーが乗りやすい分僕はこっちの釣りの方が個人的には好きです。

もし僕みたいに下げでバラしまくってしまってるお仲間がいらっしゃいましたら是非一度お試しくださいませませ。

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