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▼ フリードリフトの使い方 ジョインテッドクローでシーバスゲーム
- ジャンル:釣行記
- ((ジョイクロ釣行)シーバスをジョインテッドクローで釣った話)
久しぶりに、初めてジョイクロを投げ出した5年前を思い出して、フリードリフト(だだ流し)させてきた釣行記です。
鮎よりもボラ
秋、全国の名だたる鮎河川が羨ましくなる季節。
私の場合、それはやはり、大きい魚が釣れる事や、ゲーム性よりも、景色として鮎がいる清流というのが、羨ましい気持ちの半分以上を構成しているような気がする。
とは言え、現実的にエントリーがしやすい”マイ”フィールドにおいて、それは望めず、メインベイトは15cm級へ育ったボラであり、
彼らが好むような河川が、私にとって日常的な景色となる。
ただ、シーバスはこのサイズのボラにとても興味を示す時期でもあり、その場合にはゲームレンジが水面になる為、それはそれで非常にエキサイティングと言える。
蜘蛛の糸だったジョイクロ
ここで、特にボイルしてしまっている状態だと、居るのが解るのに釣れない地獄に陥る事もある。
私がジョインテッドクローというルアーを使うキッカケも、そんな地獄に垂れる一筋の糸にしがみついた結果だった。
それはこれまで度々、触れているが、あれは今から6年前、思い出すのも恐ろしい8日間。
春夏秋冬、1年を通して、色んな風景で安定してシーバスが釣れるようになってきた晩秋の朝。
轟音と共に炸裂するスプラッシュ、そんな風景が最初に遭遇してから8日間、毎朝一時間程度繰り返された。
初日からルアーを投げ倒して、8日目に、それが終わったのではなくもういいや、と諦めた。
見たこともない様な数のシーバスが居たのに、0キャッチに終わった。
今でも冬になると、うなされて目が覚める・・・。
そして、自分は今、釣行中ではない事を確認して、良かったボウズじゃないんだ、と安堵する、そんな恐ろしい体験だった。
閑話休題
ボラの動きとシーバス
そんなこんなで、ジョインテッドクローを使い出して、一番楽になったのが、15cm程度のボラを執拗に狙う秋のシーバスだった。
もっとも、上記した天啓の様な光景には、翌年に2日見ただけで、その後は未だ出会えていないが、基本は変わらない。
私の場合は河川内でそれなりに遊泳力がある15cm程度のボラが上流から下流に移動するタイミングを重要視しており、
これは主にタイドグラフで下げの動き出しから1時間程度を目安に、次に、それを解っているシーバスがどこで待ち構えているのか、を考えるようにしている。
ここで、ジョイクロを使う事、次にジョイクロはトップである事から、細く、浅く、ピンスポット、そういう変化を探している。
フリードリフトでもいいのか?
どんぶらこ、どんぶらこ。
いわゆるアップ(流れの上流)に投げて、何にもしない。
その姿を見て思うはずだ、こんなんで本当に釣れるのか、と。
私がジョイクロをまとめた記事などで、最初は普通のルアーと同じく、いわゆるU字使いを推奨しているのも、
この辺、釣り人が信じて無いとゲームが成立しない気持ちはとても解るからだ。
ザーザーと音がなる鮎河川なら、考えるまもなく一気に流れていくし、また”落ち鮎パターンとやらはこうなんだ”というゲームに対する自信がそれなりに生じている訳である。
ところが、この記事を読んだくらいでは、そこまで、やり切る自信というところまでは行かないと思う。
だから、この動画はとても近いので、昔から紹介させて貰っている。
この動画でみるべきは、この程度の流速で、デイゲームなのにフリードリフトで問題ない事。
これで多少は自信が補填されると思う。
ある日のゲーム
夕マヅメはとうに過ぎたナイトゲーム。
私が明確に下げの動きを感じてから数分、早くも上流側からボラの群れ、第1陣が降りてきたのを水面の揺れから察知する。
ここで、見るべきは、それを待っているシーバスがいるであろう場所をボラが通過する瞬間に、群れがどのような動きをするか。
隊列を乱さずに真っ直ぐ通りすぎれば、本日は終了となるが......
ピッ、と小さな水滴が飛ぶ音が聞こえ、水面に波紋、ボラが背で作る水切りが幾つか生じる。
つまり、明らかに群れの隊列を大きく乱すべき理由がそこにあるのだろう。
一投目からど真ん中に入れていく、その波乱が起きた、流れの直線上だ。
ラインはフリー。
ここで、結局はラインがルアーに影響しているテンションドリフトになってしまわないように、ラインがルアーを引っぱらない、逆にたるみ過ぎないようにだけロッドを立て気味にして巻いていく。
手前の流れにラインを持って行かれてしまう状況であれば、フライフィッシングのような意識でラインメンディングする必要があるかもしれない。
スーッと、真っ直ぐにその地点へ吸い込まれて行く様に流れるジョイクロ。
映画の影響でちょっとやったビリヤード、ナインボールがポケットに伸びていくシーンを髣髴とさせる。
ガコン、となった様な気さえする、デジャブする風景。
パワフルな”キュー”で一気に引き抜く。

※使用のベイトタックルはDAIWAから借りています。
ミドルクラスなベイトロッド編 DAIWA モアザン ベイトキャスティング
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfkpou3sb
シーバスがボラで肥える秋が到来。
最近は操作を入れて動かす事が増えてきたが、フリードリフトの楽しさを再確認させてもらった。
凄い釣れるのではなく、凄いバイトが出るジョイクロに魅了されて
2年位の間、ひたすら投げ倒した段階で書いた記事です。
(その後に3年分を都度、追記してます。)
ジョイクロに興味や関心がある皆さんの参考になれば幸いです。
ジョインテッドクローでシーバスを釣る基本
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfcrdmog6
鮎よりもボラ
秋、全国の名だたる鮎河川が羨ましくなる季節。
私の場合、それはやはり、大きい魚が釣れる事や、ゲーム性よりも、景色として鮎がいる清流というのが、羨ましい気持ちの半分以上を構成しているような気がする。
とは言え、現実的にエントリーがしやすい”マイ”フィールドにおいて、それは望めず、メインベイトは15cm級へ育ったボラであり、
彼らが好むような河川が、私にとって日常的な景色となる。
ただ、シーバスはこのサイズのボラにとても興味を示す時期でもあり、その場合にはゲームレンジが水面になる為、それはそれで非常にエキサイティングと言える。
蜘蛛の糸だったジョイクロ
ここで、特にボイルしてしまっている状態だと、居るのが解るのに釣れない地獄に陥る事もある。
私がジョインテッドクローというルアーを使うキッカケも、そんな地獄に垂れる一筋の糸にしがみついた結果だった。
それはこれまで度々、触れているが、あれは今から6年前、思い出すのも恐ろしい8日間。
春夏秋冬、1年を通して、色んな風景で安定してシーバスが釣れるようになってきた晩秋の朝。
轟音と共に炸裂するスプラッシュ、そんな風景が最初に遭遇してから8日間、毎朝一時間程度繰り返された。
初日からルアーを投げ倒して、8日目に、それが終わったのではなくもういいや、と諦めた。
見たこともない様な数のシーバスが居たのに、0キャッチに終わった。
今でも冬になると、うなされて目が覚める・・・。
そして、自分は今、釣行中ではない事を確認して、良かったボウズじゃないんだ、と安堵する、そんな恐ろしい体験だった。
閑話休題
ボラの動きとシーバス
そんなこんなで、ジョインテッドクローを使い出して、一番楽になったのが、15cm程度のボラを執拗に狙う秋のシーバスだった。
もっとも、上記した天啓の様な光景には、翌年に2日見ただけで、その後は未だ出会えていないが、基本は変わらない。
私の場合は河川内でそれなりに遊泳力がある15cm程度のボラが上流から下流に移動するタイミングを重要視しており、
これは主にタイドグラフで下げの動き出しから1時間程度を目安に、次に、それを解っているシーバスがどこで待ち構えているのか、を考えるようにしている。
ここで、ジョイクロを使う事、次にジョイクロはトップである事から、細く、浅く、ピンスポット、そういう変化を探している。
フリードリフトでもいいのか?
どんぶらこ、どんぶらこ。
いわゆるアップ(流れの上流)に投げて、何にもしない。
その姿を見て思うはずだ、こんなんで本当に釣れるのか、と。
私がジョイクロをまとめた記事などで、最初は普通のルアーと同じく、いわゆるU字使いを推奨しているのも、
この辺、釣り人が信じて無いとゲームが成立しない気持ちはとても解るからだ。
ザーザーと音がなる鮎河川なら、考えるまもなく一気に流れていくし、また”落ち鮎パターンとやらはこうなんだ”というゲームに対する自信がそれなりに生じている訳である。
ところが、この記事を読んだくらいでは、そこまで、やり切る自信というところまでは行かないと思う。
だから、この動画はとても近いので、昔から紹介させて貰っている。
この動画でみるべきは、この程度の流速で、デイゲームなのにフリードリフトで問題ない事。
これで多少は自信が補填されると思う。
ある日のゲーム
夕マヅメはとうに過ぎたナイトゲーム。
私が明確に下げの動きを感じてから数分、早くも上流側からボラの群れ、第1陣が降りてきたのを水面の揺れから察知する。
ここで、見るべきは、それを待っているシーバスがいるであろう場所をボラが通過する瞬間に、群れがどのような動きをするか。
隊列を乱さずに真っ直ぐ通りすぎれば、本日は終了となるが......
ピッ、と小さな水滴が飛ぶ音が聞こえ、水面に波紋、ボラが背で作る水切りが幾つか生じる。
つまり、明らかに群れの隊列を大きく乱すべき理由がそこにあるのだろう。
一投目からど真ん中に入れていく、その波乱が起きた、流れの直線上だ。
ラインはフリー。
ここで、結局はラインがルアーに影響しているテンションドリフトになってしまわないように、ラインがルアーを引っぱらない、逆にたるみ過ぎないようにだけロッドを立て気味にして巻いていく。
手前の流れにラインを持って行かれてしまう状況であれば、フライフィッシングのような意識でラインメンディングする必要があるかもしれない。
スーッと、真っ直ぐにその地点へ吸い込まれて行く様に流れるジョイクロ。
映画の影響でちょっとやったビリヤード、ナインボールがポケットに伸びていくシーンを髣髴とさせる。
ガコン、となった様な気さえする、デジャブする風景。
パワフルな”キュー”で一気に引き抜く。

※使用のベイトタックルはDAIWAから借りています。
ミドルクラスなベイトロッド編 DAIWA モアザン ベイトキャスティング
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfkpou3sb
シーバスがボラで肥える秋が到来。
最近は操作を入れて動かす事が増えてきたが、フリードリフトの楽しさを再確認させてもらった。
凄い釣れるのではなく、凄いバイトが出るジョイクロに魅了されて
2年位の間、ひたすら投げ倒した段階で書いた記事です。
(その後に3年分を都度、追記してます。)
ジョイクロに興味や関心がある皆さんの参考になれば幸いです。
ジョインテッドクローでシーバスを釣る基本
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfcrdmog6
- 2015年10月21日
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