第一回 小笠原諸島 母島遠征 その3

滞在3日目…

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前日ロックショアで大満足の結果を残した僕たちは、再び眠い目を擦りながら早朝の港に来ていた。
今日は島民となった大学の仲間がお世話になっている漁師さんが船を出してくれ、漁の合間に釣りをしていいとの事だったので渡に船とはまさにこのこと、といそいそと船に乗り込んだのである。

そして出船。

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釣り開始。
実は本格的なオフショアジギングは初挑戦の筆者。これ使いなと渡されたタックルを手に早速ジグを投入。

(これジグ重すぎね)
(これ糸太すぎね)

心の中に疑問を感じつつ、落とし、そしてしゃくる。

あとで教えられたがPE8号だったらしい。

小笠原海域はいかんせん潮が速いことが特徴のようだ。今回も500gのジグが着底しないこともあったくらいなので相当流れているのだろう。

8号で500gを糸300m出しても着底しないからしゃくりあげてくる辛さ、尋常じゃない。

しばらくしゃくっているとヒット!
ギュンギュンと力強く突っ込みながら上がってきたのは小型のカンパチ。1kgちょっとかな

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カンパチといえばとても美味な魚というイメージをお持ちの方が多いと思うが、小笠原海域のカンパチは正直美味しくない。脂が乗ってない個体が多いのである。

その後もポロポロと同サイズの魚が上がる。
またオキアカバ(アカハタモドキ)やヒメ(ヒメダイ)なども混じり楽しい。

ちょっとだけサイズアップ。

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ライフジャケットは服の中に入り込んでます。

そんなこんなで昼過ぎに差し掛かった頃、新潟から参戦中の仲間のドラグが鳴り響いた。
どんどん出されるが必死のファイトを続ける。
10分ほど経っただろうか。
やっと魚が上がってくる。一見GTとも見間違うほどの体高。しかしヒレが黄色い。

なんとシマアジであった。

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いや君デカすぎでしょ…
初ジギングなのに凄すぎるよ!

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ちょっと痩せ気味だけど、それでも文句なしの特大オオカミ!
唇はオオカミというより鯉…?

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堂々の11kg超え。日本記録級の超巨大シマアジだった。痩せてなかったらいってたかも…

おめでとう!!!凄すぎるよ!!!

そんなこんなで予期せぬ大物も獲れて大興奮のジギング編だった。

これでオフショアも終了!帰港し明日の帰りの船に乗る為片付けをする。はずもなく…
最後の夜を満喫すべく、僕は1人港に足を運んだ。

ターゲットはタマン。何度か伊豆諸島で狙ったことはあるが、向こうではなかなか数の出ない人気ターゲットだ。

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しかし…小笠原では…

めっちゃ釣れる。
小一時間やって6匹キャッチ。飽きるほど釣れる。

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こんなに釣れるとありがたみが全くなくなる。
そして疲れ切ってダウン。
釣行の全スケジュールを終了した。

次回!近日公開!母島番外編。食事。街並み。まとめ。





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