こんにちは。keenです。

※下らない事を長々と書いているので、

釣行記のみ読む場合は

次の釣りログ「サクラマス遠征　その１」からで宜しくお願い致しますm(__)m

突然ですが、皆様の憧れの魚は何でしょうか。

釣りが好きな方ならば、

それぞれ想いのある魚がいることでしょう。

僕のその想いの魚、恋い焦がれる魚は

「サクラマス」です。

僕の釣り人生は、幼稚園に入るか入らないかくらいの頃、

父に丹沢へ山女魚を釣りに連れて行ってもらった
ところから始まります。

綺麗な渓魚に心躍り、今年で29歳になりますが

未だにその虜です。

そして、実家が書店を経営している事もあり、

小学３，４年生くらいには
自然とトラウト釣り専門雑誌を読む様になりました。

そこで衝撃を受けたのが九頭竜川や神通川のサクラマス。

「すげぇ。なんなんだこの鱒は。」

銀色に輝く魚体と鋭い眼光。

そして何より印象的だったのは
それを釣りあげたアングラーのとんでもなく嬉しそうな表情。

写真で最初に見た時は、
それが元々は山女魚だった魚と
想像もつきませんでした。

しかしながら、すぐにその事実を知り、

私は更にサクラマスという魚に興味が湧きました。

「あの大好きな山女魚が、
海に降りてこんなすごい魚体になり帰ってくるのか！？」
衝撃です。

そこから紆余曲折あり、海、川、湖と
色々な釣りをしてきましたが、
やはり心にあるのはあの銀鱗の魚。

関東の河川でも遡上鱒は狙えなくはないのですが、

なかなかその雄大な魚体に出会える確率は低い。

(関東で狙えるサクラマスは

短期降海型や海までは下りず河川下流域に留まる個体が多く

サイズは４０～５０㎝くらい？
と小さめな魚が割合を占めるらしいです。
例　利根川・戻り山女魚)

やはり、北陸・東北へ遠征しないと手が届かない魚。

そもそも、そんな簡単にできる釣りではない気がするし

プロレベルの方々が釣れて震えて喜ぶ様な魚を

僕が簡単に釣れるなんて思えません。

そんな事もあり、真剣には挑戦すら考えていませんでした。

僕にとっては目標というよりは夢の様な魚。

そこから時は経ち、
色々ありまして実家の自営業を私もやりながら、
空いている日には近所の釣り具屋さんで
アルバイトをさせてもらい、
休日は釣りへ出かけるという恵まれた環境で
生活できる事となります。

ここ数年は利根川での戻り山女魚へも何度か足を運んでるし
狩野川のサツキマス狙いなんかも始めていて

今年がチャンスだと
日本海側のサクラマス挑戦を決意しました。

今シーズンに狙いを定め、
準備は去年末辺りから着々と進めることに。

(家族のバックアップがなければ不可能な遠征でした。
大感謝。
また、某釣具店のＳさんには
色々なアドバイスを頂いて、
この遠征に臨むことができました。
本当に感謝しております。)

選んだ舞台は富山県・庄川。

源流域は合掌造りで有名な岐阜県白川郷等も含み

下流域は富山県西部を流れる一級河川です。

富山県でサクラマスが有名な河川というと

黒部川、神通川がまず挙がりますが

この２河川でサクラマスを釣るには
抽選での当選(５０名程度)を得なければならない
という狭き門があります。

当然ながらクジ運がまったくない僕は落選。。。。。

福井県九頭竜川や山形県赤川も
候補として考えましたが

どうせやるなら情報が
あまり発信されていない河川で

自分自身で情報収集して、
自らの足でポイントを探してやってみたい。

猛者達が集まる有名河川よりちょっとマイナーな河川
(僕の知識がなかっただけで庄川だって素晴らしい川です)
の方がド素人である僕のルアーにも
反応してくれる可能性が少しだけでも高くなるのでは？
というアホで甘い考えもありました。

という訳で、
「数は出ないが、出ると大型が多い」と言われる

庄川への挑戦が決まり

遠征日程は

４月下旬～５月上旬辺り　弾丸日程で川の下見

６月上旬　４泊５日のガチンコ釣行

という予定にしました。

この庄川でサクラマス釣りをするには

サクラマスだけの特別な遊漁券を事前購入する必要があります。

承認期間　４月１日～６月１５日迄

遊漁料金　￥１５、２９０

短期間そしてサクラマス１魚種のみの遊漁券。

日釣り券がある河川も他にありますが

この庄川サクラマス遊漁券、なかなかのお値段。

いいんです。それくらいの魚なんです。きっと。。。。

ダラダラと書き綴ってしまいましたね。

ここまで目を通して頂いき、有難うございました。

もう少しだけお付き合いしてもらえたら幸いです。

ではでは、いざ庄川へ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく