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川本 雄一
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▼ 捨てたもんじゃねぇな
- ジャンル:日記/一般
- (日常)
先日、仕事中の事なのですが・・・
あ、僕の仕事はカーディーラーの営業なんですがね、
新車にナンバーを取りつけてたんですよ。
そうしたら、敷地の外から6歳くらいかな・・・
男の子が、3歳弱の女の子と小さな自転車を持って
じっとコッチをみてたんです。
僕が気付いたのがわかったんでしょうね、
男の子が、申し訳無さそうに、一生懸命に
『あの~すみません』
と声をかけてきました。
どうしたのかと思い近づいてみると、
男の子が『自転車のイス低くしてもらえませんか?』
と女の子の手を握って言うんです。
恐らく自転車は男の子の物で、女の子は妹。
妹は少し怯えながらお兄ちゃんの手にしがみついている。
何でサドルを低くしたかったのか全く理解できぬまま、
男の子の手を取って工場に招き入れたんです。
で、自転車のサドルを工具で低くしてあげている間、
工場の音に驚いている妹を男の子が抱きかかえて、
『大丈夫、怖くないよ』って言ってる。
その自転車は男の子の背丈に合わせてサドルが調整してあり、
カゴの中には補助輪が入ってました。
たぶん、やっと補助輪が取れたんでしょうね。
一生懸命練習して自転車にはたくさんキズが入ってます。
『どの位の高さにする?』と聞くと
『一番低くしてもらえますか』
『よし、任せとき!』
そんな会話をしながらサドルを調整してあげると、
男の子が本当に嬉しそうに『ありがとうございました』
って頭を下げるんです。
でも男の子にはこのサドルは低すぎて乗り難いんだけどな?
って思ってると、
男の子が、妹を抱きかかえ
自転車に乗せるではありませんか。
『え?』
ビックリしている僕を知ってか知らずか、
お兄ちゃんは妹の手を取りハンドルを持たせると、
『よかったね、これで~ちゃんも乗れるよ』
どう考えても3歳弱の女の子に乗れる訳もなく、ペダルに足すら届きません。
すると、お兄ちゃんは妹の後ろからハンドルを持ち
小さな身体で妹を乗せた自転車を一生懸命バランスを取りながら押し始めました。
『大丈夫?』
声をかける僕に、男の子は一生懸命自転車と妹を支えて『ありがとうございました!』って嬉しそうに言うんです。
すると、女の子が本当に綺麗な目で『ありがとう』って。
危うく涙が出そうになりました。
たぶん、小さな妹を連れてお気に入りの自転車を持って散歩に出たお兄ちゃんですが、妹がお兄ちゃんの自転車に乗りたいって言ったんでしょうね。
困ったお兄ちゃんの目の前に車屋。
優しいお兄ちゃんは、どうにか妹の望みを叶えようと勇気を出して知らないオジサンに声をかけたんでしょう。
子供の真っすぐな眼と綺麗な瞳。
曇りない真丸な笑顔をみたら、
あ、人間も捨てたもんじゃないなって思いました。
瞬く間に心が温かくなる。
暗い世の中ですが、あの二人の兄弟のように一生懸命に泣いて笑ってる子供達が居る限り、僕らオッサン達にもしなくちゃいけない事があるんじゃないかと。
環境問題や未だ収まらない原発。
全て身勝手な大人達が我々に残したもの。
ただ、それをあの子達に背負わせちゃいけない。
まして、これからあの子達が生きていくこの世の中に、
僕らは何をしなくちゃいけないか。
子供達が、いつまでも遊べる海や川、山や草原をどれだけ残せるのか。
あの兄弟や自分の子供達に、僕らは何を残せるでしょうか。
あ、僕の仕事はカーディーラーの営業なんですがね、
新車にナンバーを取りつけてたんですよ。
そうしたら、敷地の外から6歳くらいかな・・・
男の子が、3歳弱の女の子と小さな自転車を持って
じっとコッチをみてたんです。
僕が気付いたのがわかったんでしょうね、
男の子が、申し訳無さそうに、一生懸命に
『あの~すみません』
と声をかけてきました。
どうしたのかと思い近づいてみると、
男の子が『自転車のイス低くしてもらえませんか?』
と女の子の手を握って言うんです。
恐らく自転車は男の子の物で、女の子は妹。
妹は少し怯えながらお兄ちゃんの手にしがみついている。
何でサドルを低くしたかったのか全く理解できぬまま、
男の子の手を取って工場に招き入れたんです。
で、自転車のサドルを工具で低くしてあげている間、
工場の音に驚いている妹を男の子が抱きかかえて、
『大丈夫、怖くないよ』って言ってる。
その自転車は男の子の背丈に合わせてサドルが調整してあり、
カゴの中には補助輪が入ってました。
たぶん、やっと補助輪が取れたんでしょうね。
一生懸命練習して自転車にはたくさんキズが入ってます。
『どの位の高さにする?』と聞くと
『一番低くしてもらえますか』
『よし、任せとき!』
そんな会話をしながらサドルを調整してあげると、
男の子が本当に嬉しそうに『ありがとうございました』
って頭を下げるんです。
でも男の子にはこのサドルは低すぎて乗り難いんだけどな?
って思ってると、
男の子が、妹を抱きかかえ
自転車に乗せるではありませんか。
『え?』
ビックリしている僕を知ってか知らずか、
お兄ちゃんは妹の手を取りハンドルを持たせると、
『よかったね、これで~ちゃんも乗れるよ』
どう考えても3歳弱の女の子に乗れる訳もなく、ペダルに足すら届きません。
すると、お兄ちゃんは妹の後ろからハンドルを持ち
小さな身体で妹を乗せた自転車を一生懸命バランスを取りながら押し始めました。
『大丈夫?』
声をかける僕に、男の子は一生懸命自転車と妹を支えて『ありがとうございました!』って嬉しそうに言うんです。
すると、女の子が本当に綺麗な目で『ありがとう』って。
危うく涙が出そうになりました。
たぶん、小さな妹を連れてお気に入りの自転車を持って散歩に出たお兄ちゃんですが、妹がお兄ちゃんの自転車に乗りたいって言ったんでしょうね。
困ったお兄ちゃんの目の前に車屋。
優しいお兄ちゃんは、どうにか妹の望みを叶えようと勇気を出して知らないオジサンに声をかけたんでしょう。
子供の真っすぐな眼と綺麗な瞳。
曇りない真丸な笑顔をみたら、
あ、人間も捨てたもんじゃないなって思いました。
瞬く間に心が温かくなる。
暗い世の中ですが、あの二人の兄弟のように一生懸命に泣いて笑ってる子供達が居る限り、僕らオッサン達にもしなくちゃいけない事があるんじゃないかと。
環境問題や未だ収まらない原発。
全て身勝手な大人達が我々に残したもの。
ただ、それをあの子達に背負わせちゃいけない。
まして、これからあの子達が生きていくこの世の中に、
僕らは何をしなくちゃいけないか。
子供達が、いつまでも遊べる海や川、山や草原をどれだけ残せるのか。
あの兄弟や自分の子供達に、僕らは何を残せるでしょうか。
- 2011年11月28日
- コメント(5)
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