リスぐるまのイロハにホヘと…

  • ジャンル:釣り具インプレ
前回、リスぐるまのログをアップさせて頂きました。fimoニュースに取り上げて頂いたおかげもあり、冴えない内容なのに沢山の方々に足を運んで頂きました。fimoさんそしてご観覧頂きました皆様、ありがとうございます。

前置きはこのぐらいにさせて頂き、本題に入らせて頂きます。私の愛してやまない、リスぐるまについての私なりのインプレを書かせて頂きます。

もうそんな事知ってるしなどと思われる方には内容が薄く感じるかも知れません。あくまで、興味がありこれから使ってみたいと思う方々への私なりのインプレになります。

手始めにリスぐるまの仕組み
demkxboyjcjamy7wpyhu_361_480-0de18561.jpg
上から
リールフットに軸とアーム付きのガイド
上下にスプールを挟むようにベアリング 
真ん中がスプール直径16cm
六角で軸に固定
シールで表のベアリングをカバー
至ってシンプルです。
スプールの付け根
2k3kgrhorhp45y9k5ofa_361_480-e8a8ecb6.jpg
上の写真はキャスト時のサミング、巻き、指ドラグの役割を果たすゴム。ここが以外と肝、指の感覚世界でちょっとした触り方で変わってきます。基本、巻きは車輪に指を入れて回します。細かい内容は下に記載します。

強度について
このあたりはツララ様の事を考えると正直あまり、突っ込んで語りたくはないんですがこの場をお借りしてお話しをさせて頂こうと思います。昨年手にしキャストがままならない中1匹明暗で魚をなんとかかけ…バラシました。その後、直ぐに違和感があり釣りをやめ車内でリールを確認j7kzmi4dz9r2dbdn7kxb_361_480-24eef892.jpg
わかりづらいかも知れませんが、2箇所溶接されている上側にクラックが入ってしまいました。考えられる理由としては、16cm系という大きなスプールを支える軸とフットをくっ付けているのがこの2箇所だけ。スプールの外にかかる力を支えきれなかったと考えられます。使いこなす前に終わったと落胆しつつ、思いついた事がありました。私には心強い仲間が居る!あの人なら溶接出来るのでは⁉︎とすぐに連絡。返信が「溶接はできるけど、物みないとわからない」と。持ち込ませ頂き、作業をして頂き無事、修復プラス強化完了。シールを見て気になった方もいらっしゃるかと思います。『にきりん』とはこの作業を請け負って頂きました、良き釣り仲間!いや、私にとっては神!本当にありがとうございました。下の写真が作業後です。
xwyz2gok62uakdo6aahb_361_480-06fa22da.jpg
軸を下から全て溶接。更にはガイドが付いたアームも下から。この溶接後、トラブルは一切無くなりました。使用される方々は気をつけて下さい。クラックやカダ付きに気付かず知らずに使っていると、もげて取れてしまうかもしれません。

ここからは合わせているロッドと使い方
最初、使っていたロッドは最近多い高弾性の96ftの竿でやってたしたが、なんともフィーリングが合わない。そこで、考えました。ツララの竿がどんな竿か八重山地方でガラマンを使ってそうな竿はどんな竿か台湾リールとして台湾で使ってそうな竿…と。その結果思いついたのが、レギュラーやスローテーパー気味の竿なのかなと。その結果
以下のロッド2本を使用してます。
m2yofyr7og7s3v5d6iw4_361_480-08b33041.jpg
シーマッチ キャプチャーシーバス90 9ft 並継
何故かビシッと横文字からの…並継
ie33g5iykv3mut6eoea4_361_480-66e619cf.jpg
スミス ブローショット 11ft
知り合いに話しを聞くとスミス往年の良きシーバスロッドだとか。最初は上の竿を使ってみたところバッチリでした。しかし、長すぎると思った下の竿の方が実は使いやすかったりします。

キャストについて
長竿てゆっくりとそしてリリースポイントは早め。本当に早め。軽量ルアーを投げる際にはゴムの部分を押し出すように(引くように 何故異なるかは下記で)初速をつけ頂かないと16cm系のスプールが回ってくれません。一度、回り出すと今度は止まらないので指でサミングしつつ着水と同時に止める。簡単にまとめさせて頂きましたが、かなり苦戦しました。こちらもまだまだ、発展途上です。頑張ります。

リトリーブやキャストと時のスプールの回転方向について
最初スプールにライン巻き付ける際、通常の巻きは下に回しますよね?右巻き左巻きでラインが下から巻き取られます。
右投げ右巻き
軽量ルアーの場合ゴムを上に押し上げるようにキャストでくるっと回して持ちかえて、通常のリーリング
右投げ左巻き
軽量ルアーの場合ゴムを下に引くようにキャスト持ちかえずに、通常のリーリング
左投げ右巻き
軽量ルアーの場合ゴムを下に引くようにキャスト持ちかえずに、通常のリーリング
左投げ左巻き
軽量ルアーを場合ゴムを上に押し上げるようにキャストくるっと回し、通常のリーリング
私は1番上の右投げ右巻き。一つ下のパターンをやってみましたが、キャストの際スプールを下に引くように(下に回る)事に違和感を感じました。例えば、右投げ左巻きをするにあたり、キャストを上に押し上げ、スプールを上方向に回転させたい場合、リーリングが逆の下から上に巻くようになります。好みややり方が沢山あると思います、手にされた方々いろいろチャレンジしてみて下さい。

最後に…
nb9zcx2bw483mmgpr9uf_361_480-e27287d0.jpg
実は二台目を購入してしまいました。
某オークションサイトで購入。これが、一筋縄では行かなかったんです。
6ecjuiz9dd9i7n37y4nn_361_480-1d7c42d4.jpg
上が正常。わかりづらいですが下が不良。縦に潰れて、ガイドリングが割れてました。
p9u6s5bid6morjfbasyf_480_361-cecb3305.jpg
ぶつけたのか挟んだか、直さないとまともに使えません。
3rnw4tpkhpmm99d9npbz_361_480-98af81c1.jpg
ガイドリングを外して再成型
spihcyvym8fya5vbxdug_361_480-29794b8a.jpg
取った瞬間、リングが呆気なく割れました。
そこで、ちょうど良いサイズのガイドリングが使わなくなった竿に付いていたのでそこから移植。
uh3d57cz5jumoz6336ax_480_361-b607eff1.jpg
使わなくなった竿のガイド
ad4xusev4sw6gz59y73k_361_480-f86b9b42.jpg
そしてガイドリング
e7mgwk9dnp2zz6738cx3_480_361-9ccdda00.jpg
無事移植完了
実釣に行きましたが大丈夫そうでした。
今やほとんど、新品で手に出来る可能性が少ない商品なだけに購入を検討される方はお気をつけ下さい。

たいした内容では無かったと思いますがこれにより更に興味を持って頂けたら幸いです。

キャストの飛距離が出た時の喜び、魚をかけた後のワクワク感、トラブル続きで一瞬ため息をつき空を見上げ、リールに絡んだ糸を直す、スピニングとベイトで経験した若かりし頃の釣りの思いでが蘇る思いです。ツララ様、本当にありがとうございます。このリールと本気で向き合い、壊れるまで大事に使わせて頂きます。

最後まで、お付き合い下さった方々ありがとうございます。また、気が向いた時ログアップさせて頂きます。

では、キャス練に行って参ります。

byリスを回すパンダ(何の事やら)

コメントを見る