水中カメラで運河を撮影

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本日2回目の更新になります。ちょっと気になるものを見たもので・・・

大学四年の力を使ってスズキに関する論文等を読んで食性や回遊についての知識を身につけていたところ、後輩が教授に借りた水中カメラで大学裏の運河を撮影してきたとのこと。

そのDVD映像を拝見。

日中の橋周り。デイゲームでは鉄板のポイント。


ボトムには無数の貝殻、沈みテトラ等。
ハゼやエビカニ類、意味不明の多毛類もいた。

表層にはイナッコ、排水の流れでは多くのミズクラゲが流されていた。

また、排水の流れに逆らうように泳ぐ、数多のボラ。



その下に、50cmクラスのシーバスがたくさんいた。

やはりボラの群れの下にいるというのは正しかった。今までボラを引っ掛けるのが怖かったけれど、これからは自信を持って攻められる(笑)


基本的にボトムちょい上をのんびり泳ぎ、たまに上を向いて30cmほど浮上。


フラットなボトムにも数匹いたが、やはり沈みテトラ周りや足元のシェードに多く着いていた。


シリテンバイブ53をカメラの前でチョンチョンしていたら、一匹のシーバスが反応してきた。


フォールアクションに過敏に反応しているように見えた。





水深も5mないくらい?な感覚。


あまり水深、流れのない運河のボトムストラクチャー周りを効率よく攻めるには、やはり小型バイブのダートが有効なのだと感じた。



頭の中である程度想像できていたことではあるが、実際に水中を見る貴重な機会によって得られたものは大きかった。




ちなみに先ほど読んだ論文によると、シーバスは1度の食事で体重のわずか4.4%を摂取すればいいとのこと。しかし、胃の中が空の個体が多く、基本的に腹をすかせていると捉えていいようだ。

また、周知の事実ではあるがメインとなる餌生物は魚類で、アミ類や多毛類は好き好んでは食べないそうだ。

そして、シーバスは魚類の中でも成長の早い部類ではあるが、60cmに成長するまで約7年かかるそうだ。いつも釣って喜んでいるスズキサイズの個体は競争の多い海や川の環境の中で7年以上も生きた魚と思うと、やはり自然に感謝して適切にリリースをする行為は重要であると感じた。






最後に、こんなの知っているよと思う方がほとんどだと思いますが初心者の僕にとっては大事な知識なのでひとつのメモとして保存させていただきます(笑)
間違ったことを書いている可能性も少なくないのでご指摘お願い致します。


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