【booz のボーズ逃れ日記】ルアーを知らなくては

こんにちは。DSP (ド素人プラッガー) の booz です。
2016年もあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか

俺は今年、メバルプラッギングとシーバスに出会えて、釣り人生の中でも大きな転機となる一年になりました。
プラッギングのなんたるか、なんて高いところはまだまだ理解できる気はしませんが、釣りに行ってあれこれ考えて、ブログ書きながら理解を整理して、また釣り場でいろいろ試して…っていうプロセスがたまらなく楽しいです。

特にこの「文章に起こす」って作業は、釣り場で生じた雑感をまとめるのに最高な作業だと改めて感じています。
たまに、書きながら「あ、あれってそういうことだったんだ」と気づくことも…

やっててよかった fimo ブログ。

連夜のプラグ遊びについて。

最近、バスデイの S.P.M. 55 ばっか使ってます。

先日、「引き出しを広げなきゃね」ってログを書いたばっかなんですが、その一方でひとつのルアーを使い倒すということもまた大切だと思ってて。
特に俺のようなプラッギングのシロートは、「魚がプラグに食ってくるシチュエーション」ってのを体に覚えこませるのが大切かなーと。

そのために、「よくわかってるルアー」を一本つくるのは決して悪いことではないのだと思います。
そういうルアーがあると、他のルアーに対する理解も一気に深まるかもしれません。

日によって、あるいは時間帯によって、巻いてる時に食ってくることもあれば、止めてる時に食ってくることもありますよね。
また、同じく巻くにしても、ウォブリングさせるかさせないかで結果が変わることもあり…

しかし、そこは俺の DSP たる所以。
いっぺんにアレコレ体得しようとしたってムリ!!

そこでまずは、「巻き」と「止め」にテーマを絞ってみることにしました。

12/18。
この時期にしては気温が高く、また最近通っている漁港では風も弱し。
ルアーの操作に集中できそうなコンディション。

スローリトリーブでデコピン的アタリはあるものの、食いきれてない感じ。
じゃあ止め?と思い、要所要所で5秒くらいステイを入れてやると、フロントフックにシッカリ。

止めた時のヒットは、「俺が演出した食わせの間」がハマった感があり、サイコーに気分がいいです。
サイズは20cmないくらいですが、今のテーマはそこじゃない。

検証のため、またフラフラとリトリーブ。
まあ、巻きでもコツコツとアタリはあったので、うまくフックがある場所に食ってくれば…

ただ、やっぱりどっちかというと、止めの間に「コーンっ!!」という思い切ったアタリが多い様子。
頭上で止まったルアーの急所に、深場から猛ラッシュをかけて咥えて反転、という感じでしょうか?
よくわかりませんが、想像するに…ね。

クロソイもまた然り。
食わせの間をとってやれば、遠慮なくかかってくる感じでした。

なんか、25cmを超えると「いいサイズじゃん」と思うようになってしまいましたが…

ところで、S.P.M. はフォールの際に微かなロールを出すルアー。
この日の魚はこのロールに反応してるのでしょうか?
それとも、単純にステイが効いている?

手持ちのルアーで、ロールを出さずにフォールするのはミニマル。
ちょっとフォールは速いですけど、このルアーだとどうか?

同じようにステイを入れてやると、

これまたフロントフックにシッカリ。
ロールは関係ないのかな?

どっちかといえば、ステイが効いてる?

とはいえ、S.P.M. ほどの反応は得られず。
満潮近いから、時間帯のせいもあるのかな?

じゃあ戻して、止めて。
もう1本。

ロールが効いてるのか、フォールスピードが決め手なのか、はたまたミニマルにスレただけなのかはわかりませんが、こうやってルアーを変えてすぐに結果が出るのは気持ちいいですね。
結局のところ、ロールの効きについてはちょっとよくわかりませんでしたが。

S.P.M. 主体で攻めたこの日は、止めで釣るイメージがより明確化された感じがしました。
場合によっては、ロールしないミニマルのフォールの方が食うこともあるでしょうし、あるいはステイよりも巻きの方が釣れることもあるでしょうけど、それは数をこなさないとわからないこと。

ただ、ひとつのルアーを知るためには、そのひとつのルアーだけ使っていてもダメですね。
似たようなルアーと比べて、何が同じで、何が違うのかを見ないことには、そのルアーを真に理解したとはいえないのだと思います。

ひとつのルアーを知るために…次回は何をテーマにしようかなぁ。
ここへきてようやく、釣りの本当の楽しさに目覚めてきたような気がします。

…で、ロスタイム。

ちょっと食いが渋くなったな〜…と思ったタイミングで