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▼ 秋田遠征 其ノ参~ 雄物川チャレンジ 90オーバーへの軌跡
- ジャンル:日記/一般
朝・昼と好調に魚を引き出してきたなかで、ようやく絞り込めてきたエリ
ア。
そのエリアにいくつか点在するポイントでランカーサイズが一番出る
可能性を模索していく。
いつもそうだが、どのエリアでもデカイ奴が動き出す時間帯というのがある。
それは地形や水の流れ、水圧・気圧とともに非常に重要な要素。
たとえ、ドンピシャの場所に入ったとしても、時合いがズレればランカー
サイズには届かず、目的とは違う魚がヒットして終了してしまう。
今回の秋田戦で釣りをしてきたなかで、コツコツと調べ上げてきたの
は地形やベイトの有無だけでない。
この時合いがどこにくるのか。
中小型のラッシュの時間帯にまどわされずに、モンスターサイズがこっ
そり動き出す時間帯・・・それが一日のうちでどこかに必ずあるハズ。
この数日間で釣れた時も釣れない時もフィールドから得た情報はこれ
を絞り込むのに非常に役に立つ。
①明け方~午前中
②お昼前後
③夕マズメ~夜10時ごろ。
ここまでの流れを頭のなかで反芻・検証するなかで、空白の時間・・・。
そこがズバリ怪しい。
朝のトップによる誘い出し
昼の激流攻略
と思いどおりのゲームを展開してきたなかでむかえたラストナイト。
泣いても笑っても最終回というのは・・・燃える(爆)。
ギリギリまで追い詰められてからの1本というのは過去何度も経験して
きたが、
「コレを逃したら後がない」
というこの緊張感がとてつもなくタマらないのだ。
そんな気持ちで向かったポイントは日中に樹液が出ていた流域。
生き物全体の活性が上がっている・・・。
そんな時はライトをつけると顔面にむかって無数の羽虫が群がってく
るもの。
今回から使い始めたZEXSUSの新作ZX280はセンサーによって光
量を対象物の距離に合わせられる優れモノ。

LOWモードでは無駄に明るすぎないので、羽虫に付きまとわれること
も少なくてすむ。
万全の態勢でポイントに向かいまずはポイントを観察。
足元から30~40mほどの川面に存在するストラクチャーと、ところど
ころに竹グイ+草というトラップが点在している。
そしてそれらが発生している魅惑的なヨレ。
まさに教科書どおりのポイント。
まずは手始めに流れを読みやすいアストレイア99F-SSRを投入。
やや早巻きでブルブルと泳ぐ抵抗感を感じながら水流のチェックをして
いく。
ピックアップ寸前にガツガツっと固い感触とともに根掛かり&殉職。
どうやら手前に捨石帯が入っているようだ。
気を取り直してすばやくノットを組み直し、ふたたびキャスト。
そして、再び殉職(泣)。
なかなかに手ごわいポイントだ(爆)。
それでもまだまだ撃ち尽くしてないコースがある。
一度、車に戻ってリーダー・フックの補充をかけてから、もう一度トラ
イ。
少しずつ下りながら、もう一つのヨレをめざす。
ヨレの攻略ではどれだけの角度とレンジで攻めたおすかが勝負の分
かれ目となることが多い。
たとえ、リトリーブしにくい竹グイとかあるにしてもしっかりと最後の一手
まで通すように心がけている。
そんな針の目を通すようなトレースコースを通ったルアーが手前の捨
石のキワでゴンッとひったくられる。
バシャシャッと水面で暴れるが、フッとテンションが抜ける。
「ああっ。」
後ろで見守ってくれた仲間から思わず声が上がる。
サイズは60cm前後といったところか。
場を荒らしたくないので、少し強引にヤリトリしてたところでの口切れだ
ったが、もとよりそのサイズで落ち込んでいる場合ではない。
やることはいつもと同じ。

リ―ダ・ライン・ノットをチェックし・・・

フックをSP-M#3に取り換えて水に同調させやすいセミサスペンド
設定に変更。
ルアーはアストレイア99F-SSR シルクミラージュ。

夜戦では一番の信頼度を誇るシルクミラージュを投入。
余計な竹グイをかわすために、最下流からアップで攻める立ち位置を
確保。
静まり返った夜の川面。
ヨレの向こう側にキャストして、馴染ませるように2,3回ハンドルを回し
て水深60CMほどのレンジに一気に潜り込ませる。
そこからは流れに同調するぐらいの速度に落として、ジワリジワリとス
ローに探る。
流れのなかでほとんど動かないくらいの速度にするのが自分のドリフト
のやりかた。
上流から流れてくるエビや小魚にしても、ド派手に動きながら下流に流
れて行くものは少ない。
むしろ流されるというのは弱ってスローにフラフラしながら流れ落ちて行
くのが自然と考えている。
スーとした動きのなかに時折ユラユラと身をふるわせながらヨレに漂うイ
メージでルアーを通していく。
このように極スローに攻めたい時にこそ、浮きもせず、沈みもしない、
セミサスペンド設定が威力を発揮してくるのだ。
張り巡らされた神経が、
ロッドを通じ・・・
ラインを通じ・・・
フックポイントのさきに集中するくらいの緊張感の中、
・・・コ。
とてつもなく微かな感触が伝わってくる。
総じてドリフト中のバイトは小さいが、そのなかでも極小クラスの感触。
ここで合わせるとスッポ抜けが多いのを見越して、そのまま巻き続ける。
ラインが張り・・・
ティップが曲がり・・・
ベリーまでしっかり曲がってから・・・
確信をもって起こすようにフッキング。
・・・ズシン。
バットまで伝わってくるその重量感はまちがいなく、今回最大クラスのも
の。
「デカイかもっ」
同行者に伝えると同時にレバーワークで丁寧にいなす。
流れに乗るときは沖に走らせ、
テンションをゆるめて、頭をこちらに向かせる。
と同時にテストロッサのバットパワーにモノをいわせてグイグイ寄せてく
る。
柔剛一体。
ラインを出すべき時は出し、止めるときはキッチリ止める
いままで何百回、何千回と繰り返してきた自分のファイトスタイル。
手前の捨石帯と沈み竹グイに注意しながら、なるべく水面直下で暴れ
させるイメージでロッドとレバーをあやつる。
ズバババッアアアッン
ド派手な水しぶきをあげながら夜の川面が大きく揺れる。
位置とレンジはばっちり。
だが暗闇のなかで張り詰めた神経がかすかな違和感を伝えてくる。
・・・プップンッ。
弦をはじくような嫌な感触。
過去何度も経験させられてきたあの感触。
「・・・呑まれている。」
ルアーを丸飲みされてリーダーが歯にスレているあの状況だ。
今回のリーダーは20LB。
アップに攻めることを考慮して、抵抗の少ない細めにしていたのが裏
目になった。
高知の時、同様に首を振る瞬間にあわせて、ラインテンションを緩め
るメソッド・・・テンションフリ―でリーダーをかばい続ける。
アカメやヒラにくらべてスピードはないが、ストロークの長さは変わらない。
あせらずにゆっくりとその距離を詰めていく。
・・・ゆらり
ライトに照らされた濁った水中で青白く長い影が浮かび上がる。
「長いっ」
リーダーの位置と尻尾が起こす乱水流の距離が離れている。
すばやく頭の向きを確認して、頭を誘導してテストロッサのパワーで一気
に浅場にズリ上げてランディング成功。
ここまで固唾を飲んで見守ってくれていた松橋氏と浦田氏とおたけびをあげる。

昨年にひきつづき最後の最後に秋田モンスター降臨。
ズシリとした重量感が最高に心地よい。


アストレイア99F-SSR シルクミラージュを丸飲み。
ちなみに異常に歯が発達している個体らしく、このあと親指から出血(爆)。

サイズは91cm。
昨年に引き続き90ランカー撃墜に涙が出るほど嬉しい。

ようやく念願の雄物ランカーに出会えて感無量。
「来年はぜひ雄物ランカーを!!」
と松橋氏と約束したとおりの展開に心の底から嬉しい1本となりました。
気付けばうるさいほどの蛙の声と虫の鳴き声が辺りを包み、
自然界のリズムが一致したことを教えてくれた。
秋田の豊かなフィールドに感謝すると同時に、ここまで支えてくれた
松橋氏をはじめ、チームFATのみなさんに心から感謝。

そして、出張先から急きょ駆けつけて頂いたFB友達の林さん。

はじめましてなのに素敵な差し入れありがとうございました!
こうして大団円で幕を閉じた今回の秋田遠征。
FBを通じて応援してくださった澤石さん、武田さん、田村さん。
海風のカズさん。
釣り東北のカチローさん。
そして現地でお会いしたみなさま。
本当にありがとうございました。
また秋田行く際には宜しくお願いします。

ア。
そのエリアにいくつか点在するポイントでランカーサイズが一番出る
可能性を模索していく。
いつもそうだが、どのエリアでもデカイ奴が動き出す時間帯というのがある。
それは地形や水の流れ、水圧・気圧とともに非常に重要な要素。
たとえ、ドンピシャの場所に入ったとしても、時合いがズレればランカー
サイズには届かず、目的とは違う魚がヒットして終了してしまう。
今回の秋田戦で釣りをしてきたなかで、コツコツと調べ上げてきたの
は地形やベイトの有無だけでない。
この時合いがどこにくるのか。
中小型のラッシュの時間帯にまどわされずに、モンスターサイズがこっ
そり動き出す時間帯・・・それが一日のうちでどこかに必ずあるハズ。
この数日間で釣れた時も釣れない時もフィールドから得た情報はこれ
を絞り込むのに非常に役に立つ。
①明け方~午前中
②お昼前後
③夕マズメ~夜10時ごろ。
ここまでの流れを頭のなかで反芻・検証するなかで、空白の時間・・・。
そこがズバリ怪しい。
朝のトップによる誘い出し
昼の激流攻略
と思いどおりのゲームを展開してきたなかでむかえたラストナイト。
泣いても笑っても最終回というのは・・・燃える(爆)。
ギリギリまで追い詰められてからの1本というのは過去何度も経験して
きたが、
「コレを逃したら後がない」
というこの緊張感がとてつもなくタマらないのだ。
そんな気持ちで向かったポイントは日中に樹液が出ていた流域。
生き物全体の活性が上がっている・・・。
そんな時はライトをつけると顔面にむかって無数の羽虫が群がってく
るもの。
今回から使い始めたZEXSUSの新作ZX280はセンサーによって光
量を対象物の距離に合わせられる優れモノ。

LOWモードでは無駄に明るすぎないので、羽虫に付きまとわれること
も少なくてすむ。
万全の態勢でポイントに向かいまずはポイントを観察。
足元から30~40mほどの川面に存在するストラクチャーと、ところど
ころに竹グイ+草というトラップが点在している。
そしてそれらが発生している魅惑的なヨレ。
まさに教科書どおりのポイント。
まずは手始めに流れを読みやすいアストレイア99F-SSRを投入。
やや早巻きでブルブルと泳ぐ抵抗感を感じながら水流のチェックをして
いく。
ピックアップ寸前にガツガツっと固い感触とともに根掛かり&殉職。
どうやら手前に捨石帯が入っているようだ。
気を取り直してすばやくノットを組み直し、ふたたびキャスト。
そして、再び殉職(泣)。
なかなかに手ごわいポイントだ(爆)。
それでもまだまだ撃ち尽くしてないコースがある。
一度、車に戻ってリーダー・フックの補充をかけてから、もう一度トラ
イ。
少しずつ下りながら、もう一つのヨレをめざす。
ヨレの攻略ではどれだけの角度とレンジで攻めたおすかが勝負の分
かれ目となることが多い。
たとえ、リトリーブしにくい竹グイとかあるにしてもしっかりと最後の一手
まで通すように心がけている。
そんな針の目を通すようなトレースコースを通ったルアーが手前の捨
石のキワでゴンッとひったくられる。
バシャシャッと水面で暴れるが、フッとテンションが抜ける。
「ああっ。」
後ろで見守ってくれた仲間から思わず声が上がる。
サイズは60cm前後といったところか。
場を荒らしたくないので、少し強引にヤリトリしてたところでの口切れだ
ったが、もとよりそのサイズで落ち込んでいる場合ではない。
やることはいつもと同じ。

リ―ダ・ライン・ノットをチェックし・・・

フックをSP-M#3に取り換えて水に同調させやすいセミサスペンド
設定に変更。
ルアーはアストレイア99F-SSR シルクミラージュ。

夜戦では一番の信頼度を誇るシルクミラージュを投入。
余計な竹グイをかわすために、最下流からアップで攻める立ち位置を
確保。
静まり返った夜の川面。
ヨレの向こう側にキャストして、馴染ませるように2,3回ハンドルを回し
て水深60CMほどのレンジに一気に潜り込ませる。
そこからは流れに同調するぐらいの速度に落として、ジワリジワリとス
ローに探る。
流れのなかでほとんど動かないくらいの速度にするのが自分のドリフト
のやりかた。
上流から流れてくるエビや小魚にしても、ド派手に動きながら下流に流
れて行くものは少ない。
むしろ流されるというのは弱ってスローにフラフラしながら流れ落ちて行
くのが自然と考えている。
スーとした動きのなかに時折ユラユラと身をふるわせながらヨレに漂うイ
メージでルアーを通していく。
このように極スローに攻めたい時にこそ、浮きもせず、沈みもしない、
セミサスペンド設定が威力を発揮してくるのだ。
張り巡らされた神経が、
ロッドを通じ・・・
ラインを通じ・・・
フックポイントのさきに集中するくらいの緊張感の中、
・・・コ。
とてつもなく微かな感触が伝わってくる。
総じてドリフト中のバイトは小さいが、そのなかでも極小クラスの感触。
ここで合わせるとスッポ抜けが多いのを見越して、そのまま巻き続ける。
ラインが張り・・・
ティップが曲がり・・・
ベリーまでしっかり曲がってから・・・
確信をもって起こすようにフッキング。
・・・ズシン。
バットまで伝わってくるその重量感はまちがいなく、今回最大クラスのも
の。
「デカイかもっ」
同行者に伝えると同時にレバーワークで丁寧にいなす。
流れに乗るときは沖に走らせ、
テンションをゆるめて、頭をこちらに向かせる。
と同時にテストロッサのバットパワーにモノをいわせてグイグイ寄せてく
る。
柔剛一体。
ラインを出すべき時は出し、止めるときはキッチリ止める
いままで何百回、何千回と繰り返してきた自分のファイトスタイル。
手前の捨石帯と沈み竹グイに注意しながら、なるべく水面直下で暴れ
させるイメージでロッドとレバーをあやつる。
ズバババッアアアッン
ド派手な水しぶきをあげながら夜の川面が大きく揺れる。
位置とレンジはばっちり。
だが暗闇のなかで張り詰めた神経がかすかな違和感を伝えてくる。
・・・プップンッ。
弦をはじくような嫌な感触。
過去何度も経験させられてきたあの感触。
「・・・呑まれている。」
ルアーを丸飲みされてリーダーが歯にスレているあの状況だ。
今回のリーダーは20LB。
アップに攻めることを考慮して、抵抗の少ない細めにしていたのが裏
目になった。
高知の時、同様に首を振る瞬間にあわせて、ラインテンションを緩め
るメソッド・・・テンションフリ―でリーダーをかばい続ける。
アカメやヒラにくらべてスピードはないが、ストロークの長さは変わらない。
あせらずにゆっくりとその距離を詰めていく。
・・・ゆらり
ライトに照らされた濁った水中で青白く長い影が浮かび上がる。
「長いっ」
リーダーの位置と尻尾が起こす乱水流の距離が離れている。
すばやく頭の向きを確認して、頭を誘導してテストロッサのパワーで一気
に浅場にズリ上げてランディング成功。
ここまで固唾を飲んで見守ってくれていた松橋氏と浦田氏とおたけびをあげる。

昨年にひきつづき最後の最後に秋田モンスター降臨。
ズシリとした重量感が最高に心地よい。


アストレイア99F-SSR シルクミラージュを丸飲み。
ちなみに異常に歯が発達している個体らしく、このあと親指から出血(爆)。

サイズは91cm。
昨年に引き続き90ランカー撃墜に涙が出るほど嬉しい。

ようやく念願の雄物ランカーに出会えて感無量。
「来年はぜひ雄物ランカーを!!」
と松橋氏と約束したとおりの展開に心の底から嬉しい1本となりました。
気付けばうるさいほどの蛙の声と虫の鳴き声が辺りを包み、
自然界のリズムが一致したことを教えてくれた。
秋田の豊かなフィールドに感謝すると同時に、ここまで支えてくれた
松橋氏をはじめ、チームFATのみなさんに心から感謝。

そして、出張先から急きょ駆けつけて頂いたFB友達の林さん。

はじめましてなのに素敵な差し入れありがとうございました!
こうして大団円で幕を閉じた今回の秋田遠征。
FBを通じて応援してくださった澤石さん、武田さん、田村さん。
海風のカズさん。
釣り東北のカチローさん。
そして現地でお会いしたみなさま。
本当にありがとうございました。
また秋田行く際には宜しくお願いします。

- 2014年7月6日
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