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▼ 秋田遠征 其ノ一 雄物川チャレンジ~トップ編
- ジャンル:日記/一般
昨シーズンはじめて訪れた秋田というフィールド。
そのなかでもとくに興味を引いたのが雄物川だ。
秋田市内を流れ、上流の清流パターンから、下流のバイブパターンまで幅広い攻略法で楽しめるフィールドとして有名な河川。
昨シーズン訪れた時には、無念にも雄物川ではキャッチすることはかなわず、「来シーズンは絶対に・・・。」とずっと胸に思いを抱いていた・・・・。
「釣れ始めましたよ。」
地元エキスパートであり盟友の松橋氏の声に釣られ、このチャンスを逃すかとばかり、福井のイベントから直行でヤル気満々で秋田に駆けつける。
さっそく・・・

海風のカズさんと釣り東北のカチローさん、それに松橋氏と大雅のご主人とワイワイ。
5月にゲリライベントで来た直後に高知で獲ったモンスターアカメをはじめ、マニアックな話で大盛り上がり。
こんな遠くでもお祝いしていただいて有難い限りです。
釣り人同志の盛り上がりは場所と時を選ばないとあらためて実感。
「連日、雄物川でも魚は上がっているから楽勝・・・」
という松橋氏の言葉に大船に乗っていたのであったが・・・。
一日目・・・撃沈。
二日目・・・轟沈。
三日目・・・1バラシ。
魚がいないというわけでなく、魚の活性が上がる時間と入る場所がウマくかみ合ってない感じ。
よくある、
「少し下流では連発」とか・・・
「ちょっと前に入ったら釣れたよ」とか・・・
情報はちょくちょく入ってくるが、目の前の川は沈黙を守り続ける。
それでもやることはいつもと一緒。淡々と
地形を調べて自分の頭の中に地図を描き・・・
そこにかかる流れをイメージして・・・
ウェーダ―越しに感じる水温と水圧の変化に気を配る。
迎えた四日目。
ここ3日間のデータからそれぞれのポイントの活性の上がる時間を弾き出し、一番良い時間にアタックを開始する。

全国から集まった仲間と入ったのは、広大なシャローが広がるポイント。
暗いうちにサーチベイトで入れたアストレイアシャロー99Fのグローボラ。
河川では全国場所を選ばずに強いカラーをいきなり投入。
ほどなくしてゴツンと男らしいバイトでヒット。
ギュンギュン走り・・・
ザバザバエラ洗いして・・・
それはそれは素晴らしいファイトで上がってきたのは綺麗な個体。

サイズは64cm。

ようやく逢えた雄物川シーバスに感謝。
ほどなく夜が明けてまだまだ釣れそうな気配と裏腹にそこからバイトが途切れてしまう。
下流か・・・上流か・・・。
悩む間もなくランガンスタート。
広大なシャロー帯では群れの動きを確認するまでは足で稼ぐのが鉄則。
故郷の盤洲干潟を思い浮かべながら、シャローに点在する細かい地形変化を丹念に攻めながら横移動していく。
行きはとにかく手前のシャロー攻略しながら流れを下ることで、至近距離を手早く打ちながら、速度をあげ、とにかく移動距離を稼ぐ。
この時、仮に流芯の魚を逃したとしても 帰りはバイブで流芯を打ちながら上がっていくことで、どこかで迎え撃てるのだ。
行きは早く。
帰りは遅く。
手前の水深60~80cmの砂底のシャローを次々に打ちながら移動していく。
使うのはミノーでなくトップ。

無風・ベタ凪・透明度が高い・そして光量のある状況。
そんな状況で自分が多用するのがトップという選択。
月明かりの干潟ではハウンドリップレス
日中のカキ殻帯ではエスフォー
と使うルアーは変わるものの水面を引くという武器の有効性は昔から変わらない。
これにはシンペンやミノー以上のメリットがあるからだ。
①1キャストでできるだけ広範囲の魚に気付かせ、興味を持たせる。
②水流でシルエットがぼやけるために、見破られにくい。
③バイトしてきたポイントが目視でわかるため、ミスバイトしても次の手が打ちやすい。
これらの理由から、ただトップで釣りたいという理由でなく、この状況下で確実に魚を出すための方法として先発でトップを投げ続ける。
しかし、ただ投げればイイというモノではない。
トップは総じてバイトが弾かれやすく、ノセにくい。
これはボディが中空で浮力がある性質上、飛び出した魚が起こす水流で魚が吸い込むよりも先に水面上に弾き飛ばされてしまうからだ。
そこで・・・

①フックを細軸にして一番手サイズアップする
②リングをサイズアップして水に比重を近づける
なんてチューンを施している。
ミノーでシンペンでもそうなのだが、ショートバイトやミスバイトは魚の活性うんぬんでなく、釣り人側が魚の捕食に合わせきれてないことが多い。
そもそもこんなプラスチックの塊をつつきに来ている時点で、魚にはヤル気があるわけだから。
そこで水面下から吸い込みにくる魚をイメージして、どうすれば吸い込み易く、なおかつフッキングしやすくなるかを考えてみるのが重要となる。
そしていかにもなストラクチャーまわりで事件は起きた(爆)。
いかにもな橋脚と、そのまわりに形成されるヨレ。
これを見逃したら他にドコ打つんだ?というくらいの教科書ポイント。
そこに壁際ギリギリ、数センチのラインに打ちこみ、ペンシルをチョコマカ動かす。
チョンチョンチョンチョン・・・ピタッ。
チョンチョンチョンチョン・・・ピタッ。
早めのドッグウォークと確実なストップ。
このストップを入れる時にスラッグを出して、バイト時に吸い込みやすくするのがフッキング率を上げるコツとなる。
そして次のキャストからのワンモーションで止めた瞬間・・・。
ズッバ―ン!!という大迫力で、水面が盛り上がり、ストラクチャーから背びれが突進して、トップをひったくっていく。
テストロッサが綺麗に追随し、それ以上行かせないところまで曲がるとしっかりと止める。
それ以上、行けないと見るや急浮上して
ズバババッ
高活性全開のド派手なファイトで、豪快に暴れまくるシーバス。
この瞬間がとてつもなく堪らないのがトップゲームの醍醐味。
橋脚に巻かれないようにロッドの角度とレバーワークでいなして、浮かせたのはナイスなプロポーションの1本。

狙い澄ませて引き出した会心の一撃。
筋肉質な魚体におもわず惚れ惚れする。

ZBLフェイキードッグ(ZIP BAITS).
遠くにいたチームF・A・T と合流して・・・


朝一からの素敵な出会いに感謝してリリース。
ありがとう。
こうして奇跡の最終日は幕をあけた・・・。
その2に続く。
そのなかでもとくに興味を引いたのが雄物川だ。
秋田市内を流れ、上流の清流パターンから、下流のバイブパターンまで幅広い攻略法で楽しめるフィールドとして有名な河川。
昨シーズン訪れた時には、無念にも雄物川ではキャッチすることはかなわず、「来シーズンは絶対に・・・。」とずっと胸に思いを抱いていた・・・・。
「釣れ始めましたよ。」
地元エキスパートであり盟友の松橋氏の声に釣られ、このチャンスを逃すかとばかり、福井のイベントから直行でヤル気満々で秋田に駆けつける。
さっそく・・・

海風のカズさんと釣り東北のカチローさん、それに松橋氏と大雅のご主人とワイワイ。
5月にゲリライベントで来た直後に高知で獲ったモンスターアカメをはじめ、マニアックな話で大盛り上がり。
こんな遠くでもお祝いしていただいて有難い限りです。
釣り人同志の盛り上がりは場所と時を選ばないとあらためて実感。
「連日、雄物川でも魚は上がっているから楽勝・・・」
という松橋氏の言葉に大船に乗っていたのであったが・・・。
一日目・・・撃沈。
二日目・・・轟沈。
三日目・・・1バラシ。
魚がいないというわけでなく、魚の活性が上がる時間と入る場所がウマくかみ合ってない感じ。
よくある、
「少し下流では連発」とか・・・
「ちょっと前に入ったら釣れたよ」とか・・・
情報はちょくちょく入ってくるが、目の前の川は沈黙を守り続ける。
それでもやることはいつもと一緒。淡々と
地形を調べて自分の頭の中に地図を描き・・・
そこにかかる流れをイメージして・・・
ウェーダ―越しに感じる水温と水圧の変化に気を配る。
迎えた四日目。
ここ3日間のデータからそれぞれのポイントの活性の上がる時間を弾き出し、一番良い時間にアタックを開始する。

全国から集まった仲間と入ったのは、広大なシャローが広がるポイント。
暗いうちにサーチベイトで入れたアストレイアシャロー99Fのグローボラ。
河川では全国場所を選ばずに強いカラーをいきなり投入。
ほどなくしてゴツンと男らしいバイトでヒット。
ギュンギュン走り・・・
ザバザバエラ洗いして・・・
それはそれは素晴らしいファイトで上がってきたのは綺麗な個体。

サイズは64cm。

ようやく逢えた雄物川シーバスに感謝。
ほどなく夜が明けてまだまだ釣れそうな気配と裏腹にそこからバイトが途切れてしまう。
下流か・・・上流か・・・。
悩む間もなくランガンスタート。
広大なシャロー帯では群れの動きを確認するまでは足で稼ぐのが鉄則。
故郷の盤洲干潟を思い浮かべながら、シャローに点在する細かい地形変化を丹念に攻めながら横移動していく。
行きはとにかく手前のシャロー攻略しながら流れを下ることで、至近距離を手早く打ちながら、速度をあげ、とにかく移動距離を稼ぐ。
この時、仮に流芯の魚を逃したとしても 帰りはバイブで流芯を打ちながら上がっていくことで、どこかで迎え撃てるのだ。
行きは早く。
帰りは遅く。
手前の水深60~80cmの砂底のシャローを次々に打ちながら移動していく。
使うのはミノーでなくトップ。

無風・ベタ凪・透明度が高い・そして光量のある状況。
そんな状況で自分が多用するのがトップという選択。
月明かりの干潟ではハウンドリップレス
日中のカキ殻帯ではエスフォー
と使うルアーは変わるものの水面を引くという武器の有効性は昔から変わらない。
これにはシンペンやミノー以上のメリットがあるからだ。
①1キャストでできるだけ広範囲の魚に気付かせ、興味を持たせる。
②水流でシルエットがぼやけるために、見破られにくい。
③バイトしてきたポイントが目視でわかるため、ミスバイトしても次の手が打ちやすい。
これらの理由から、ただトップで釣りたいという理由でなく、この状況下で確実に魚を出すための方法として先発でトップを投げ続ける。
しかし、ただ投げればイイというモノではない。
トップは総じてバイトが弾かれやすく、ノセにくい。
これはボディが中空で浮力がある性質上、飛び出した魚が起こす水流で魚が吸い込むよりも先に水面上に弾き飛ばされてしまうからだ。
そこで・・・

①フックを細軸にして一番手サイズアップする
②リングをサイズアップして水に比重を近づける
なんてチューンを施している。
ミノーでシンペンでもそうなのだが、ショートバイトやミスバイトは魚の活性うんぬんでなく、釣り人側が魚の捕食に合わせきれてないことが多い。
そもそもこんなプラスチックの塊をつつきに来ている時点で、魚にはヤル気があるわけだから。
そこで水面下から吸い込みにくる魚をイメージして、どうすれば吸い込み易く、なおかつフッキングしやすくなるかを考えてみるのが重要となる。
そしていかにもなストラクチャーまわりで事件は起きた(爆)。
いかにもな橋脚と、そのまわりに形成されるヨレ。
これを見逃したら他にドコ打つんだ?というくらいの教科書ポイント。
そこに壁際ギリギリ、数センチのラインに打ちこみ、ペンシルをチョコマカ動かす。
チョンチョンチョンチョン・・・ピタッ。
チョンチョンチョンチョン・・・ピタッ。
早めのドッグウォークと確実なストップ。
このストップを入れる時にスラッグを出して、バイト時に吸い込みやすくするのがフッキング率を上げるコツとなる。
そして次のキャストからのワンモーションで止めた瞬間・・・。
ズッバ―ン!!という大迫力で、水面が盛り上がり、ストラクチャーから背びれが突進して、トップをひったくっていく。
テストロッサが綺麗に追随し、それ以上行かせないところまで曲がるとしっかりと止める。
それ以上、行けないと見るや急浮上して
ズバババッ
高活性全開のド派手なファイトで、豪快に暴れまくるシーバス。
この瞬間がとてつもなく堪らないのがトップゲームの醍醐味。
橋脚に巻かれないようにロッドの角度とレバーワークでいなして、浮かせたのはナイスなプロポーションの1本。

狙い澄ませて引き出した会心の一撃。
筋肉質な魚体におもわず惚れ惚れする。

ZBLフェイキードッグ(ZIP BAITS).
遠くにいたチームF・A・T と合流して・・・


朝一からの素敵な出会いに感謝してリリース。
ありがとう。
こうして奇跡の最終日は幕をあけた・・・。
その2に続く。
- 2014年6月28日
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