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魔法技術者@珍士

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乾燥はひたすら我慢と、塗装の硬さ等について

はい。こんばんわ(・∀・)

珍士です。

今日は何にも仕込んでいないため、おもんない出だしですよハイ。

塗装しようにも、まだリールのトップコートが乾いていませんので、何もできない状態ですよ。しょんぼりする展開(´・ω・`)っていうトコロでしょうか。

原因は分かっているんだ・・・・

MrカラーのUVコートを吹いたんですけど、缶スプレーであるため膜厚(塗料の厚さ)が付きすぎ、インターバル1日だと乾ききってないんですね(半乾き)。

ここで焦るとすべて台無しになるため、我慢のしどころです(・ω・)


珍士の場合、乾燥の基準は塗装面に「爪」をたててみるんですよ。
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この時、爪が引っかかる場合は半乾きと判断できます。
(リール塗装の場合は目立たないリールシートの下辺りで試す)

ちなみに人間の爪の方さは、鉛筆の硬さでHB位だと言われます。


は(´・д・`)?なんで鉛筆出てきた??

あほちゃうのこいつ(^∀^)

っと思うでしょうwww



実はですね、塗装(塗料)の硬さを評価するのに

JIS K 5600-5-4引っかき試験(鉛筆法)と言うものがあるんですね~(・∀・)ニヤニヤ

こんな風に
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実際にこのやり方は、今度このテストピースを用いて行うんで、興味がある方は待っててくださいw
(ようこそ、マニアックなセカイへ)


僕が思うに、エナメルラッカー系の顔料で硬度HBでるかな~?のレベルだと思います。たぶん完全乾燥して2B~Bがいいところらへんなんじゃないのかな??
(実験してないので、なんとも言えない)

ちなみに鉛筆の硬さは以下の通りですよ
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この程度の硬度だと、ちょっと実際の釣りには使いにくい。

高確率で傷が付き、あっという間に傷物に(´Д⊂。。。。。。

まさに気をつかって、お願い、お願いキズつけないでぇ~なのである( ´Д`)=3

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・・・そこで、単純に塗膜硬度を上げる方法。

みんな大好き二液性ウレタン塗料

っを使うとたちまちH~2Hくらいは硬度が出るはずなんですよ。

珍士は幸いなことに、お仕事柄・・・メーカーさんに・・・

「すこし分けて」と言って頂きました(;´∀`)

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・・・・いろいろまずいんで、社名と銘柄は秘密にさせてもらいます:(;゙゚'ω゚'):

ただここで一つ注意事項があってですね。

この塗料が正解なのかは分かりませんよ!!ってこと。

相性って言うものがあるんですね。

現在のトップコート(Mr.カラー)と、上記A社の二液性ウレタン塗料とが・・・

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してくれて・・・・

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ふぁぁぁぁぁぁぁ(*/∀\*)

っとなるかは・・・一発ヤッてみないと分かりません(`・ω・´)


・・
・・・

∑(゚Д゚;)

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・・・例えソレが天然でやったことだったとしてもw


わざと・・・・だよっ?
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それた(´・д・`)

げふげふ。。。

真面目な話、プラモデルに使うエナメルラッカー系塗料と、二液ウレタンはそもそも硬化のメカニズムが異なります。

ラッカーは溶剤に溶けている樹脂が、シンナーの揮発により残って塗膜として形成される。
一方の二液ウレタンは硬化剤を混ぜることで、化学反応により硬化し、塗膜となります。

よって性質が異なるもの同士なので、異文化交流な訳ですね。

このため、不具合として
チヂレやクラック
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といった問題や、

塗装同士の密着が悪く↓の方のように剥がれ
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が発生する懸念がありますな(´・ω・`)

この辺はやっぱりJIS規格に試験方法があって・・・・
JIS K 5600-5-6:付着性(クロスカット法)で評価する必要があるわけですよ。

下記のような専用の試験器具を用い、塗膜面にカッターで碁盤目状のキズをつけます。
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↑こんな感じにする。

この碁盤目状の塗膜にセロテープを貼り付け、剥がす。
剥がしたセロテープに■形状の塗膜が張り付いてこなければ、密着していると評価できるわけです。
普通は100×100マスで、剥がれが10%以内(■10個以下)なら密着性は合格と判断できます。

はてさて、このテストピースはどうなることですかねwww

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塗装とは常に、トライ&エラーの繰り返しですからね!

失敗して諦めてたら、そこで試合終了ですんでがんばろう( ゚Д゚)σ

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