金沢でも30度を超える真夏のような気温が続いた6月末。

「異例の猛暑」というワードがニュースをかけめぐって、
全然、雨が降らないまま記録的早さの梅雨明け。

この日はザーッと久しぶりの雨が降って、
水位も落ち着いた翌日の夜。

流れがない以上、ベイト周りを叩くしかないかなぁ…。

そんな考えで、とりあえずイナッコを探すことにしました。
オープンエリアを歩いて、護岸際でチラチラ群れている場所を発見。

フェイキードッグをスイスイ泳がせたら、いとも簡単にスプラッシュ！


少し小ぶりですが、いい反応。

よく見たらベイトが追われているし、あちこちでボイル音が聞こえる。

続けてトップで狙っていくと、何度か誤爆をもらって、
明らかに魚の意識が水面にあることが分かりました。


ガルバで良いサイズを1本バラした後、フェイキーに戻して何とか1本追加。
これも50㎝台かな。

いくらトップに反応がいいとはいえ、
ナイトトップゲームの時期にはまだ早い気がするけど…。
それだけ猛暑の影響で水温も上昇しているのかしら。

そんなことを考えながら帰り道を歩いて、
ふと、もう一か所、ストラクチャー周りを見てみようと足を延ばしました。

夜中に真っ暗闇の藪をかき分けて、蜘蛛の巣だらけに。
こんなこと普段ならやらないのですけれど、なんとなく…。

その、なんとなく…が思わぬ形で良い結果に繋がりました。


1投目からフェイキーの水面炸裂。


この60㎝UPを皮切りに、そこから連続誤爆で水面の反応が延々続くことに。


ファイト中、エラ洗いをした瞬間に恐ろしい数のベイトがザワつきました。
見えないけれど、イナッコが帯になってビッシリいるのが分かりました。


同じ水面でも明らかにパニックアクションに反応が良く。


また、ボイルが出たところをすかさず叩くと、
驚くほど素直に反応が返ってきて、最大は65㎝くらいだったかな。

休みの前夜だったので、ちょっとがんばりすぎました。
まだまだ叩いてないボイルがたくさんあった。
疲れて雑になって、バラシも抜き上げミスもどんだけあったか分かりません。

これが、翌日以降も続けば、まだ早いとか言ってられない。
サマーパターン突入です。

■TACKLE DATA
ROD：16 ARGENTO PROTOTYPE GARPS-982M
REEL：14 morethan 3012H
LINE：X-BRAID UPGRAD X4 1号
LEADER：DMV NYLON Shock Leader 20Lb
HIT LURE：Fakie Dog Crazy Walker


夜とはいえ、もしかしたら路面も熱かろうと、
途中からシロツメクサの上に置くようにしていたら、
なんか…かわいい写真になった気がする…。