そんだもんなろう https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) たけのこのこのこ2025 #9 https://www.fimosw.com/u/dresssudio84/tf424s7g2vzfyu 2025-06-01T21:58:00+09:00 タケノコメバル狙いで能登まで走って、ポイントに到着と同時にゲリラ豪雨。

なんとか雨をやり過ごしたものの、南からの強風に加えて、
思ったよりもホンダワラが枯れてしまっていて。


前回釣行から、わずか1週間ほど。
一番濃かったポイントは、まだ期待感がありますけれど、
それでも、どことなく元気がない感じです。


タイムアップギリギリにやっとこさのバイト。
スイングインパクトの30㎝UPで何とか格好つきました。


本当にホゲるかと思った。


翌日は、午前中に釣友さんと富山まで出かけてから、
前日の状況を話しながら能登へ移動してタケノコ狙い。

藻が残っているところを探す時間もないし、
悪天候の中、強引に事前調査をしておいてよかった。


同じようなパターンでバイトが出ました。


すぐ隣の釣友さんにも良型がヒットして、まだなんとか楽しめそうな予感。

ところが、並びのテトラでゴンッと出たバイトを2度ほどバラしてしまって。
あきらめかけていたら、すぐ隣の穴で釣友さんがカサゴを釣りました。


最後に移動したポイントで僕も「コレジャナーイ」フィッシュ。
きみはムラソイかな?

これにて、2025年春シーズンの能登タケノコメバル釣行は、いったん終了です。
少しやり過ぎて、シーバスに移行するのが遅れましたが、それだけ楽しかった。

タケノコメバルという魚は釣れる地域が限られていますので、
状況がイメージしやすい他のフィッシュイーターと違い、
釣りログを書いていて、その魅力を伝えきれないところに力不足を感じていました。

テトラ帯でカサゴやムラソイが釣れるのは当たり前ですよね。

ただ、我々はタケノコメバル以外の魚が釣れて驚きましたし、
シーズンの終わりを実感しました。

震災があってから、はや1年以上が過ぎて、
あいかわらず海辺の道には、ひっきりなしに工事車両が走っています。

「釣りなんかしてる場合じゃない」と、
そんな声もどこかで聞こえたかもしれない。

しかし、美しい海で釣り人が糸を垂れている。
そんな風景を取り戻すことも含めて、復興だと自分は思います。

その大きな絵画の中に、ちっぽけな自分は描かれていなくとも、
精一杯やったし楽しんだ。

ROD:ROCK EYE VORTEX RV-782B-H
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LEADER:DMV NYLON Shock Leader 25lb
HIT LURE:Swing Impact FAT 4.8"]]>
はしお
たけのこのこのこ2025 #8 https://www.fimosw.com/u/dresssudio84/tf424s7n5dfucv 2025-05-29T22:56:00+09:00
今年も慌ただしいGWを過ぎて、気付いたらツツジが満開。

身近なところに、こんなに鮮やかな花があったなんて。
普段、見えているようで、見えていない。

だが!それ以外が全て見えているのであれば、
それは見えているも同然である!

気温上昇でタケノコメバルが潜むホンダワラも枯れつつあり、
能登に行くまで何処がいいのか分からない…を繰り返してきました。

しかし逆に、これまで悪かったところが良くなっていることはないと、
バッサリ見切って、一番良い状態だったところへ優先的にエントリー。


水深は膝程度。テトラ際の藻の上からそっと、
ポケットに落ちたワンナップシャッドを、猛スピードでかっさらう黒い影。


おなかパンパンの30㎝UP。狙いは間違っていなかったようです。
この直後、吐き出したドロドロが、ものすごい甲殻類臭でした。

同行の釣友さんも、この一帯を丁寧に探ることに同意してテトラの上へ。

明らかに沖よりも足元の藻の状態が良いように見えたので、
キャストせずに穴をひとつひとつ探っていくと突然のバイト。

そのままテトラの奥へロッドごと引き込まれて、
25ポンドのリーダーがゴリゴリに擦れる感覚。

いったい、いくつの角を擦っているのか分からない。


ロッドを穴に突っ込んで、そのまま強引に引っこ抜きました。
先日買ったばかりのロッドのガイドが曲がってしまった。


本来は穴で喰ったら即、引っこ抜かないとダメなのですが、
なかなかそんな集中力もなく、スリリングな展開でした。

昼休憩をはさんで、午後からはサイズ狙いにシフト。

藻が枯れて広がったテトラとテトラの隙間のボトムで、
ミドルアッパーにゴンッとバイトが出ましたが、
ここでもゴリゴリとテトラの足に擦る感覚。


こまめにリーダーをチェックしてますが、
キズが無くても獲れるかどうかは分からない。


プリプリすぎて抜き上げが不安になるほど。35㎝ジャストの良型。

その後、同じエリアでは最後まで反応が無く、ほどなくタイプアップの時間。
車に戻ってから少しだけ、すぐ隣のテトラ帯を見に行くことにしました。

エントリーしにくいところだったので、今シーズン初めて入りましたが、
ビックリするほど、もじゃもじゃのホンダワラ。

水も澄んでいて…え?ここ一番良くない?

大きな岩の陰で、早々に一発藻化けして、
ほんの数メートル先の別の岩の陰で、ゲーリーグラブにゴンッとバイト。


隣の釣友さんにもバイトが出て、
最後にもじゃもじゃパラダイスを見つけてしまった。


隣のテトラ帯の魚と、けっこう色が違います。
黒々としていて…このあたりに長くいるのかな。
もっと早くに訪れるべきポイントだったのかもしれません。

見えてないものは、やっぱり見えてない。

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HIT LURE:One'up SHAD 5"]]>
はしお
たけのこのこのこ2025 #7 https://www.fimosw.com/u/dresssudio84/tf424s7ivvpxev 2025-05-28T00:01:00+09:00 急な仕事で行けなくなってしまった…と連絡があった4月終盤の月曜日。

仕方ない仕方ない。

そういえば最近、
「釣りって何が面白いんですか?」と会社の後輩に聞かれて、
「う~ん…全部、自分で決められるところ」と答えました。

仕事はもちろんプライベートでも、そんな場面ってなかなかない。
どこへ行こうか。何を釣ろうか。

あちこちシーバスやクロダイの調査をしながら、
結局、タケノコメバル狙いで能登まで走りました。

田んぼが一番忙しい時期ですので、排水濁りもキツかろうと予想して、
なるべく潮通しのいいテトラ帯へ。

ホンダワラはまずまずの様子でしたが、
水質の良い状態のエリアは決して広くない。

せいぜい20メートル…30メートルくらいかなぁ。

藻に覆われた内テトラの際を丁寧に探ると、
一瞬、黒い影が見えてゴゴンと引き込む感触。


デスアダー5インチでした。


さすがに、こんな浅いところから出てくるのは予想してなかった35㎝UP。

さらに、少し進んだ先の岩陰の藻穴にワンナップシャッドを落としたら、
ゴンッと喰って岩の下へ入り込んだ。


強引に引っこ抜いてリーダーがボロボロです。


ようやく落ち着いて魚をじっくり見たら、なんてコンディション。


プリプリ過ぎて、おなかがはちきれそうです。

この魚を岩に擦りながら寄せるのは、そりゃあ苦労するわけだ。
間違いなくベストシーズンです。シャロー帯が熱い。


しかし、ここまでで期待感のあったテトラは叩ききってしまい、
オープンエリアで小ぶりな魚を追加して終了。

帰り道も、あちこち見に行って、どこもホンダワラが残ってない。
5月になったら、ますますポイント選択が難しくなるし、
できれば、タケノコは日を空けずにやっておきたいところ。

しかし、そんな時ほど釣りに行けないもんです。
そういうもんです。自由と不自由の境界線。

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はしお