いつもの相棒が金曜に来福。
潮がまだ山盛りなので、まずは昔のいつもの場所へ行ってみる。
釣り始めはいつものごとく、たらたら〜〜〜って感じなのだが、
自分の竿に早々とアタリが！

「よし、来たっ！ちょいサイズは小さいけど」

40後半くらいな感じ。
でも、よ〜く暴れること暴れること！非常に楽しい。
防波堤の上から投げてたんで、
まずは取り込みしやすい場所へ行こうと
引きを楽しみながら移動する。と・・

はい、バラしました。
スコ〜ンとルアーだけ帰ってまいりました。

その後、相棒もヒット！
これまた同じ様なサイズ。しかしこれまたバラし。

しかし今日のおじちゃん達は、バラしても平気だった。
なぜかというと、
釣り初めて早々に二人ともヒット。
バラしはしたが、時間はまだいっぱいある。
この調子だと、本命ポイントはスゴいコトになるのでは・・！！

と二人の頭の中は期待のみが渦巻いてしまっていたからだ。

潮の具合を見計らい、本命のいつものとこへ。
期待通り、自分に早々にヒットが！

んだが、サラッとバラし。そしてすぐさまアタリが続く。

ここらへんから自分の頭の中の「期待」という文字が
「バラし」に変わってくる。
でも、いつもと違ってアタリは多いのだ。
これからこれから！とメゲズに釣りを続ける。

と、相棒が

「乗った！！」

おお、いいねいいね、二人ともいい感じだね！

上がってきたのは40ちょい。
まずは塩焼きサイズ確保だね。

そこから相棒が連チャンでアタリ＆ヒット！

しかーし、連続バラシ。
しかも、すべてのバラしは取り込みのとき。
サイズが小さいからと、ぶり上げたときに逃がしちゃう。
そのうちの一匹は、ぶり上げ成功はしたが
フックを外す時にあまりに暴れるので
魚体をまともに持てず、
オドオドとフックを外していたら
そのまま海へ逃げ帰る。
ってな感じの、非常に不甲斐ない状態。

でも、暴れている魚体が持てなかった。
というのは、相棒にとって軽いトラウマが原因だ。
ちょっと前の釣りの時に、
頭の上の木に引っかかったルアーを取ろうとして
フックがぐっさりツメの間に刺さってしまった。
フックを外そうとするときに、そのコトが頭に浮かんで
動き回る魚を持とうとすると、
これまた動き回るフックが刺さってくるんじゃないかと
ちょいと不安になるそーだ。

アタリもある。ヒットもする。
お、これは相棒の目標のひとつ、数釣りが出来るのか！？

ということで、相棒のすぐ近くに釣り場を移動し、
いつでもサポートできるようにしてみる。

と、早速相棒にヒット！しかもサイズアップだ！
こっちは投げたすぐ後だったので、
様子を見ながら早めにリールを巻く。
足下まで来ると結構いいサイズだ。50はあるだろう。

「ちょいと待て、タモ使うけん」

と、さっさと巻き上げてタモを手に取り
相棒を見ると、なぜかずり上げようとしている。
おいおい、と思ったとたん

「あ、バラした」

とな。なんでそーするかー。

最終的には、アタリ多数。バラし多数。
で、50アップを含む5匹釣上げ。

あーあー、途中の不用意なバラシがなければ
初の数釣り、2桁釣果になっていたのにーーー

しかし、今日は土曜日。
今夜もこんな感じでいけるんではないかい？
いっぱい釣れるんではないかい？？
と、わけのわからない確信を持った俺たちは
いつもは帰る前に捌き作業をするのだが
珍しくすべてのお魚をリリース！

そう、本番は今晩。がっつり釣れるぜーーーー！

あ・・・
ラーメン5杯持ってかれたばい。
今晩でチャラにしちゃる！

と、その夜。

結果だけ書くと1本もあがらず！

ただアタリは多く、ヒットもあった。
ヒットは二人ともすべてバラしてしまったのだ・・
で、そのアタリが問題だったのよ。
アタリは絶妙な間隔でやってくる。
何もこんねー、とか、そろそろ終わるか。
とかフワッと頭に浮かぶとアタリがあるのだ。
この「絶妙な間隔」のおかげで
結局朝までやってしまったのだ。

あああああ、疲れたぁぁぁぁ。