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山田 大輔

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シャルダスというルアー。




フィッシングショー目前の先日。



BlueBlueからユニフォームと一緒に

「シャルダス 20」

と、いう名の1つのルアーが届いた。




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テストシーンは何度か見たが、
テスターを介さず完成まで来たルアー。

触るのも初めてのルアー。
当然、引いた事も無い。




新しい命を手にするとき、
いつでもワクワク度はピークに達する。




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Shalldus20スイム動画









だから
取り敢えず、食べてみる。





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うん。

歯応えがいいね。。。

はいはい。。。。(ーー;)





さあ、こんな風にどんな魚達が
このルアーにバイトしてくるのか?


期待感と、果たして使いこなせるか?
という不安。




貴重なプロトルアー。

テスターとは、
それをいち速く使える喜びは有るのだか、
ロストの恐怖に打ち勝ち、実釣を重ね、
攻略の糸口を見つけ、発売までに使いこなす事。


そして、発売になって、
皆様の攻略の手助けになれるような
説明をブログや口答でアドバイスしていかなくてはならない。



しかし、
そのあと、皆様からの「真似したら釣れました!」と、いう声や
素晴らしい釣果を聞けると、
自分の事のようにとても嬉しいものである。



これこそが、テスター冥利に尽きるというものだ。





だからこそ、どんなにリスキーでも
可能性を求めて攻めていかなくてはならない。


だからこそ、投げて、投げて、
悩み続けながらも、
毎日挑戦し続けて行くのである。




それが、皆の笑顔に繋がってくれると信じているからだ。









シャルダスのコンセプトは

シャローブレード



水深の浅いエリアやゾーンを引ける
ブレード系のルアーだ。



コンセブトとしては、目新しいモノではないが、
何故か定着していかないジャンルであった。



そして、ブレード系ルアーと言えばデイゲームが主体。
そのブレードのキラメキのせいでなのか、以外と夜間での使用頻度の少ないカテゴリーでもある。


シャルダスは、
そんな概念をブチ壊すルアーにしていきたい。




勿論、ブレードのキラメキは、
デイゲームにおいてフィッシュイーター達を狂わす魔力を秘めている。


私もブラックバス時代から
「1つだけルアーを選べ」と言われたら
間違いなくスピナーベイトを選ぶ程のブレードには信頼を置いていた。


ブレードのキラメキは、他のルアーには出来ない小魚の演出は勿論、
独特の連続波動が武器。

ソコにラバースカートの着いたスピナーベイトは、操作次第で様々なコンディションのバスにアピールしてくれた。



昔からミノーの大きな波動よりも
ブレードの様な細かな波動のルアーが好きだった事もあり
その波動求めて、シーバスでも
シャローバイブレーションゲームを研究し始めたのだった。






ブレード。

その効果は
キラメキ「明滅」だけではない。



ウィーロリーフの細かな波動から
コロラドの大きな波動まで。
サイズも沢山。



これらを
魚やフィールドのコンディションに合わせれば、その汎用性は無限だ。


シーバス用のブレード系ルアーも
何種類と使い分けていくうちに、
私も「ブレードの波動」こそが大切なのでは?と、気が付いてきた。

ざっくり言っていまうと、
ウィーロリーフは、ローリング波動。

コロラドはウォブリング波動に近い。


勿論ブレードサイズやカップの深さでも波動は変わる為に本当に面白い。


ブレードの波動。



即ち、夜間でも絶対に効くルアーなのだ。




しかも、バイブレーションよりもスローに引けるが、その時のバイブレーションよりもシッカリとした波動を出し続けるブレード系は、
むしろ夜の釣行にも、強力な武器になるはずなのである。







ゆくゆくは
ブレードを変えることで、
シャルダスも様々な攻略法の顔を見せてくれるであろう。








ブレードルアーの唯一の欠点とすれば

強烈すぎる集魚力によって
ブレードにバイトが集まってしまいやすい事だろうか。











特に寒厳期の今。

初日の実釣アタックでは
この「ブレードバイト」が多発。


シンペンでも乗せらないショートバイトが
多発した。

比較的イージーと思われていたポイントだったのだか、
思いの外苦戦を強いられてしまったのだ。



恐らく、低水温によって後方からの「ついばみ」バイトが出ているようだ。




こんな時、他のルアーだったら
レンジを合わせてやることで
深いバイトを出すことも可能なのだが、

後方にブレードの付いているシャルダスは、
中々難しい。

一瞬バランスを崩したり、
上昇バイトを誘ったり…と、試行錯誤するのだが。。。





この日はこれと言った攻略の手掛かりが見付からないまま、フィールドを後にする。




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後日、

今度は敢えて更にハードルを上げて居着きを狙ってみる事にする。


タフなコンディション。
タフな相手。

今まで挑戦してきているターゲットに、
このシャルダスは通用するのか?




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しかも、先行者有りの形跡。。。



生命感の無い水面。



ヤりきった。。。
そんな雰囲気のポイントに降り立つ。



望むところだ。



ルアーを信じてみるしかない。









ファーストキャストは良いところに入った。


何も小細工をせずに、水面から20~30cmを通すイメージ。



極力スローに引いてくる。




シャルダスの引き抵抗に意識を集中する。



ブレードの波動が2回ほどバタついた。


その直後


ウヌーン。。。



という、何とも変な違和感を感じた。








???



反射的にゆっくりとロッドを起こして
聞いてみる。





スー。。。





ゆっくりとラインが横に走っていく。





「まさか魚?」





「魚か?」


こんな時

焦って「ガン!」とアワセてしまうと、
スッポ抜けてしまう危険性がある。


この時期で、このバイトが出ている場合は
シッカリとフックが掛かっていない場合がある。


焦らずにスウィープにアワセを入れると
フッキング率が上がる場合が多い。

魚の暴れ方も、スウィープフッキングのほうが大人しい。








撃たれていたポイント。

そして、
シャルダス1投目からのヒットに、
躊躇してしまったのも事実だが、
ここは何とかフッキングに持ち込みたい。





グーツツツ。



スウィープにアワセ、魚の重みをロッドに貯める。




「乗ったか?」





重さから、巨大でないのは想像が着いたが、
慎重に寄せてくる。



水温が低いせいなのか、
アワセがスウィープだったからか?

ほとんど抵抗を見せずに寄って来る。





出されて暴れられる前にタイミングを見て
一気にネットに納める。





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BlueBlue
Shalldus20(最終プロト)



ウオォォォ!!
ヤッタァ~!!!




アフターの居着き。
そのボロボロになった姿と弱々しいファイト。

ツラい寒厳期でも、シッカリと生きづいているその姿は、感動させられる。

何よりも、シャルダスがタフコンディションの狡猾な居着きに口を使わせた感動。

しかも、撃たれてたポイントでの1投目からのヒットに、正直驚きを隠せなかった。


体力の無い個体なので、急いでリリース。


ユックリと深淵に帰っていくシーバス。



ありがとう。






さあ、今のボイントは休ませて、
広く探り、改めてシャルダスの投げ込みを行う。



アップではどうか?

ダウンでは?


もお居ないのか?



それとも、俺の使い方が違うのか?




テスターと言えども、只のアングラー。


その答えは、毎日自然に聞いてみるしか無いのだ。



投げる。投げる。投げる。




その行為だけが、パズルのピースを集める事が出来る、ただ1つだけの方法。



投げる。投げる。投げる。







反応が無い。
ベイトの気配すらない。






シャルダスのレンジコントロールが解ってきた。

先程のポイントに戻る。



余計な小技は入れずに、デットスローで
沖のブレイクラインをなぞる。







「ゴン!」





今度は明確なバイト!


だが焦らずスウィープにアワセ入れる。




今度のは良いかも!
ファーストコンタクトでは主導権が握れない!



ジリジリと出ていくライン。

ロッドのパワーを使って、それを受け止める。




立ち位置を変えながら
慎重に顔の向きを優位な方向に変える。




「ゴバ!ゴバババ!」


その姿が水面を裂く!



悪くない!




しかし、やはりフッキングポイントが解らないうちは無理が出来ない。



慎重に。

しかし、次第に主導権を奪っていく。




ファーストランディングで捕る。


ネットをスタンバイしながら、
徐々に間合いを詰める。




そして、目と目が合った瞬間を狙って
間髪入れずにネットイン!




ネットインからフィシュグリップを撃つと
ようやく本気を出してきた。

激しいローリングを仕掛けようと、
身体をよじり、暴れ始める。



その力を水中で
静かになだめながら、
その怒りを抑える。




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ランカーには足りないが、
今度は、コンディションの良いファイター。


冒頭でも言った、良い喰い方をしてくれた
シーバス。



ありがとうシーバス!












シャローブレード Shalldus20


シャルダスを使用した
夜間のブレードゲーム
(ヨルダスと言おう)は、
効くとは思っていたが、





撃たれて、撃って、
タフなコンディションの中でこの実力は
少し引いた。


これが
日中だったらどーなってしまうのか?





考えただけでワクワクしてくる。





これはダメでしょ。。。








発売を延期してもらわなければ。。。
(ーー;)ダメ?





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BlueBlue
http://bluebluefishing.com/m/

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