【WGK report 】激シブの中のベストを

年末は恒例の地元への帰省釣行。

ジギングロッドと普段あまり使わない96のロッドを担いで羽田まで向かう道中のワクワクは、いつになっても変わりません。

今回は東京から釣り仲間のまこまこさんも2日間は宮崎での釣行に参戦ということもあって、昨年度とはまた違った楽しみがあるわけです♪

初日は第5慶門丸さんでのジギング。

12月の頭くらいまでは連日カンパチの好釣果が確認できていたのですが、年末になっては1人1本出せるかどうかの厳しい状況に一転…。

状況が良くないことを悔やんでも仕方がないので、シャローからディープまで、ハイピッチorスロー…想定されるあらゆる釣りを一式予想して、万全の準備をして出船に臨みます。

朝の冷え込みに黒潮が冷やされて湯気の立つ海面を見ると、暖かった今年ももう厳寒期を迎えていることを実感。

いろいろと話しながら準備をしていると、ポイントへ到着。

まずは、朝一勝負のシャローエリア。

昨年度のようなカンパチの連続ヒットを期待して、ジグをしゃくるも…むむむ！！　やっぱり前評判どおり一筋縄ではいかないか。

船長もいろんなエリアへ船を走らせて探し回ってくれているのですが、船中一向に魚からの反応を得られることなく、思った以上に状況は良くないようです。

バタッ！

そんな中、ベイトボールがフィッシュイーターに追われて縦に広がっている反応が。

必殺のウィークベイト110gを撃ち込んでやると、フォーリング時にラインがピタッ！…と。

ラインをつまんでいた右手でスプールを抑え、慌ててフッキング。

正直なところ、今晩の酒のつまみは普通に居酒屋メニューを覚悟していただけに、魚が釣れたことが嬉しいというより、安心という感じです(笑

50㎝くらいのハガツオさん。

スイカのような横縞模様と太刀魚のような鋭い歯が特徴的な、地元定番のジギングのターゲットです。

その後はひたすらに渋い時間が続いたのですが、再度シャローエリアへポイントを移動している中、どうにかカンパチ（小）をゲット。

眠けが刺してきたところだったので、良い目覚ましになりました…(笑

全く同じタイミングで、まこまこさんはオオニベをゲットゥ～！！

船中カンパチの群れにようやく遭遇したと思い一瞬の盛り上がりを見せたのですが、底モノだったのはご愛敬。

でも、これぞ宮崎って魚だし、良かった良かった！

その後はハガツオを1本追加した後、沖上がり。

船に乗った方の半数以上が坊主という悲惨な海況だったのですが、どうにか2人で肴をゲットできたというのは、出来る範囲でのベストな結果。

ほんとはもっと良い釣りしたかったのですが、贅沢は言えません(*_*;

その後は居酒屋に魚を持ち込んでのしばしのお楽しみタイム♪

ニベとハガツオとカンパチの豪華3種盛り。

これぞ釣り人だから食べられる魚。

昼の釣行を振り返りつつ、美味しい魚を食べて飲むのはサイコーの贅沢ですね！

せっかくなので、宮崎定番のチキン南蛮と

宮崎牛の串焼きなども頼みつつ、

ニベはシンプルな塩焼きでも頂いたのですが、ふっくらとした身を噛みしめるとジューシーな脂が染み出してきて、実に美味♪

贅沢な遊びですねぇ～…

次の日は午後から夕マズメにかけての時間でサーフ巡り。

ポイントは昔開拓していた離岸流がいくつも起こる実績のあるエリア。

一通りポイントを撃って回ったのですが、この日はノーバイト。