勝手にリスペクトルアー①

個人的に愛用しているルアーを紹介していこうと思います。





リスペクトルアー①はアルデンテ95S/ 70S。

バチ抜けシーバスでは定番のルアーだと思いますが‥

自分が住んでる新潟含め、バチ抜けパターンが確立されていない( 存在しないという意味ではない)地域では使われる機会が少ないルアーだと思います。

独特な形状だし、ウエイト軽めだし‥都会のルアーだ!田舎モンには必要ねぇ!とばかりに発売からしばらくは購入することはありませんでした。

そんな田舎モンが初めてアルデンテを使うきっかけになったのが内湾シャローでのサヨリパターンでのこと。

例年お盆過ぎころからエンピツサヨリが河川や河口周辺でよく見られるようになるのですが、絨毯になったサヨリを引っ掛けることなく、表層をゆっくり引けるルアーが欲しくなったわけです。

アルデンテと言えば、水面を引き波立てながら引いてこれるルアーという予備知識はあったのですが、使ってみるとその存在感も独特であることはすぐ分かりました。


水面引き波系のルアーと言えば、ウエイクベイトとか言われる派手に水をかき回すタイプや、シンキングだけど浮き上がって細かなローリングをするタイプ、フローティングだけどアクションを抑えたタイプ‥などいろんな種類が存在しますが。

アルデンテはこれらのルアーとは違って、水面引き波+スラロームアクションが特徴。

引き波系シンペンみたいなイメージでしょうか。

遠くから魚を寄せる訳ではないけど、スレにくい印象があります。

シーバスだけでなく、先日は川バスでも効果を発揮しました。





流れの脇からパシュッ!と飛び出して来たり。



トップで小型を連発して荒らした後、アルデンテに変えて40アップ!

ということでバチ抜け以外の状況でも釣れるルアーに違いないので、もう少し大きめサイズも欲しい‥

そう思い、他のルアーを改造して、アルデンテのアクションを再現出来ないか試したことがありました。




細かい話は割愛しますが、上の2つは一応スラローム+引き波を再現出来たもの。

一応というのは、アクションを再現出来るラインテンションの幅が狭くて、実用的レベルでは無いということ。

数種類のルアーを改造する中で気付いたのが、「浮き上がりが早い」ことと「水面を割らない」という相反する条件をクリアすることの難しさ。

極端な後方重心にすれば浮き上がりの良さは得られますが、ヘッドが水面を割るとスラロームアクションは出ない。

水面を割らない様に水平姿勢を意識した重心位置にすると浮き上がりが損なわれる。

そこで、ヘッドが水面を割らないためのV字の溝。

ベリーが効率よく水を捉えるために設けられた複雑なR形状。

これによって水平に近い姿勢でスローに水面をキープ出来る。

自分なりにですがアルデンテの独特な形状の持つ意味が理解出来たとき、バチ抜け専用みたいなイメージを越えてリスペクトルアーとなりました。

ということで何が言いたいかというと、大野さん、アイマさん、サイズ展開よろしくお願いしますw



※これから道具インプレの記事もあげていこうと思いますので、使用感等気になる方は質問頂ければ自分なりにお答えします。

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