龍宮城シーバス

  • ジャンル:釣行記
2/7、冬型が緩んで穏やかに晴れるという予報から、狙いを定めてシーバスジギングへ。本当は外房〜南房方面のブリ/ワラサを狙いたかったが、その辺りの漁船の情報はサッパリで、いくら天気が良くても渋い釣果が見えていて、数少ない釣行チャンスでは、シーバスのほうが確実だろうという判断だ。たしかにこの時期はブリ爆釣ということも無いようだが。

本日の潮汐は、7:30と19:00が満潮、13:00が干潮、高低差は130cmほどある中潮だ。狙いとしては朝から昼までの下げ潮時間で勝負を決めたいところだったが、とても朝の極寒の中、外出する気も起きないために、10:30ころのスタートとなった。当然、出艇が11:30ころ、ポイントについて本格的スタート時はもう潮止まりというマズイパターンとなってしまう。

そのためか、ポイントについても全く群れの反応が無い。釣り日和ということもあって、他にもカヤックが4-5艇ほどもいたが、あまり動きは無いようだ。まあ、天気も良く、風も無いので、持参のサーモスボトルに,木更津インター出てすぐのミニストップで購入した「マルチャン ガツ盛り優勝 豚骨醤油」カップラーメンにお湯を注いで,ランチタイムとする。うーむ、大して美味しくないが。。。あとで確認すると、Yahooラーメン特集でのランキングということらしいが、ネットの順位による判断は本当に難しい。昔、大井町の「のりや」というラーメン店が某サイトでナンバーワンで、毎日行列ができていたのでチャンスをみて食べに行くと、最悪の味で、初めてラーメンを食べ残した記憶が思い出される。

結局2時を過ぎても魚探の反応が薄く、あと30分でダメなら帰ろうと判断。岸よりの橋脚へ戻りながら反応を探ると、一番岸よりの大型橋脚周りで好反応が。典型的なシーバスの群れ反応だ。ジグを落とすと一発でヒット。しかしすぐにバレる。時間も無いし、北東風がドンドン上がってくる勢いなので、ここは効率よくいいサイズを仕留めなくてはならない。しばらく好反応でバラしを繰り返しつつも数匹を上げるが、すべて40センチ止まり。これならさっきまでいた深めの3本目にはもう少しいいサイズがいるかも?ということで急遽移動。本日そこでご一緒していたフォールディングカヤックの方へ聞くと、反応は出てきたがあまりサイズは良くないとのこと。この周辺であちこち探るも、あまり反応は良くない。これならさっきの場所で大型を粘ったほうが良さそうだ、ということでまた岸よりに戻る。かなりバタバタだ。結局、こちらのほうが反応は良く、少しづつだがサイズが良くなってきたので、最後までここで粘ることにする。

ジグは、40gシルバー、下にトリプルフックというものだったが、サイズアップとバレ防止のために、60gレインボーカラー+紐付けシングルフックに切り替える。紐付けは、スプリットリングでの接続よりジグ本体との遊びが多いため、バレにくいのでは無いかという理由で切り替えたものだ。狙いは当たりで、バレは一気に減る。しかし当たりに対してフッキングそのものが少ない気がするので、次回は上にもシングルフックをつけたほうが良さそうだ。

しばらく入れ食いが続いていると、先ほどのフォールディングカヤックの方がお帰りということ。現在入れ食いです、というと、お帰り前にジグを落とすと、小型サイズがすぐにかかったようだ。サイズはあっちのほう(3本目)のほうがいいですね、といお話しだった。しかし北東風が6-7mほどにもなってきて、さすがに手こぎで自由な釣りが難しいようで、そのあとお戻りになった。こちらもすぐ帰るつもりだったのだが、このお祭り状態でとても帰る気にはなれなかった。ちょっと反応が薄くなっても、場所を少し移動すれば群れがいるので、そこで落とせば確実にヒットした。アクションは、前回ヒットした、スローで50cmほど上下を繰り返しつつリトリーブ、というパターンは不発で、ごくゆっくりのタダ巻きか、フォール中でのヒット、の2パターンが良好だった。

4時頃になると小雨模様になり、極寒の状況になってきた。2月、この寒さではなかなか良い気分での釣りにはならないと感じた。水温は10度だった。

しかし、今日のポイントはなにより潮時、時合いだ。結局、上げ3分くらいにならないと群れが出てこなかったこと。また、ジグのフックは次回までに紐付けシングル上下付に切り替えること。ただし出艇良好気温として最低14度くらいの予報を判断基準としたい。
 

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