木更津シーバスジギング・シーズンピーク

  • ジャンル:釣行記
連日強風や雨で釣りに行けない週末が続く中、本日日曜日は明らかな凪が予想された。潮回りも9:50満潮で、17時まで1メートル以上引いてくる、まあまあ動く潮だ。

ゆっくり10時頃着を目指して家を出て、木更津駐車場に着いたあとに、魚探用電池を忘れたことを気づく。魚探が無いとどうしようもない。仕方なくもう一度アクアラインを往復する。昔だったら大損だが片道800円なので決断した次第だ。今度は車の中に空の予備電池ケースだけでもいれておくか。。。

結局、出艇は11:30ころになってしまう。風はまだ北より5mほど吹いているので、ちょっと波をかぶる覚悟は必要だ。でもこれ以上吹いてくることは無いだろう。早く凪ぎて欲しい限りだ。

まあ、焦らずに20分ほども漕げば着くので、すでに時合いにはなっていると思えるが、あきらめてゆっくりと進む。水温は10度ちょい。1本目のストラクチャーでは反応薄。2本目も反応が薄いので、結局大型ストラクチャーの3本目で粘ることにする。ここは少し反応がある。今日は北風なので、ストラクチャー南側が風波が弱く、そのあたりで粘りたいのだが、北側のほうが魚探反応が濃い。引き潮時は湾奥側に群れが溜まるのか?湾奥側は潮上では?とにかく群れを見付けたのでストラクチャー北東側で40g レインボージグを落とすと3投目ほどでヒット。この場所は若干風波が弱いので少し続ける。群れの上から落とせばポツポツとヒットするが、それほど濃い反応でもなく、食いも弱い感じなので、他のアングラーからの情報でスプーンを落としてみる。30gなのでちょっと落とすのがトロい。しかし今日は潮も速く、あまり効果が無いと判断し、3回ほど試すがギブアップ。代わりに40gピンクスロージグを落とす。こちらのほうが反応が良く、ガンガンとフォールで食ってくる。

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しかし今日は日曜日。調子良く上げていると、まもなく大型遊漁船がやってきて、爆音とともに自分がやっているそばで「はいどうぞ」と始まった。これはたまらんと別の空いている2番目のストラクチャーへ移動。しかしここはあまり反応が無く、少々粘るもダメだった。そうこうするうちに先ほどの遊漁船が去ったので、他の船が来る前にポイントへ戻る。エンジン音のプレッシャーが無くなれば、また群れが戻るはずだ。
先ほどと変わらず、ここの群れが一番濃く、とくにストラクチャー真北側にはかなり濃い反応が見られた。食い気も上がってきて、群れの上に落とせば100発100中で食ってくるようになる。効率とサイズアップを狙うため、ジグ60gに変更。今回は、上下にシングルフック1本ずつの装備だ。実際に試した結果、半分以上が上針にかかってきた。シーバスでも上針アシストフックは必須だと分かる。

途中から数えるのを止めたが、オートリリース含め、20本ほど上がっただろうか。60センチクラスが混ざってくるようになり、前回よりサイズアップしている。これから4月前半までがチャンスだろう。

帰りに、パドルの先のロックが外れて海中に落ちるというアクシデントが発生。しかし水深50cmの干潮の海底だったので、必死に網ですくう。何かの拍子でロックが外れたのだろうが、沖だったら確実にアウトだった。

さらなる苦労。春の干潮のため、岸まで数百メートルというところでもうボトムが海底にこすり、仕方なくホイールを付けて引っ張ることにする。海水は朝ほど冷水ではなくなっているのでそれほど冷たくは無くなっていたが、泥混じりの砂地は足やタイヤが沈み込み、非常に引っ張りにくい。疲れた体には堪える。

そこに、日の入りをニコンで撮影する漁師が声をかけてきた。「貝とりか?」干潮時に砂浜で何かを引っ張って帰ってくるので、てっきり貝の密漁かと思ったようだ。「釣りです」というと、なんだ、という感じで、こんなとこで船引っ張んないで、あっちのほうにいきゃいい、と北の船溜を指さして言った。使っていいんですか、と聞くと、当たり前だ、俺は漁師だから間違い無い、と言っていた。本当だろうか?
 

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