ご無沙汰しとります。


今月はほんとあっという間に過ぎてしまった。

先日NAOU君から入ったLINEのメッセ。

「最近現れませんね」


気づけば11月も残すところあと一週間。

タイドグラフを見ても思うようなタイミングに出れず、正直釣りから少し離れておりました。

ソル友の皆さんにコメントもなかなかできず、申し訳ございません m(_ _)m



そんな中、とある平日。

仕事が一区切り・・・
というよりいったん仕切り直しというのが正解か。

突然のピンチヒッターで突っ走ってきたプロジェクトだったけど、ひとつ大きな壁にぶちあたっていた。

本来何をすべきだったのか、求められているものはなんだったのか、やる意味はほんとにあるのか、ずっと疑問だった。

いやなんか違うな。
このやり方じゃあ大事なことを取りこぼしかねない。

ここは勇気を持って立ち止まり、原点に立ち返るのも時には大切。
まずはみんなのベクトルを揃えようと。

この日はこれ以上考えても進まないと判断。

早々と仕事を切り上げ、会社を飛び出した。



向かった先は離島。

一ヶ月前に訪れた場所とは反対側へ。


（写真は西港）


平日というのに誰にも告げず、しかし特別な高揚感もなく自分でも不思議だった。

とにかくリセットしたかったんだと思う。


夕マズメには間に合わなかったが、当日は風もなく東港から海岸沿いではなく山を越えた。

ひしめき合うように民家が立ち並ぶ小道は情緒にあふれ、昼間ならまた違った趣きがあるのだろうと、そんなことを思いながらGoogleMapを頼りに、二年ぶりとなる久淵港へ向かった。




潮周りに反してアングラーはほとんどいない。
引き上げる餌師とすれ違ったくらい。

このエリア全体を、ほぼ貸し切り状態ってのもさみしいもんだ。


テトラつたいに移動しながら潮目を頼りに撃っていくが、ベイトにすら触らない。


地形変化に期待できる場所まで移動した時には、すでに８時を回っていた。

いつの間にか西よりの風が吹きはじめ、沖が怪しくなってきた。

案の定そんな時のパイロットルアーであるバイブを怪しいあたりにフルキャスト。
ゴツゴツとベイトの背中に掛かるような感触が伝わる。

コノシロだ・・・www

やっと自分自身にスイッチが入った瞬間だった。

扇状にキャストしてみると、あまり群れは大きくないが狭い範囲に固まっている。


沖でザザザーッと波立つ様子は追われているに違いない。

レンジも深くなさそうなので、ミノーに変えてキャストしてみると、さっそくコノシロが掛かりだした。

すると一際強い引きにロッドが絞り込まれた。

しかしこれは外れてしまったが、弱り切ったコノシロを見る限りシーバスに喰われた可能性が高い。

集中しろ、集中しろと自分自身に言い聞かせる。

ランカー釣るなら今年はもうチャンスが無いかもしれない。


ルアーはヒサさんから昨年託されたZBLシステムミノー139F。

場所を変え、ルアーを変え、通す角度も変えて見たり、コノシロの群れのエッジを意識してみたりするも反応無く。

そのコノシロも次第に触らなくなってしまった。
周囲を探るも見つからない。

ここでタイムアップ。


確かに鱸はいた。

喰わせることはできなかったが、来て良かったと思えた。

白波を切りながら師崎に向かう船から最敬礼。


先週の潮周りも出れる状況ではなく、追い打ちをかけるように、長年釣りをともにしてきた愛車が絶不調で現在代車生活・・・orz

そんな時は店を広げて、ボックスの整理でもしてみるかと www




こうしてみると、ミノーだらけ。
それもリップレスがほとんどを占めている。

ある意味偏食してるのか？
釣りのスタイルもすっかりマンネリ化。

もう少し活躍させるはずだったルアーが、ボックスの肥やしになってる。

12月はさらに行事ごとで身動き取りづらいだろなあ。



でも一つだけイイニュースが入ったんで、来年の釣りに向けて楽しみが増えたかな。

これについてはまた機会があれば。


そういや、取引先の方がインフル掛かったらしいので、これからの時期は気をつけたいもんです。