私がシーバスのウェーディングゲームを始めたのは約10年前。

当時は横浜に住んでました。
（今でも実家は横浜）


県境の河川でデビューしたわけですが、当時出入りしていた釣具店で知り合った、ベテランアングラー２人と親しくなり、一緒に行動するようになりました。


どんな人かと言うと…現代的なアングラーとはお世辞にも言えず、一言で言うと…


『コッテコテのプラッガー！』


はっきり言って釣り方や釣れるポイントなんて何も教えてはくれませんでした（爆）


でも釣りに対する姿勢やマナーは嫌という程教わりました。


ここでいくつか僕の心に残ってる名言？をご紹介します。


■レンジキープはルアーに任せるんじゃなくて自分で積極的に操作するもの。

■ルアーって『巻く』もんじゃなくて、自由な発想で『引く』もんなんだよ。

■沢山のルアーを持ち込むより、少ないルアーで沢山の仕事が出来なきゃ。

■そんなに魚釣りたいなら餌で釣れば良いじゃん！ １本釣るためのプロセスを大事にしなよ。


などなど（笑）


特に最後の言葉が引き金となり、ハンドメイドルアーの世界に入りました。


でも当時釣りたい盛りの僕には、言ってる意味がほとんど理解出来ずに、ふてくされたことも数知れず（笑）


でも真っ白な時に教わったことって頭に残ってるんですよね（笑）（ある意味洗脳？）


その後経験を積むことによって『あの時のあの話はこれだったのかぁ』


…と納得することも多々あり（笑）


何にせよ、その時の教えが今の自分のスタイルのベースになってます。


…で一昨年、約６年ぶりに一緒に釣りに行き、同じ目線で釣りが出来るかと、自信満々で行きましたが…


状況判断、ルアー操作、もちろん釣果も、全く歯が立ちませんでした（爆）


何というか、同じ場所に居て僕に見えない世界が確実に見えてるんですよね。


まだまだフリーザとギニュー特戦隊ぐらいの差があったことが妙に嬉しくて、また数年後に一手お願いしようかと思いました♪


まだまだ全然追いつける気がしませんし、どうすれば追いつけるのかもわかりませんが、僕に出来るのは、もっともっと、頭をフルに使って、フィールドに出ないとですね。


もちろん、仕置屋に必要不可欠な数々のハンドメイドルアーと一緒にです♪


な～んて東西線の中で思い出しながら書いてみました（笑）