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【全ての釣り人へ】実際落水するとどうなるの?



 


 
落水

 
釣りをしている方なら一度は聞いたことのある単語かと思います。

脚を滑らせたり、バランスを崩したり、波にさらわれたり。
様々な理由はありますが、ひやっとした経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?

日々様々なメーカーさんやメディア、ブログなどで啓発がされていますが、実際釣り場に出てみると装着率は低いのが現状です。


 
邪魔

泳げるから大丈夫

陸で柵がある場所だから落ちるはずがない

あんな浅い場所でおぼれるはずがない

地形は知り尽くしているので大丈夫



過去、装着しない方々から様々な理由を聞いてきました。

なぜ、各メーカーやメディア、個人の方々が口酸っぱくライフジャケットの装着を呼びかけるのでしょうか?

それは

 
釣りは常に死と隣り合わせ

であるからです。

 
 

釣り中に起こりうる事故とは?


さて、『釣り人の事故』ときいて皆さんはどのような状況が思いつくでしょうか?

突然の大波にさらわれた。悪天候による急激な増水。
こういった、自然や天気の影響を想像する方も多いでしょう。
 
実際は
 

★釣り中の事故の7割以上が【海中転落】である。
【防波堤・岸壁】といった、比較的整備された場所で発生している。

 
 

★2割は【帰還不能】
理由としては
・ウェーディング中に潮位が上がり戻れなくなった。
・流れが速く戻れなくなった など

 

とされています。

平らな陸上ですら、時々足を取られたり転倒してしまったりするのが人間です。
そして、楽しいことや集中していることがあると他に対する注意力が散漫してしまうこともあります。


そんな人間が集中力が切れ転倒した場合、事故に直結するかもしれません。


 



 

実際、落水したらどうなるの?


 

2019年12月、寒空の中、パズデザインさんと合同で

 
実際に落水して確かめて見よう!!

 
という企画が実行されました。

そこで主に確かめられたのは
・ライフジャケットの種類
・各種メリットとデメリット
・やってはいけないこと



ここからは、実際に落ちてみてどうだったのか。をメインに、動画では説明しきれていない事をお伝えできればと思います。




 

自動膨張式ライフジャケットの実用性



陸っぱりアングラーには何かと利便性の高い自動膨張式のライフジャケット。
ボンベに付属したセンサーが水を感知すると、自動で浮き輪が膨張し浮力を確保するタイプです。


 


実際落水してみると

 


3秒ほどで

 

このように浮き上がってきます。


★落水時の解説
体感としては、落水直後に膨張し浮力を確保してくれる。
・顔を強制的に上へと浮かばされるので、呼吸の確保はしやすい。



浮力体が元々付いたタイプに比べて軽くコンパクトに携帯出来るので、ランガンスタイルの方にもオススメできます。


※自動膨張タイプは、種類により装着方法が違います。間違った装着方法をすると正常に作動しない場合がありますので、メーカー指定の装着を厳守して下さい。





 

実際に落水してみて ウェーダーのみ着用の実例



次はこちら。
ウェーダーのみで転倒したパターンでの実験です。

正直、これは釣り中に絶対なりたくない状況でした。
それはなぜか?

 
この装備で落水・転倒した場合、命を落とす可能性が高いと感じたからです。

私は小さい頃から水泳を習っており、多少は泳げるつもりでした。
しかし、この装備は『泳ぐ』こと自体が不可能に近くなります。



★この状況で起きたこと
・足にウェーダーがまとわりつき、関節はまともに動かせない。
完全に上下逆さまにひっくり返るわけではない。しかし足先に溜まった空気でバランスが崩れ、呼吸の確保は難しい。
 

落ち方によっては落水転倒段階で足先の空気が抜け、多少は浮力が確保できることもありました。


しかし
落水・転倒というのは冷静な判断が出来る状況で発生するとは限りません。
通常時は大丈夫でも、落水のパニックや怪我等をした場合、とてもその浮力に頼れるとは思えません。


この状況を防ぐために必要な物が【ライフジャケット】なんです。



 

実際に落水してみて ウェーダー+ライジャケ



さて、ウェーダーのみ着用の場合の危険性はおわかりいただけたかと思います。

その危険性を少しでもなくすために【必ず付けなくてはならない装備】がライフジャケットです。


先程のウェーダーだけの装備にライフジャケットを着けると…

 

このように頭が完全に浮き上がりますので、呼吸の確保はしやすくなりました。

異常事態で一番やってはいけないことがパニック状態になる事です。呼吸が確保できれば多少は落ち着き状況判断が出来るので、その為にもライフジャケットは必要不可欠と言えます。




※注意事項


・股紐付きベストの股紐をきちんと通さない
・ベストがキツイからと、ゆるゆるで装着する


その状態で実際に落水すると…
 

こうなります(汗)
 

このようになるとライフジャケットは完全に胴体から離れ、顔の周りに張り付く形となりました。


もはや、ライフジャケットとして意味をなしていません。
この状態、息は出来なく周りの状態も確認できない最悪な状況となり内心焦っていました。

メーカー推奨の正しい装着方法が必要不可欠だと改めて実感した一幕です。







 
| まとめ


実際に落水する機会はそうそうある物ではありません。
その為、ライフジャケットに資金を回さず竿やリール・ルアー類などに優先的にお金をかけている方も少なくありません。

危険性がイメージしづらい問題ですが、『もしも』の時はいつ訪れるかは分かりません。
その『もしも』のとき、生存率を上げてくれるのがライフジャケットです。

 

釣りは楽しい遊びですが、それを悲しい物に変えない為には皆様のご協力が不可欠です。

この動画をきっかけに、ライフジャケットを装着する方が少しでも増えることを願っています。

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