UVレジンでルアーを作る。シーバス用シンキングペンシル(90mm)編

今回は型取りをしてレジンを流しシーバス用のルアー(シンキングペンシル)を作ります。
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まずはテストとして小さいルアー(自作5cmルアー)から型取りをしてみます。 

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 【おゆまる】をエンボスヒーターで暖め、柔らかくなったところでルアーを押し当て型取り


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0.9mmのステンレス構造線を乗せて貼り合わせました。
思ったより細部まで型取り出来る事がわかりましたが、ルアーの形をした物から型を採ろうとすると左右のセンターが上手く出せず、上手くいかないので型取り用にモックを作ります。

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左側のルアーは5〜6年前に桐から作った100mmのシンペンでメモリアルな魚を釣れてきてくれたので殿堂入りさせた思い入れあるルアーなのです、今回はこのルアーのサイズダウン版を作ります。



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型取り用なので加工のしやすいMDFから切り出し、顔も彫りました。

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【おゆまる】をエンボスヒーターで暖めるので木製の枠を組み


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5mmのスリットを四ヶ所設けます

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暖めた【おゆまる】をモックが隠れない程度にモックの厚み分まで周りに敷き詰めてギュッっと軽く押します。
再度エンボスヒーターで【おゆまる】を暖めて
、今度はモックが隠れるように【おゆまる】を
詰めて平らな板を押し当てます。

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モックの木肌に【おゆまる】が喰い付かない様、予めモック表面をUVレジンでコーティングしています。


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型取完了、はみ出る【おゆまる】の逃げ道(スリット)を確保しておくと良いかと思います。

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左右それぞれ型取り完了

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型にレジンを流してライトを照射、硬化後取出し、0.9mmステンレスで構造線を作り、貼り合わせ。ウエイト有無のふた通り作ります。

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最右:ガン玉3B×1のウエイトバージョン
左から2番目:ウエイト無しバージョン

それにしても、気泡がひどいw



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今回、90mmシンペンひとつを作るのに要したレジンの量はおおよそ13g程
型取りしてルアーを作るのであれば、もう少し小さいルアーの方がコストパフォーマンスが良さそうです、バチ用のシンペンを作るのには丁度良いと思いますが、今からだと・・・間に合わないですw

では!
 

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