年の瀬も迫ってきました。

あっという間の2020年、歳を追うごとに1年が早く感じてきます。

コロナ、コロナで混乱した1年でしたが、無事にこうしてログを書いていられるのは幸せな事ではないかと思います。

さて、fimoからのお題目、ベストフィッシュ2020。

せっかくなので1年の締めとして思い巡らせてみる事にしました。

2020年に釣った魚種を思い返してみると以下の通り。

・シーバス
・ヒラメ
・エイ
・タコ
・アジ
・メバル
・ワカシ
・タチウオ

とまぁこんな所（タコは魚ではないですが...）。

これまでシーバスを主として釣りをしてきましたが、釣友が増えた事によりライトゲームも始めてみたり、釣りの幅が大きく広がった一年でした。

対処魚が増えた中で、果たしてベストフィッシュとは何かを考えてみたんですが、圧倒的に「初めてのランカーシーバス」という結論になりました。


＜写真再掲。今こうして思い出しても良い魚だったと思う＞

初めてのランカーであること、秋のデーゲームであったこと、ドラグが止まらず慌てふためいたこと、自分なりに考えたアプローチの結果であったこと———

選出した要素は様々あるのですが、印象として残っているのは以下の2つの事でした。

■この魚から沢山の事を教わった

釣り歴が短い私はまだまだ発展途上。その道半ばでこの魚を手にして多くの教訓を得ました。ラインシステムしかり、竿の強さしかり、ドラグの強さ、針の強度等々、この釣果から得られた経験がその後の釣りに多く活かされています。

それはシーバスだけではなく、アジやメバルのライトゲーム、大型青物狙い（釣れてませんが...）にまで役立っています。

針の強さがこうだから、ドラグはこう、ラインはこれ、限界はこの辺り、といった感じで、今まで何となくしか考えられていなかったタックルバランスが飛躍的に向上しました。

自身のレベルを大きく上げてくれた、価値ある１匹であったと思えます。

■手足の震えが止まらなかった

私はセイゴやフッコでも十分に喜べる得な性格です。だって、1匹は1匹だからね。そう考えられた方が釣りは面白いとも考えています。

ただ、この魚を釣り上げた時は、初めてシーバスを釣った時と近しい感覚を得ました。

思いっきり慌てて、混乱して、手足が震えて...

目の前にある魚が信じられない、あの感動って一ヶ月経っても、二ヶ月経っても、一年経っても思い出してニヤけられる、そんな出会いだと思っています。

スマートにやれないのは私の臆病な性格故なのかもしれませんが、来年もまた、こうした魚に出会いたいと想像してはニヤけてしまう、記憶に残る１匹でした。


末筆ですが、2020年にお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。へっぽこアングラーの私が楽しく釣りをする事が出来たのは、支えて頂いた仲間の存在があったからに他なりません。

混乱した一年ではありましたが、来たる2021年が皆さまにとって素敵な年になるようお祈り申し上げます。

来年も、良い魚に出会いましょう。


オツカレサマでした....ヾ(´ー｀)