平成26年7月23日

午後7時30分から9時までの1時間半、鶴見川へ行って参りました


水面は一昨日と変わらず濁りが強くゴミも多い


まだ豪雨の影響が残っている様子


流れが速くなる今週末までは、この状況が続くかもしれない



一昨日と同じく、いつもの河口部よりも少し上流へ


ただ、既にナイトに突入している事もあり、まずはスーサンをトップバッターに指名


橋の明暗部を中心に何投かしてみるもののアタリ無し


前回の釣りで絶好調だったアーダ86にもアタリ無し


ハニートラップ70でカッ飛ばしてみてもアタリ無し



レンジの問題？

ポイントの問題？


全く反応がありません


結局、最初のスーサンに戻す



トゥイッチを入れつつ引いてくると・・・




グッグッグッ！




来た～！！



かなりの手応えで、ドラグはジージー鳴りっぱなし



「こ、これは・・・もしやランカー！？」




ラインを3m巻き取ったら3m出ていくといった攻防が続く




絶対バレるな！
絶対バレるな！
絶対バレるな！



もの凄いプレッシャー



ところが・・・

水面近くに上がってきても、全くエラ洗いをしない



「これは・・・恋！？　　いや、鯉！？」



明らかにシーバスの引きではないと確信し、魚が水面に上がってきた時にライトで照らしてみる



頭が丸いぃぃぃぃぃぃっ！





そう、ボラ君でありました




その時、私の脳内では方針の転換が始まった



絶対バレろ！
絶対バレろ！
絶対バレろ！




徹底的にラインを緩め、バーブレスフックのバラシ効果に期待

しかし、バレない・・・




今度はラインを張った状態から、急激に緩めてみる

ところがどっこい、バレない・・・



バレてほしくない時はバレるのに、バレてほしい時はバレない



ふっ

人生なんて、そんなものよ　(－_－)



嫌々、ランディングをする (－_－)



そして一応、サイズを計測



あっ、そうだ

メジャーが無かった


どーせだから、fimoのメジャーでも買うかな・・・





約53cm (午後8時10分)

ルアー　邪道・スーサン (ピンクバックイワシカラー)




使いたくなかった・・・


ボラにネットは使いたくなかった・・・



だって、臭くなるんだも～ん (＾＾；)




家でボラの為にネットを洗っている自分の情けない姿を想像する


ああ、ご先祖様に顔向けできないっ！



ボラなんて・・・

ボラなんて・・・




その時！！



なんと、ボラ君が暴れだしたのであった



私の心を読んだのであろうか？




そしてボラ君、メジャー代わりにしていたロッドに体当たり




「ギャーーーーーー！」




グリップだけはヤメてけろ！


ボラ臭さがこびりついてしまう～！




もはや、ボラ君による嫌がらせ以外のなにものでもない (－_－)



あまりに私がボラを嫌悪するので、水中に居た仲間が釣り上げられたボラ君にテレパシーか何かで指令を出したに違いない


「やれ！」・・・と



何だか、だんだん自分にも水中のボラたちの主張が聞こえてくる気がした



ボラA 「差別だ～！」

ボラB 「ヘイトスピーチだ～！」

ボラC 「謝罪と賠償を求ム！」

ボラD 「この排外・・・排ボラ主義者め！」




ふぅ・・・


ここ数日は寝不足が続いていたせいか空耳が多くなっている様です



しっかり睡眠を取らなくては





さて、ここで疑問が1つ


ボラ君を釣り上げた人は、その後ネットをどうしているのだろう？



自分の場合、背中に背負いたくはないし腰にぶら下げたくもない



そこで秘密兵器の登場






いわゆる「ゴミ袋」というやつです


私のネットのサイズは65×50cm


45リットルのゴミ袋がちょうどいい大きさ



これならボラを釣り上げた後でも、背中に背負うなり腰にぶら下げるなり全く問題無し



とはいえ、洗う作業は残される


何か楽で良い方法は無いものか・・・




結局この日、シーバスには出会えませんでした



ボラ君1匹のみ



しかも釣り上げるまでのファイトより、釣り上げた後の陸でのファイトの方が痛烈でしたけど



ボラ君の最終奥義「ロッドアタック」


以後は気をつけよう・・・





釣行時間　1.5時間

釣果　挑戦的なボラ×1