刻印に込められた思い

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昨今のルアーはデータを元に設計されて高性能でアクションもいー、塗装もリアルで魚達にとってきっと魅力的に見えているはずだ。

ただ似たものが多く、意外と近い続けていく名品ルアーは然程多くはないように思える。

方や、昭和生まれの欧州製のスプーンには、今どきのルアーにはない味がある。

決して完成度が高いとは言えないモノも多い。
塗装がズレていたり、リアルさは皆無である。

想像するに、魚達が見たこともないキラキラする、変な動きをするヤツになぜか喰いついてしまう…

そんな意味で魅力的なデザインだったり、アクションをカタチにしたのではないかと勝手に分析してみた。

ただ、スウェーデンやノルウェーなどの歴史あるメーカーは自信の現れなのか、思いやこだわりなのか、塗装やアクション以上に”力”が込められているのがブランドロゴの刻印である。

湾曲加工する前に打ったのか、加工後に打ったのか、こんなバカらしいことを考えてる釣りバカは自分だけじゃないと思うのだが…

しかし、この刻印こそが連絡に名を残すブランディングなのかも知れない。
だからこそ今だに支持されているのかも知れない。

最近の日本のスプーンの刻印にも同じ傾向が見受けられる。
これからも幾たびかの釣りブームが訪れては冷めることが繰り返されると思うが、数十年後に同じ感覚でスプーンを眺められることを秘めて行こうと思い鱒。

これらの名品達をロストしないように正確なキャストテクニックを鍛えながら、投げ続けて行かねばならん。

今年も渓流に投げ込んでヤマメをビックリさせてやろー!



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