やっと初釣りに行くことができることになり、今年の初釣りは久しぶりにワカサギ釣りで幸先の良いスタートを切るつもりで挑んだ。がしかし、当たりを感じることもなく丸坊主という無惨な結果となってしまった。

ワカサギ釣りをするのは実に久しぶりで、山上湖ならではの吹きっ晒しの風を感じることもでき、初心者気分でとても新鮮に感じた。
言い訳じみた話はよしとして、次こそは鈴なりの釣果を楽しみたいものだ。

ワカサギは本来、太平洋側は関東以北・日本海側は中国地方以北のはずが、他の魚種放流に混在して移入された個体が繁殖したケースと意図的に営利目的で養殖放流されたケースがあると想像できる。
生態系に何らかの影響はないとは言えないだろうが、魚食性外来種ほどではないのではないだろーか…
逆に魚食性外来種の捕食対象になるだろーから、固有種が食い荒らされなくて済む防衛策に一役かっているようにも思える。

さて、九州でワカサギを釣るのは、氷に穴を開けて…というのとはかけ離れていて、湖岸からの投げ釣りかボートからの脈釣りだが、今日行ったダムはボート禁止なんで、湖岸からの投げ釣りである。

時折強く吹く風が湖面を揺らし、ウキの動きが見えにくいこともあるが、回遊はしているようだ。
他にワカサギ狙いに来ていたベテラン釣り師に釣果を聞いてみたら、ちょつと間が空いて「ぼちぼちやな〜」というなんとなく見栄を含んだ返答だった。
不満気味に感じたが数は少ないだろーが、クーラーの中をしげしげと眺めていた。実に御満悦な笑みを浮かべていた。

今回の釣果に合わせて、せっかくオーバーホールしたオールドスピニングとウエダのロッドの組み合わせをチョイスして行ったがワカサギを誘い込むことはできなかった。
しかし、ワカサギのシーズンはこれからだ！
きっと汚名挽回して”現場 de から揚げ”を堪能したいものだ。
関根さんから嬉しい情報をもらったんで、必ずやリベンジを果たしたい‼︎

坊主上がりの釣り具の手入れは虚しさこそあるが水面で揺れるウキを思い浮かべながらの夜は嫌いではない。
次回は必ずいいログが書けることを一つの目標にしようと思う。