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織愛
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▼ たまわりもの
- ジャンル:釣行記
ご無沙汰しております。
諸事情により、暫し地下に潜っておりました。
・・・嘘です。
北陸から帰京すると共に、1年半近くのお休みを終え
ようやく職場復帰を果たし、少々息切れ気味でした。
リストラも行われたというのに、私の席を守ってくれていた会社に感謝。
理解ある上司と同僚に恵まれて、ありがたや。
「お勤めリズム」に馴染むのには、もう少し時間がかかりそうですが
ぼちぼち、ゆるりといこうと思います。
それにしても、お仕事をしていると、1週間ってあっという間。
北陸FSが、もう3週間も前のことだなんて。
金沢では今、八重桜が満開だとか。
FS閉幕後。
North Craftテスターの皆様に
という個性豊かな面々と夜の金沢へ。
非常に熱くて真面目な釣り話から
どこに着地するとも知れぬゆるい面白話まで。
殆どの方が初対面とは思えない盛り上がり。
その頃、North Craftの御大は
救援物資を南相馬へと輸送中。
そんな熱いボスだからこそ
こんなに熱い人々が集うのでしょう。
スタンス、考えはそれぞれなれど
釣りへの真摯な思いはきっと皆同じ。
何かに真摯に向き合うということは
己に対して、真っ直ぐに、誠実でいるということ。
それは、実はとても難しくて
時には誤解されたり、誹謗されたり。
Honesty is such a lonely word
Honesty is hardly ever heard
なのだから。
容易な道ではないけれど、
だからこそ、それを貫いた時には
当人だけが触れられて
当人だけが理解できる
至宝に至るのではないかと。
きっと、それは天からの賜り物。
FSの翌週。
何とも幸運なことに、憧れのサクラマス釣行に
同行させて頂けることに。
ところが、聖地・九頭竜川は気温上昇と前日からの雨で
見事なまでの濁流へと変貌を遂げ…。
そこで、少々北上して、某所を急襲。
ご挨拶が出来れば、くらいに思っていたのだけれど
気が付けば、2週続けて金沢の土を踏むことに。

この後姿は?
お二人とも、念願のサクラマス釣行。
その場にご一緒させて頂けるとは、何とも光栄な。
震災後の三週間、怒涛の日々を過ごされた
北陸FS実行委員長・北出さん、
解禁と共に、心は北へ飛んでいた浅川さん。
北出さんの本拠地は加賀ではありますが、
金沢でも、さすがの『北陸のドン』っぷり。
名ガイドに導かれるままに
金沢の深い魔界を垣間見た数時間後。
水面輝く美しい朝。

こんな街中で?と驚きながら
七分咲きの桜に彩られた川のほとりで
無心にロッドを振り続けていると、
春の朗らかな陽気に溶けていくよう。
地元アングラーさんが立ち並び、
その後ろを走り抜ける人、散歩する人。
富山の夜、ホタルイカ掬いに興じる人々の記憶も新しい中、
穏やかで明るさに満ちた人の営みに再び触れて
ほんわりとした温かさに満たされていく心地。
釣りが出来る、そのことが既にgiftなのだなぁ
なんて考えていたら、もっと大きなgiftが待ち受けていました。
日もすっかり昇り、暖かな春の日差しに
眠気誘われそうになる頃。
地元アングラーさん一押しポイントから、鋭い声が。
振り向くと、北出さんのロッドが弧を描いている。
きらきらの、ぴかぴかの
本当に美しい、サクラマス。
あいにく、私の携帯バッテリーはここで成仏。
見事な魚体と、極上の笑顔は
どうぞ北出さんのログで。
自ら道を切り開いた人へ
この上ない、最高のgift
桜の季節に、ほんのり桜色を纏って
海から戻ってくるサクラマス。
元より特別で、簡単には出会えないサカナなのに
さらに特別な、喜びの賜り物。
初めてのサクラマス釣行で出会ったそんな一匹は
私にとっても、かけがえのないgift.
釣りの神様は、やっぱり、きっと粋な方。
もう2ヵ月も前になる、誕生日。
ボートと陸っぱり、2回も釣りに出られただけでも
十二分に有難いことなのに。
どちらの釣りでも、シーバスさんに出会えたし。


陸っぱりでは、2年前の誕生日プレゼント、
友人お手製のルアーで何匹もGET。

なかなかぴったりのシーンに巡り合わず
入魂できずに月日が流れていただけに
『釣れてくれてありがとう』
『釣らせてくれてありがとう』
と感謝いっぱい。
実はかなり嬉しかったり。
笑顔が物語ってますでしょ?
そうやって考えると、今日の雨も
giftと言うべきかもしれません。
giftと言うべきかもしれません。
愛するアランチャ号とお別れする為に
荒天の中、片道90分の藤沢へ。
決して良い状態とは言えないアランチャ号が
部品を外した後、廃車にされるのではと心配すると
業者さんは
『バイクが可哀想だから、絶対に廃車にはしません』
と力強く請け負ってくれました。
乗れないまま、潮風に侵されていくに任せているよりも
整備されて、新しいオーナーさんに可愛がってもらえる方が
アランチャだって、ずっと幸せな筈。
そう思ってはいても、別れはやっぱり辛くって
運ばれていく姿を涙で見送っていたら

艶やかに雨に濡れる八重桜に出会いました。

晴れればバイク日和なこの季節の週末。
別れの涙雨だなんて、嘆いていたけれど、
気持ち良さげに走るライダーに出会わずに済んだのは
この天気のおかげなのだとすると、
これはむしろ優しく暖かい雨なのかも。
これはむしろ優しく暖かい雨なのかも。
雨に濡れたアランチャが、優しく整備されている様を思うと
大切に乗り続けられなかった自分の不甲斐なさと
アランチャの幸せな未来への希望とが入り混じって
泣き笑いの変顔にまた涙が零れます。
こんな時に一人でいられるのも
またgiftなのだと、思いましょう。
アランチャにも、再び風を切るという
素敵なgiftが授けられますように。
今夜だけは、ちょびっと泣かせてね。
今夜だけは、ちょびっと泣かせてね。
- 2011年4月23日
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